【生活困窮】増え続ける生活困窮者 統計には出てこない日本社会のひずみ#260

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【編集後記】
今自宅を失い車上生活をしている人が増えているといいます。
もはや行政はホームレスになっている人たちの数は把握できていない。
理由は簡単で、ホームレスになっても仕事に行っている人もいるからで、行政の者たちが勤務時間中に市街を歩いて状況を調べようにも見つからないのだ。
そしてそれは友人宅に転がり込んで凌いでいる者たちのカウントもできていないということ。

思った以上に日本の生活困窮者の増加は深刻になっていると思います。

【以下、文字起こし】

みなさんこんにちは。好奇心TVです。

今回の動画は、密かに増え続けている生活困窮者の中でも特に車上生活者の事について触れていきたいと思います。

みなさんは車で生活している方を見かけたりしますでしょうか。

私は結構な頻度で目撃しています。

世の中で起きていることについて敏感になっているということもあるのでしょうが、よく見ます。

最近では車中泊というライフスタイルを楽しむ傾向もあってややこしくも思えますが、事情があっての車中泊というのは明らかに醸し出す空氣が違います。

かなり生活感がいっぱいですし、普通乗用車や軽自動車に荷物がいっぱい入っていることはフロントガラス越しに確認できます。

そしてそれらの場合、高い確率でサイドガラスや後ろガラスはカーテンなどで目隠しがされており、車高も荷物の重さからでしょうか、結構沈んでいることが多いので車中泊を楽しんでいるタイプの方ではないことが一目でわかります。

こうした傾向というのは政府が調査するホームレス人口の統計などには計上されにくいことなのですが、確実に日本の社会構造の変化が起きていることであり、他人事ではないと思い動画にしてみました。

当たり前になっている日常があっという間に崩れてしまうという難しい世の中になってきましたので、明日は我が身かも知れません。

今日本の社会でなにが起きているのかを知るためにもぜひ最後までご視聴ください。

このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。

チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。

さて、冒頭にお話しした車上生活者ですが、車中泊として非日常を楽しんでいる人たちも多くなっている一方で、生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれ車で生活している方もいます。

アメリカなどでは、トレーラーハウスやキャンピングカーなどでリタイヤした人たちが氣ままにカーライフの一環として人生を楽しむというライフスタイルが確立されていますが、日本の車上生活というのはまったく趣きが違っています。

アメリカでのトレーラーハウスやキャンピングカーでの生活は、都内のワンルームマンションより広いのではないかと思われるくらいですし、シャワーもあればダブルベッドクラスも装備されていて快適な住環境になっています。

ところが日本の車上生活者の状況は一言で言えば悲惨ですし、心が痛むような事件も起きています。

2019年8月に埼玉県熊谷市にある道の駅で起きたことと言えば、親子3人で1年にもわたり車上生活していた結果、92歳の母親が軽自動車の後部座席で死亡し、そのまま4日間放置していたということで50代女性が逮捕されたという、にわかには信じられない事件が起きました。

車上生活を余儀なくされた背景というのはそれぞれだと思いますが、流行り病蔓延によって仕事を失い、さらには物価高によって生活困窮者が増えているということが言われていますが、その数は政府も把握できていないといいます。

厚生労働省がホームレスの実態に関する全国調査というものを実施していますが、調査の方法は巡回による目視確認だといいます。

ちなみにホームレスの定義を確認すると、ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法第2条というものに規定されており、それによるとホームレスとは「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」とするそうです。

つまり車上生活や、友達や知人の家にお世話になっている者は対象ではなく、ネットカフェで寝泊まりしている者もカウントされていないということになります。

ですから日本社会の底辺で喘いでいる者たちがどんなに増えていても統計上はないものとされており、対策無きままに状況は深刻になっていくということになります。

考えてみれば恐ろしいことで現実に生活に困っている若者や高齢者が増えていると思われるのに統計上はそういう人はいない、存在していないということになっているのです。

もちろん、民間団体が支援を行い、状況の改善に尽力していますが問題は根深いようです。

調査は毎年1月に行なわれており、令和5年1月の結果は御覧の通りです。

なんと前年比で383人減っているということになります。

これらは自治体や民間団体が取り組んできたことの成果であると評価がある一方で、統計自体が自治体の担当者が勤務時間内で目視確認するため、夜間の状態は把握できていないということがあり、実態とはかけ離れています。

実際はホームレスとしてカウントされるような公園や駅などでは寝泊りできなくなってきているという、環境の変化が起きていることもあるし、ネットカフェで寝泊りしている若者でも日中はアルバイトなどで出かけているし身だしなみも不清潔な印象は持たれない状況になっているので実態がつかみにくいとのことです。

