

【編集後記】
世界中の主要都市の不動産が暴落しているというのに日本の不動産業界は間違いなくバブルへの道を歩んでいるようで、人間は懲りない生き物だなと思っているところに、高所得貧乏状態が水面化で増え続けているということを知りました。
貯金がないということは、今後の物価高には対応できないということであり、これは低所得者層が置かれている状況となんら変わらないということだと思いますが、高所得貧乏状態にいる人の方が状況は良くないと思います。
それは、世間体があるので生活の質を落とせないというジレンマが待っているからです。
自分は貧乏だと認識しており、生き抜くためならなんでもしなくてはいけないと腹を括っている人の方がどれだけ強いか。何も持たない私などは、最強かもしれない。
いずれにしても、今年大きなよろしくないことが起きますね。
多くの人が目に映るものばかりを追いすぎて、危険な香りに対して無警戒になっていると思います。
こんなこと言ってはなんだけど、昭和の時代はよかったな・・・。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画では、高所得貧乏ということについて触れていきたいと思います。
この言葉は10年ほど前から言われていた言葉ですが、みなさんはお聞きになったことはあるでしょうか。
どういう意味かというと、年収1000万円あるのに貯蓄がほぼないという人の状態のことを指すわけですが、また近頃スポットを浴びることになったというわけです。
今現在、生活困窮者として生きているかたにとっては、羨ましい限りの年収でありながら貧乏しているということは理解しづらいかも知れませんが、ある意味生活困窮者よりも精神的にキツイかもしれません。
そして今後の世界情勢の影響によって高所得貧乏者が増加して社会問題にも発展しそうな状況になっています。
そこで今回の動画では、
1)高所得貧乏ってどんなものか
2)なにが原因で起きているのか
3)今後どうなっていくのか
4)私たち庶民はどうすればいいか
という流れで話を進めていきたいと思います。
それにしても年収1000万円あっても貧乏するという生活とはどのようなものなのでしょうか。
特にギャンブルにつぎ込んでそうなっているということではなさそうですから、生き方としてとても参考になるかもしれません。
また、これだけの年収があったとしても都内で済むにはギリギリだということもできるし、その異常さが際立つと共に、世界レベルで進められているグレートリセットに対してどんな対策をしていけばよいか、自分達の人生をどう生きたら良いかを考えるきっかけになればと思います。
ぜひ最後までご視聴ください。
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さて、高所得貧乏という言葉はインパクトがありますが、低所得貧乏とどちらがいいのかと考えてしまいますよね。
母子家庭の2世帯に1世帯が、そして日本人の6人に1人が相対的貧困になっているというのに年収1000万円もあって貧乏とはどういうことなのでしょうか。
ちなみに相対的貧困というのは年収127万円以下で生活している状態を指しています。
高所得貧乏というのは、年収で1000万円もありながら貯蓄が全くない人を指す言葉だそうです。
貯蓄がないということは、使い切ってしまっているという状態ということで、今以上に物価高騰の煽りを受けるということにおいては、一般的な庶民と同じかも知れません。
では、この高所得貧乏に該当するかたはどのくらいいるのでしょうか。
このデータは金融広報中央委員会の令和3年「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によって明らかになっているデータとなります。
それによると、金融資産を保有していない、貯蓄ゼロ世帯が10.8%、100万円未満が4.0%、100万から200万円未満が4.8%となっており、貯蓄が200万円未満の世帯の合計は19.6%になります。
ということは年収1000万円から1200万円未満の世帯の約2割が、貯蓄が200万円に満たないという結果になるのですが、さらに驚きなのは、各年収別にみる貯蓄100万円未満の割合の推移です。
令和3年での年収1000万円から1200万円世帯のうち、4.5%が貯蓄100万円未満の世帯であることが分かりました。
全体で見ると貯蓄100万円未満世帯の割合は、1200万円以上の世帯2.3%に次いで低い水準となってはいますが、その増加率はすごいことになっています。
令和2年との比較で考えると、その伸び率は前年比で114%以上にもなります。
この結果は、前年比129.4%の伸びを見せた年収300万円未満の世帯に次いで、貯蓄100万円未満の世帯数が増加していることを示しており、これは貯蓄額が減った結果100万円未満の世帯数の増加になってしまった可能性が高いと思います。
それにしても、年収1000万円あっても貯蓄が200万円未満しかない理由はなんなのでしょうか。
1)やはり何と言っても都市部に住んでいるからということが挙げられるでしょう。つい先日の動画でも話しましたが、都内の新築マンションの平均価格が2億円を越えたという報道がありました。
もはや都内で新築マンションに住むのは年収1000万円でも厳しいということになります。
そして
2)見栄を張るということが1番の原因かもしれません。
特になるべく高級物件を手に入れたいという心理が働き、より高い物件を手に入れるために変動金利で住宅ローンを組んでいますから、今後金利の上昇に伴ってとんでもないことになっていくでしょう。
