

【編集後記】
日本が置かれている食に関する立場というのは本当に脆弱で危機的だと思いました。
輸入先の国が異常氣象によって不作が出たとしても日本への影響が甚大ですし、地下水の枯渇でも同様のことが起きるとは・・・。
さらに政治的な軋轢で輸出を制限される恐れもあります。
そんなことは絶対ないと政府は考えているのか、国内での自給率を向上させるための政策は一切やっていない。
本当にこれはヤバい状況なのではないだろうか。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、ほとんどの日本人が意識していないと思われる、水不足から発生する食糧危機の可能性について情報をシェアしていこうと思います。
日本において水不足の問題はイマイチ実感が湧かない話だと思います。
ところが今回取り上げる危機的な状況は、ここ数年で、早ければ来年にもはっきりとした形でわかるようになってくるのではないかという話です。
この問題の厄介な点は、問題解決はほぼ不可能であるということです。
では打つ手はないのかと言うとそうでもありません。
ただ日本が置かれている危機的状況を1日も早く理解して行動しないと間に合わないかもしれません。
ここにも日本の主要メディアと世界のメディアが取り扱う情報の差が出ているのかもしれません。
ぜひ最後までご視聴いただき、問題の根深さを理解した人から、この避けては通れない問題に取り組む際の参考にしていただければと思います。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、水資源の豊富な日本で水不足という問題は、多くの人が実感として湧かないと思います。
確かに地域によっては真夏日に節水を呼びかける自治体があったりしますが、それが食糧危機に繋がる可能性が高くなっているとなると、ほとんどの人が理解できないことだと思います。
深刻なのはその原因となっている問題があまりに大きいのと、人間如きが太刀打ちできる問題ではないというところにあります。
もしかすると地震大国日本において、いつくるか予想できない大地震よりも、はっきりした現象として現れる点において、より深刻で現実的な問題だと言えるかもしれません。
それだけにまずは問題の存在を理解するところから始めようと思います。
そこで事の深刻さを理解する上で必要な情報としては、
1)バーチャルウォーターの概念が広がっている
2)日本の食糧自給率は年々下がっている
3)ポールシフトが進んでいる
4)口減らしを計画している勢力がある
ということで話を進めていこうと思います。
まず1について、バーチャルウォーターという単語を聞いたことありますでしょうか。
近年、世界中でその認識が広がりつつある概念です。
これらのことは、環境省がウェブにて公開しておりますので引用します。
バーチャルウォーターとは、食料を輸入している国( 消費国) において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものであり、ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授のアンソニー・アラン氏がはじめて紹介した概念です。
例えば、1kg のトウモロコシを生産するには、灌漑用水として1800 リットルの水が必要です。
また、牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1kg を生産するには、その約20000 倍もの水が必要です。
つまり、日本は海外から食料を輸入することによって、その生産に必要な分だけ自国の水を使わないで済んでいるのです。
言い換えれば、食料の輸入は、形を変えて水を輸入していることと考えることができます。
ということで、これのことを図で示しますとこのようになります。
資料のデータは2002年ということでかなり古いのですが、今現在はこのデータ作成時よりも悪化していると理解しておいたほうがよさそうです。
これらのことを視覚的に理解するために、環境省のホームページに外部リンクとしてある東京大学生産技術研究所のデータを参考にしますと、ご覧の資料は畜産物と農作物を育てるのに必要な水の量を示しています。
見方としては、牛肉1トンを育てるのに必要な水の量は20700トン必要になるという意味です。
わかりやすく牛肉100グラムを生産するのに水が20トン、ドラム缶で言えば5本必要だということです。
農作物で言えば、大豆1トンを育てるのに必要な水の量は2500トン必要になってくるということを表しています。
正直言ってこれだけではピンときませんよね。
そこで2の話になるのですが、日本の食糧自給率は37%前後しかないということは聞いたことがあると思います。
これは前の動画でも触れましたが、農林水産省が予算を取り付けるための数字のトリックであることは知られています。
つまり、食糧自給率を低くする事情が農林水産省にはあったということです。
どんなシナリオかというと、このままの食糧自給率の低さでは、日本の食糧安全保障を考えた時に危機的状況に陥ってしまうということで、その対策費用にこれだけの予算が必要だということのアピールなのだと言われています。
世界標準の生産額ベースで考えると日本の食糧自給率は67%あるとも言われています。
だったら心配する必要はないではないかというわけにはいかないので、この動画を作成していることになります。
今本当の食糧自給率は67%あるという話をしましたが、現実的な話に一歩踏み込むと、農作物で言えば、野菜を作るために必要な化学肥料のほぼ100%を輸入に頼っています。
畜産物で言えば、家畜用飼料の大豆などはほぼ100%輸入に頼っています。
ということは、今回取り上げているバーチャルウォーターという観点で考えると、日本が輸入に頼っている国々は、自国の水が不足しているのに水が豊富な日本に水を輸出しているという解釈が注目され始めているのです。
もちろん相手国は、農作物や畜産物を輸出することで利益を得ているわけですから、だからどうしたという話にもなりますが、問題はその日本の輸入相手国がここ数年深刻な水不足問題に直面しており、生産量を維持できない状態になりつつあるということです。
