【食糧危機】モノがあっても買えないというパターンの食糧危機が日本で起き始めています。#297

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【編集後記】
日本の食文化が世界に広がっていくのはなんだかうれしいことではありますが、価格高騰もさることながら、物自体が手に入らなくなる可能性が出てきていると言うことにショックを受けました。

すぐに明日から無くなるということではないのでしょうが、子供や孫の世代ではひょっとかして希少なものになっている可能性はあります。
まるで銀河鉄道999の世界ですよね。
生ラーメンが幻になっていくという世界。

ただ、中国による海洋汚染が進むことによって、もっと早いタイミングで危なくて食べられなくなるというシナリオもありますが、今起きている事は世の中が一氣に普通では無くなるということの予兆なのかもしれませんね。

異常氣象も人間ごときが科学技術を乱用して氣象を操作し、地球の森羅万象に介入し過ぎたことに対するしっぺ返しかもしれませんし、ロクでもない輩によるものかもしれない。

今週もまた焼き秋刀魚を有難くいただくことにします。

【以下、文字起こし】

みなさんこんにちは。好奇心TVです。

今回の動画は、私の好物である魚が食べれなくなる日がやってくるかもしれないという状況になってきたことを受け、動画を作成してみました。

この問題というか、現象は魚だけのことではありません。
小麦や大豆などあらゆる食品でも起きていることだと思っていただけたら良いと思います。

買い負けるという用語は業界で言われるようになりネット上でも聞かれるようになった言葉ですが、言葉の通り購入したくても価格競争に負けて買うことができないということをいいます。
最近私たちは、スーパーに行った時に魚がとんでもない高値になってきていることを感じることができますよね。
それと同じです。
目の前にあるものが買いたくても買えない。
個人で言えば、節約しているからですし、家計の負担が大きいからやめておこうということになります。
これはれっきとした食糧危機が起きているということです。

日本ではここ数年世界を襲っている物価高によって、買いたくても買えないということが原因で空腹に陥っている子供たちが急増していますし、充分な年金が得られていない高齢者たちの暮らしにも大きな影響が出ています。

今日取り上げる現象は、そもそも日本にモノが入らないということで、仮に金があっても買えないというパターンの食糧危機が起き始めているということで話は深刻です。
時代は刻々と移り変わっているということが感じられると思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。

このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。

さて、買い負けるという言葉が最近よく聞かれるようになりました。
しかし買い負けるという言葉が世に出たのは2003年の水産庁から出た水産白書というものが最初らしいです。
わたしもあまり意識していなかったことなのですが、秋刀魚を食べようとスーパーに行った時に、あまりに小さいわりに結構高い値段がついていることにびっくりしたのをきっかけに調べてみました。

調べてみると、日本が世界市場から買い負けるという現象に陥り始めたのはここ数年ではなくて、少なくとも2008年には食品加工会社が原料の調達に買い負けして値上げを余儀なくされているという記事が出ていました。
記事によるとキューピーが17年ぶりの値上げに踏み切ったことなどが取り上げられていました。
その背景にあるのは、中国、ロシア、バングラデシュなどの新興国の台頭です。
どんどん人口が増えているということもあるのでしょうが、魚に関して言えば日本の食文化が、経済成長が著しい新興国で人氣が出てきているということも影響しているようです。

水産庁によると、世界の1人当たり消費量は過去半世紀で2倍に増えたといいます。
そして先進国の和食ブームだけでなく、魚は高たんぱく質のため消費が推奨され、中間層の所得が増えた新興国で需要が高まっているというわけです。
それは生活水準の向上に伴い、中国では約9倍、インドネシアでは約4倍になったというから驚きです。
そして一方で日本のさかな離れが加速しているということも同時に起きているので、より事態が悪化していると言います。

日経ビジネスの記事によると、水産大手のマルハニチロの幹部たちが中国に視察に行った時に、日本では銀ムツと言われる煮付けで使われる美味しい魚がありますが、その美味しさが中国で大ブレークし、1990年には1キロ3ドルほどであったものが、2019年には35ドルにまでその価値が高くなっていたことにびっくりしたと言います。
それはおそらく卸価格での話だと思いますが、仮に小売価格だったとしても、私だったら正直1キロ35ドルもする魚を手に取ることはないと思います。

さらにタイでの話では、日本料理チェーン店で出されているホッケ定食の値段に驚きです。
日本では900円程度だと思いますが、タイでは3000円弱の値段がついているのに大人氣だというのです。

このようなことが市場で起きているわけですから、買い付けする方のマインドが全然違うことが理解できると思います。

経済成長著しい新興国のバイヤーはとにかく高くても売れるから買い意欲が高いでしょうし、対照的に日本は経済的に苦しい人たちが増えているので、あまりに高く仕入れても売れ残る心配があるため積極的にならないというわけです。

あと売り手も品質にうるさい日本への販売は避けたがっているという話もあります。
とにかく何も文句を言わず大量買いしてくれるところに売るということが起きているというのです。
なんだかさびしい感情になってしまいますが、これがここ10年以上も続いているということにびっくりしています。