住宅ローンについて付け加えておくと、頭金も少額で組んでいること、ローンの支払い金額が年収に対しての適正金額を大幅に上回っているという実態もあるとのことです。
この二つ目の原因の項目はまだ他にもあって、やはり高級マンションの次は高級外車に乗るということになると思います。
高級外車というのは乗ってみればわかりますが、国産車のように買っておしまいというわけにはいかず、いわゆる維持費も結構お金がかかる乗り物です。
例えば、大したことない修理でも30万円かかるということはよくあることですし、なぜか車検代金も一氣に高くなります。
当然ぶつけたら直すことになると思いますが、これがまた国産車とは桁違いに高いことになります。ぶつけたまま乗っているというのは、見栄っ張りにはできないことなので何をおいても直すことになると思います。
そして最後
3)周囲に影響される
というものがあり、これはご近所様がやっていること、例えば子供の進学でも私立の中学校に行かせたくなりますし、そうなった場合学費は公立の約3倍かかります。
また自治体が行っている就学支援金制度のようなものがありますが、年収1200万円の場合対象外となることがあり、そういった行政からのメリットも受けにくい立場にいるということも原因となります。
以上のように、所得は高いのにいわゆる貧乏と言われてしまうのは、ギャンブルなどをしているわけでもなく高級マンションに住み始めたばかりに見栄や周囲の生活レベルに合わせることによって、自然と生活コストが増えていくということが起きてしまうということなのですが、今後どのようになっていくのでしょうか。
住宅金融公庫の資料によると、25人に1人が住宅ローン返済に困窮しているといいます。つまり4%ということですが、審査が厳しい銀行の住宅ローンの場合2%ほどとなっています。
住宅ローン破綻を引き起こしてしまった理由で一番多いのは、勤務先の業績不振による収入減、リストラが挙げられます。
これらは今の世界情勢からするともっと増えることになるので、それに伴い支払いに困窮する人が増えることになると思われます。
今、政府による電氣・ガス・ガソリン代への補助事業が展開されている状況でも料金滞納が止まらないという状況なのに、補助事業が終了する10月になったら一体どうなってしまうのでしょうか。
世界情勢は以前のように戻るということはあり得ませんので、今よりもずっと高い生活コストと向き合わなければならなくなります。
それは企業でも同じことで製品コストは上がり、それを価格転嫁すると、生活コストが高くなって消費能力が落ちている消費者は買い控えすることになるでしょうから企業の売上減少は決定的となります。
物価高の波は水道光熱費だけではなくて、宅急便などの運送費もかなりの値上げを発表していますし、10月からは銀行の振り込み手数料がおどろきの960円となります。
ものづくりだけではなく、サービスの部分まで価格転嫁が始まっていますから、今年の秋以降の経済状況は一体どうなってしまうのかまったくわかりません。
話のまとめとして、私たち庶民はどのように対応していけば良いかということですが、やはりどう考えてもかなりの経済ショックは起きるということは覚悟しなくてはいけません。
それぞれの家庭でなにを準備しなくてはならないかを明確にし、集中して取り組む必要があると思います。
それは食糧備蓄であったり、電氣・ガス料金が一氣にあがる10月以降、つまり冬に向けた暖房対策を急ぐ必要があるでしょう。
ここでポイントは毎月のように値上げが実施されていますから、今この瞬間が最安値ということですぐに購入することです。
後に回せば回すほど高くなってしまいます。
具体的な方法については、このチャンネルでもいくつか動画を作成しておりますのでそちらを参考にしていただけたらと思います。
我が家の電氣料金高騰対策はいろいろと試した結果一つの結論に達しました。
それは、電氣料金高騰に対しての最強の対策は電氣を使わないことです。
なので、冷蔵庫と給湯器以外の電氣は基本的にソーラー発電とポータブルバッテリーをフル活用しております。
照明関係は、充電式の単四電池を使用した人感センサー付きライトを階段や脱衣所に設置し、リビングにはやはり充電式単一電池使用のLEDランタンと充電式LEDランタンを起用。
家族3人分のLEDランタンもあって、家の中の移動と共に持ち歩くという感じで、できる限りソーラーパネルからの充電で賄うようにしています。
充電式電池や、ソーラーパネルなどの初期投資はかかりますが、充電式電池に至っては公表2100回の充電が可能で3倍うそでも700回の充電が可能ということで、使い捨て電池を大量購入するよりもコスパが良いと判断していますし、元は取れると思います。
詳細は概要欄に商品リンクを貼っておきますので参考にしてみてください。
いかがだったでしょうか。
あらゆる立場の人たちが、それぞれの事情で大きな試練が降りかかっているということを理解していただけましたでしょうか。
高所得貧乏という人はどんどん増加傾向にあるということですが、住宅ローン破綻者や、生活困窮者の増加も併せて増えていくことになります。
その際に世の中はどうなっていくかというと、おそらく治安は悪化していくと思います。
例外なくほとんどの人が収入減や支払い困難という状況に置かれてイライラが募っていることが予想されますから、些細なことでいざこざに発展してしまうかもしれないし、暴力沙汰になる可能性もあります。
なので犯罪に巻き込まれるという危機管理もしながら生き延びる方法を考えて準備していきましょう。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。