次のこの図を見て欲しいのですが、これは農作物と畜産物のバーチャルウォーターの流れを示しています。
こうして見ると世界中の水がバーチャルウォーターとして日本に輸入されていることがわかりますよね。
特にアメリカからの輸入割合が非常に高いと思います。
もし、日本にバーチャルウォーターを輸出している国々で水不足が発生した時にはどうなるでしょうか。
単純に農作物も畜産物も生産量は減少するということになると思います。
水の問題は、特に日本においては非常に理解が難しい問題だと思います。
日本の当たり前は、毎日お湯たっぷりの湯船に浸かることができるということですが、海外ではあり得ない話です。
現実に世界では、どんなに汚い水でも飲まざるを得ない人たちが6億3700万人も存在し、年々増加傾向にあるのだそうです。
この資料でもわかる通りバーチャルウォーターの輸出国が今、地下水の枯渇や旱魃に見舞われており、日本の食糧安全保障がますます脅かされるという深刻な状態になりつつあります。
どうでしょうか、問題の深刻さが理解できましたでしょうか。
さらに3の話になりますが、今世界的に異常氣象や地球温暖化によって突然雹が降ったり、強風に見舞われたり、旱魃が頻発しているわけですが、その原因の一つがポールシフトがおき始めているのではないかということが科学的根拠を持って言われています。
ポールシフトとは、地球単位で見た時に北極がある北をN極、南極がある南をS極になっていますが、それが反転するという減少が起き始めているというのです。
それは20万年ごとに繰り返されてきていることがわかっているのですが、ここ80万年は起きていないというのです。
しかし今、多くの科学的な観測を実施した結果、いよいよポールシフトが起き始めているということで、世界規模で異常な現象が起きているという話です。
このことは、海外のニュースサイトでは取り上げられていることであり、問題意識は日本よりも遥か上をいっていると思います。
今回のテーマとなっている問題点についての解決策がほぼないと言ったのはそういうことです。
食糧輸出国というのは、農作物や畜産物に必要な水を地下から汲み上げた水で賄っており、増え続ける人口を養う食糧を生産するためには不足し始めているという問題があります。
地下水の汲み上げすぎによって地盤沈下という取り返しのつかない問題も多発しています。
地球上に住む人間の数は、ご覧のようにある時から急増していることがわかります。
人類はかつて、疫病や数々の戦争に遭遇してきたにも関わらず、人口は減るどころか増える一方です。
食糧危機と常に向き合っているアフリカ諸国では、種の保存という本能が働いているのか人口増加が激しい地域になっています。
そのような背景から4の話になるのですが、自分達以外の民族は人間ではないという価値観、宗教観を持ったロクでもない輩たちが世界のあらゆるセクターを牛耳っているという現実があり、人を減らすための計画を立て、あらゆる手段を講じていることはこのチャンネルでも取り扱ってきた内容となります。
彼らは先端科学技術のセクターを支配下にしており、氣象を自由に操って世界中で平和に暮らす人たちを不幸な目に陥れています。
まとめると、日本が深刻な状況にあるというのはエネルギーの問題も重要ですが、今回取り上げた食糧安全保障の面でも危機的状況にあるということになります。
このような危機的状況にあることは政府も承知していることではありますが、現実として農業などの一次産業に対する政策は、衰退するしかない方向に舵を切っているという事実があります。
日本の安全を守ろうとしている専門家たちが口を揃えて言うのは、今の政府が実施する政策では間違いなく農業が衰退することに繋がり、同時にそれは日本人が飢えに直面するという危機が迫ってきているということになります。
今まで見てきた通りに私たち個人が解決できる次元の話ではないということがわかっていただけたと思いますが、それでもなんとかしていかないと、農作物や畜産物を輸出している国々で生産が減少してしまった時には輸出制限をする可能性が出てきますし、それは日本人が飢えることになるのと同じです。
そんな状況でなにができるかというと、少しからでも家庭菜園を始めるということと、採算が合わなくて農業を止める人たちを減らすために直接生産者とコンタクトを取り、購入するということをして農業を守っていくしかないと思います。
食糧備蓄に関しては絶対に取り組む必要はありますが、備蓄には限界が出てきますから、その上で次の手を考えなくてはいけないと思います。
ロクでもない輩たちというのは、いつも言っている通り、恐怖と不安に陥れた上で手を差し伸べ支配するということをしてきますし、それは歴史が物語っています。
水に関しての問題を理解するには、現実の生活で困っているわけではないのでイマイチ他人事になってしまう課題ですが、間違いなく危機が忍び寄っていることが伝わることを祈っています。
いかがだったでしょうか。
ロクでもない輩たちは、世界のあらゆるセクターを支配しており、今後地球がどのように変化していくかも科学的根拠を持って把握しているものと思われます。
その上で、人為的に異常氣象を作り出していることも考えられ、さらには食糧危機が起きる、起こされることで飢えに苦しむ者たちには、コオロギやゴキブリを食べさせるという準備も進めていると思われます。
本当に日本の、日本人の安全を考えるのであれば、政府がかつてのロシアのようにダーチャという家庭菜園を政府が主導して推奨することをするのが普通だと思いますが、現実はその逆を行っていますので、私たち個人が国や政府を頼っていては大変なことになるという自覚が必要だと思います。
今現在の出鱈目な世界は高い確率で崩壊する、リセットを迎えると思います。
今回の問題に対する解決策というのは、即効性がないだけにすぐにでも第一歩を踏み出す必要があることだと思います。
深刻な水不足に直面する国と、日本のように豊富な国との間で、新たな紛争の火種の可能性も見え隠れします。
今中東で起きている紛争のように、水を巡る紛争に日本が巻き込まれないことを祈りながら動画を終えたいと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。