実際は、調査結果の2倍、3倍はいるでしょうし、車上生活者の人数となるとますます実態はつかみにくいということになります。

アメリカやイギリスでは家族そろってホームレスになっているケースが出ており、日本でも起き始めています。

つい先日に今現在のアメリカの状況をお伝えした動画を配信しましたが、程度の差こそあれ、日本も違法薬物の蔓延や立ちんぼも増えておりとても先進国とは言えない様相を呈してきました。

特に最近の傾向としては若い女性のホームレスが増えているといいます。

父親のわからない子供を産み、駅のコインロッカーに遺棄する事件も珍しくなくなってきました。5000円欲しさに身を売っている結果起きていることです。

もちろんそれらは政府の統計に出てこないタイプのホームレスです。

格差社会というと私の中では香港をすぐに思い浮かべるのですが、随分前に旅行に行ったときはカルチャーショックを受けました。

大金持ちの人たちが住むエリアと貧困層の人たちが済むエリアが線を引いたようにくっきり区別されており、顔立ちは日本人と似ているのでまるで未来の日本にタイムスリップしたかのような錯覚に陥りました。

御覧の画像のような暮らしを今の香港の若者はしているのです。

トイレの中が自宅になっており、中には子供を含めた家族が住んでいるというのですから驚きですが、すでに日本の公園にある公衆トイレでも同様のことが起きています。

さすがに家具まで持ち込んではいないと思いますが、これからは不法占拠も出てくるかもしれません。

注意しなければならないのは2023年の後半にかけて、また流行り病蔓延の氣配が出てきていますので、これでまたロックダウンにでもなったらお手上げの人たちも急増することは間違いないと思います。

ロクでもない輩たちは、とにかく不安を煽って恐怖を植え付ける事をしてきます。

今後の日本をどんなシナリオで恐怖に陥れ、経済的に困らせたあとにベーシックインカムや、デジタル技術による見えない鎖に繋げるような政策へとスライドさせるのかわかりませんが、善人ぶって救いの手を差し伸べる代わりに、お駐車をすることが条件になる可能性が一番可能性があるのではないかと思います。

今回取り上げた車上生活者やホームレスに関して、どんな解決策があるかということに関しては本当に難易度が高い問題だと思いますが、今日本社会で静かに進行しているこのような問題は、そのまま犯罪に手を染める人たちが増えることを意味していると思います。

実際に道の駅を拠点にしていた親子3人が、建設現場から工事用機械を盗み転売していたという事件が発生しています。

もしかしたら安易な闇バイトに手を染め、強盗を働くかもしれません。

このようなどんなに大変な目に遭っていても声を上げられないという社会構造はグローバリストが計画してきた社会の分断そのものです。

まるで貧困に陥った者が悪いのであって、自己責任だという声も聞かれますが、先ほど挙げた工事現場から窃盗を働き、それを売ったお金でギャンブルを楽しむというような者は言語道断としても、社会構造を非正規雇用者の増加と業務の効率を追い求め、無駄を省くという利益最優先の社会では、次なる犠牲者は今現在そのような経済的弱者を見下している者になります。

人は誰でも歳をとり、仕事効率が落ちます。

そうなるとお払い箱です。

残念な事に今の世の中はこのまま放っておくと多くの人たちの生活が脅かされる事になるでしょう。

そうならないためにも今すべきことは、自分にしかできないなにかを見つける事。

ロボットやAIでは代替えできない仕事に就く事だと思います。

いかがだったでしょうか。

本当に嫌な世の中になってきました。

この動画でも以前に優生学に関連した動画を配信しましたが、その際ご視聴者さまのコメント欄には、能力のない者、無駄が多い中小企業は淘汰されるべきという意見が寄せられました。

本当にそのような考え方をしている人がいることに正直驚きました。

恐らくそう言っている自分がそのうち利益最優先主義の中で無用の長物になることに氣が付いていないのでしょう。

わたしなどは、無駄の何が悪いのか、無駄は言い換えれば余裕と同じだと思っています。

いろんな能力の差があって、個性があった者が補い合って人生楽しく暮らすことができればいいと思うのですが、なぜそうなっていかないのでしょうか。

だれでも同じようなことしかできないといったような時代がきた時には、ロボットにすべてを奪われるとは考えないのでしょうか。

こういった問題は、一人でも多くの人が今の状況はおかしいと氣が付くことが解決への道だと思います。

この動画が、政府の統計からは決して汲み取ることができない日本社会に迫る危機があるということと、存在していないとされている貧困に喘いでいる人たちが急増しているという認識を持つ事にお役に立てればと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。

以上で今回の話は終わりとしますが、

皆さんの応援が次の動画作成の力になりますので、いいねボタン、チャンネル登録、通知設定をオンにしていただけると嬉しいです。

また、コメント欄へのご意見、ご感想の書き込みもいただけたら励みになります。

最後までご視聴ありがとうございました。

好奇心TVでした。

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