【ホルムズ海峡】機雷による海上封鎖の恐怖を日本人は忘れている#292

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【編集後記】
ホルムズ海峡を機雷で封鎖するというやり方はもちろん、どんなやり方で封鎖したとしてもあらゆるものを輸入に依存している我が国は最悪の状況になります。
そして現代社会の暮らしというのは、エネルギーがあってのことだということを思い知らされる事になるでしょう。

便利さにすっかり慣れた現代人が江戸時代のような生活は戻れないし、なにより食糧自給力は壊滅的な状態であり、特に東京を代表する都市圏ではカオス状態になるでしょう。

そんなことはだれも経験したことのないし、想像力をフル稼働させて対策するしかないだろうな・・・。

餓死によって命を落とすというのはその過程で地獄のような目に遭う事になります。
危機感を感じることができる人だけでも、焦らず慌てず淡々とピッチを上げて備蓄をしてください。

【以下、文字起こし】

みなさんこんにちは。好奇心TVです。

今回の動画は、今話題になっているというか懸念されているホルムズ海峡封鎖による危機に関連して、かつて日本が機雷による海上封鎖を受けた事があるという事実を取り上げます。そして今起きている中東周辺の危機やウクライナ、ロシア周辺で起きている事がいかに遠く離れていようとも決して他人事ではなく、日本にも大きな影響を及ぼすということの再認識をするために動画を作成しました。

今起きている一連の出来事が誰かの手によるシナリオだとするなら、今後どんな展開を目論んでいるのか。

この世界情勢の大きな流れがどこに向いているのかを考え、対策しなければ後悔しきれない結果が待っていると思います。

このご時世でなんの危機感を持たない人は、なにを言っても聞く耳を持たないので仕方ないこととして、守るべき人がいて危機感を感じている人は、人類は非人道的なことを平氣でやってしまうという本質を持っているということを改めて認識し、警戒モードを高めるしかないと思います。

ぜひ最後までご視聴ください。

このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。

チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。

さて、ちまたでは連休を楽しんでいるかたもいるのかと思いますが、残念ながら今後世界を震撼させるような一大事が起きる危険度が日々高まっています。

そうなった場合でも、ろくに準備もせず、なんとかなるさという考えをする人は一定数いることは間違いないと思います。

こういうのを楽観主義というのではなく、現実逃避主義とも言えると思っています。

そういった者たちが、試練を目の当たりにした時になにをするかというのは、過去の震災時になにが起きていたかを振り返ればわかることで、人を襲ったり強奪したりしてきたということは周知の事実として知る人は知っています。

そういう状況にならないようにと非常時の準備や対策をするように啓蒙するわけですが、結論的には無理という事になります。

なので過去からの学びをしながら自分の身は自分で守るしかないというわけです。

今中東周辺の緊張から世界規模の戦争勃発という恐れのある状況からは、このチャンネルでも何回にも渡って取り上げているように、イランによるホルムズ海峡の封鎖ということの危機的状況が高まるばかりです。

これらのことが起きる可能性についてさまざまな立場のかたからの意見や見解が出ていますが、今の状況はかつてないほどの大きな歴史の転換期を迎えているので、なにが起きるかはわからないと私は感じています。

例えばホルムズ海峡を機雷などを使って封鎖した場合、自分の国も石油を輸出することができなくなるわけで、おそらくやらないのではないかという見解もあったりします。

みなさんはどのように考えますでしょうか。

どんな方法を取るのかは実際起きてみないとわかりませんが、敵対する国の息の根を止めるにはミサイルや戦車などは必要ではなく、エネルギー供給を止めれば簡単です。

今現在の世界中の国々で共通して言えることは、エネルギーというものに対する依存度が高くなってきているということが挙げられると思います。

これは昨日今日始まったことではなく、電氣というものが発明、発見された頃からずっと根底にあったからこそ、世界を支配しようとするものはエネルギーを支配してきたわけですよね。

今回テーマにしている機雷について話を戻しますと、学校では決して教えてもらえないこととして、かつて大東亜戦争というものが終結する間際、アメリカによる日本本土攻撃後に取られた非人道的な攻撃がありました。

それが機雷による海上封鎖です。

その作戦名は飢餓作戦とか餓死作戦とか言われており、どれだけの日本人がこのような事実を知っているでしょうか。

最終的に日本人全員が餓死する前に終戦を迎えたので救われたわけですが、その代わり広島・長崎の多くのかたが犠牲になってしまったわけで、素直によろこべない現実があるのですが、今ホルムズ海峡封鎖が機雷によって引き起こされるかどうかの状況で、過去に日本が直面した事実にフォーカスしてみます。

このアメリカによる作戦は1945年(昭和20年)3月頃から実行されたもので、第1期作戦とよばれるものから7月の第5期作戦まで行われました。

機雷というのは海に浮かべたり沈めたりする爆薬のことです。

通過する船の船底が機雷に触れたり、センサーによって起動して爆発することで船を撃沈するというものとなります。

この機雷を使う事によって、兵器の輸送や、燃料そして食糧の移動を困難にさせて、飢えさせることで敵を全滅させるという事に繋がります。

もともと日本が大東亜戦争に踏み切った背景は、アメリカや西欧諸国による植民地支配の恐怖が迫ってきており、それに抵抗するために日本は大東亜共栄圏というものを宣言し自由と平等を守るための戦いでありました。