サムネでも使ったさんまの塩焼きというのは秋の風物詩として一生食べ続けたい食材の一つですが、今のうちに存分に食べておいたほうがいいのかもしれません。

ちなみにわたしはサンマの蒲焼の缶詰を大量買いしています。
七輪で焼いたようにはいかないと思いますが、日本人であることを忘れないようにしておきたいと思います。
大袈裟な話になっていますが、それだけ今の日本では食環境に大変化が起きているということなのです。

この流れはあらゆる食品で起きていますし、食品だけでなく燃料などにも起きているということなので無関心でもいられないのではないでしょうか。

せめて魚をずっと食べ続けるには、今一度魚を食べるという食習慣を見直す必要があると思います。

そして最後にさかなが手に入りにくい事情として、地球温暖化という問題と中国船による乱獲の影響もあるということです。

地球温暖化というのは現実として今年の夏も世界的に猛暑日が続き大変でしたが、海水温の変化によって生態系も変わってきているということもさかなの不漁の原因となっているようです。
少し話はそれますが、地球温暖化は確かに実感としてありますが、それを口実にその原因は温暖化ガスであるという論調には慎重になる必要があります。
有識者には、利権絡みの温暖化ガス悪玉論に疑問を呈している学者も結構数いて、今起きている事は地球の異常気象ではなく、地球のサイクルだと言っています。

つまり地球から見たら異常ではなく正常なサイクルというわけです。
さらに言うと地球は寒冷化に向かっており、その過程の中でのちょっと気温が上がる状況になっているだけという学説もあり、科学的根拠も添えられて語られています。
真冬の時期に訪れる小春日和というとイメージが湧くでしょうか。

そして中国の違法操業ですが、これらは日本でも尖閣諸島周辺だけでなく、あちこちで日本の漁業に悪影響を及ぼしていることは聞いたことがあると思います。

かれらは日本だけでなく世界中の海を荒らしているようです。
ちょっと調べるとすぐに出てくるのがアルゼンチン沖での違法操業です。
2016年に事は起きたのですが、アルゼンチン当局の警告を無視し船ごと当局の船に体当たりを複数回試みたことを受け、沿岸警備隊に発砲命令がくだったというのです。
そして撃沈しました。
乗組員は全員無事に救出されたということですが、何とも小気味のいい話ではありませんか。

同じようなことがフィリピンでもあったような記憶がありますが、彼らは言われて反省するDNAは持ち合わせていませんし、日本の海上保安庁などのように憲法で縛られてなにもできないとわかると、日本側を舐めきって、やることがどんどん過激になります。
そして危険な目に遭うのは海上保安庁の職員ですし、日本の漁船であり、漁民です。

どこの国でも地元の漁民というのは水産資源との調和をとって漁をしています。
共存共栄を考えなくてはならないので乱獲はしません。

ところがあの国では、時には100隻前後の船団を組んで乱獲します。
きいたところによると、サッカー場の面積くらいある投網を使って根こそぎ魚を捕っていくそうですからたまったものではありません。

彼らはまるでサバクトビバッタのように、口に入るモノならなんでも食べ尽くすということをやる傾向があります。
あの国の鉄鋼業が衰退した原因も、儲かると思えばあらゆる企業がこぞって鉄鋼業に手を出し値崩れを起こして共倒れをしてきましたし、同じことが今電氣自動車の業界でも起きています。

話をもどしますと、現象としてはサンマが食べられなくなるかもしれないということは、一見些細な出来事だと思うかもしれませんが、冷静にその原因などを調べてみると、食糧だけでなく石油や天然ガスなどのエネルギーに関しても起き始めていると言う認識が必要です。

日本は100%と言ってもいいくらい輸入への依存度が高いわけで、それらが買い負けしてモノが入らなくなったとしたら食糧危機に陥る家庭は間違いなく出てくるということです。
私の動画ではよく当たり前が当たり前でなくなってきているということを言いますが、さかなにもそれが起き始めているというお話でした。

いかがだったでしょうか。
日本の食糧安全保障が危機的になってきた原因のひとつに日本人の食文化の変化があると思います。

米離れ、さかな離れという習慣が未来の子供たちの食生活の危機を招いているということも言えるわけです。
原点回帰という言葉がありますが、今一度日本人が日本人であるための基本である食生活の見直しが必要だと思いました。

明治維新後、日本の食生活が西洋化したことで今までなかった病氣が一氣に増えた事は有名な話です。
医学業界の闇についても本当に信じられないことがまかり通っていることが多々ある中、例えば減塩しないと成人病になるというのも嘘であることがバレ始めてきています。

医療関係のことや、食品関係の闇に触れる話をするとチャンネル存続の危機にもなるので難しいのですが、規制がかかる話というのは裏を返せば真実に触れているということでもあると思います。
今後も表現に工夫しながら動画にしていくチャレンジはしていきますので、今後とも応援よろしくお願いします。

またブログでは、動画にするまでもないけど重要な情報というのは結構ありますので、それらのことも発信していこうと思っています。
ご興味のある方は概要欄のリンクからアクセスしてみてください。
よろしくお願いします。

最後までお付き合いありがとうございました。

以上で今回の話は終わりとしますが、
皆さんの応援が次の動画作成の力になりますので、いいねボタン、チャンネル登録、通知設定をオンにしていただけると嬉しいです。
また、コメント欄へのご意見、ご感想の書き込みもいただけたら励みになります。
最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。

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