そして最後の最後まで平和的解決をしようとしましたが、石油や鉄鋼資源などありとあらゆるものの供給をストップされ、もはや座して死ぬよりも開戦の道を選択したということになります。

今現在の世界の解釈は、当時の選択に対して日本に非はないとされていますが、学校教育では違うことを教えられてきました。

今風に言えば当時の日本ではシーレーンが閉ざされたのです。

戦争末期に日本に残されたシーレーンは、沖縄の航路はすでに失っており、中国と朝鮮半島からの航路と日本国内航路のみとなっていました。

本土決戦に向けて食糧や燃料の移送が急務だった状況でしたので、それをさせまいとするアメリカの作戦が餓死作戦です。

そこで、アメリカは第1期作戦として3月27日関門海峡と瀬戸内海航路にB29によって1350個の機雷が投下されました。

この機雷投下は4月12日まで続き、合計で2030個の機雷が投下されたことになります。

それによる被害というのは、沈没19隻、損傷39隻でした。

第2期作戦は5月3日から5月12日まで実施され、対象は関門海峡に加え、東京港・大阪港・神戸港・名古屋港などの太平洋岸・瀬戸内海の主要港が狙われました。

機雷投下の数は1422個で、被害は関門海峡は大型船の通航が不可能となり、それまで比較的機能していた大阪港・神戸港も使用不能となりました。

第3期作戦は5月13日から6月6日まで実施され、北部九州を中心に日本海側のおもだった港が標的とされました。

関門海峡への攻撃も続き、投下された機雷の数は1313個でした。

第4期作戦は6月7日から実施され、3728個の機雷が投下されました。

第5期作戦は7月9日から実施され日本のシーレーンを完全封鎖を目的に、朝鮮半島の港まで3746個の機雷投下を受け、まさに八方塞がり状態になってしまいました。

こうして日本はアメリカによる餓死作戦によって投下された機雷の数は、諸説ありますが約12200個もの機雷が投下されております。

そして機雷によって沈没した船はかなり多く、被害者の数も膨大なものとなっています。当然この作戦により多くのかたが飢えと向き合い悲惨な状況となりました。

先の大戦では戦没者230万人のうち、餓死者は60%とも言われており、その餓死者の数というのは、戦線を広げていった先での食糧輸送ルートが機能しなくなったことで起きたことではありますが、国内においても悲劇は起きていたと思います。

これらのことからいかに戦争が悲惨なものかわかりますよね。

機雷の恐ろしさは、残った機雷による船舶への被害なのですが、戦後27年経ってからでも新潟で機雷によって船が沈没しています。

この機雷撤去の危険度はかなり高く、海上保安庁や自衛隊によってほぼ全てと言っていいほど処理が終わったとされていますが、それまでの撤去作業によって殉職した職員の数は1952年までに殉職者78名・負傷者200名以上も出しており、今現在も普通に食糧品や重油などあらゆるものが輸入できているのはこうした方々の犠牲の上に成り立っていることも忘れてはならないと思います。

そして当時は日本軍も防御のために機雷を敷設しており、機雷の数は55000個もあり、その撤去にはアメリカ海軍部隊も尽力していることも知っていただきたいと思います。

その機雷は、時代と共に進化しているでしょうから、詳しい事はわかりませんが、GPSによる捕捉や自爆装置もあっていつでも廃棄できるようになっているとしたら、逆に今回の中東戦争によって安易にばら撒かれるかもしれません。

仮にもしそんなことになったとしたら輸入大国日本への被害は尋常ではないと考えられます。

今回の中東戦争の本当の原因は、多くのかたが知りたい事だと思いますが、表面上出てこないことだと私は考えていまして、それはユダヤに関するタブーが大きく関係しているのではないかと思っています。

今起きている世界情勢の不安定な状況というのは、明らかに覇権国家の交替が絡んだことになるとしたときに、今のドル覇権経済を破壊するのであれば、戦争をするよりも石油を止めた方が費用対効果が高いと判断しているのかもしれません。

そう言った意味ではイランによる機雷の敷設というのは今までの意味とは大きく異なり、原子爆弾投下よりも効果があるのかもしれません。

ウとロの紛争では、多くのかたの予想を裏切って始まりましたし、2年近くも紛争が長引くことも大方の予想を裏切るものだったと思います。

つまり、だれも先のことなどわからないということだと思います。

そんな中、ロが黒海の民間貨物線の航路に機雷を投下したという情報が入ってきました。

ウの穀倉地帯というのは、アフリカにとって食糧依存をしている地域であり、食糧危機に瀕している状況を打開するため、2022年6月には黒海の機雷除去を要請していたにも関わらず、あらたに機雷投下が実施されたとなると、再びアフリカ諸国は食糧危機に向きあう事になると思います。

人類は本当に愚かであり、このような戦争や紛争によって被害を受けるのはいつも庶民です。

今後イランとアメリカとの対立が激化していった場合、日本は再び機雷によって危機を迎える事になるというわけです。

そんなことは起きないということを前提に生活するというのは明らかに危険ですし、先の大戦末期には実際日本のシーレーンが壊滅状態にされ、燃料や食糧の輸入航路が閉ざされ危険な状態になったことを忘れてはいけません。

餓死作戦だなんて本当に恐ろしい名称を付けたもので、兵糧攻めほど残酷な作戦はありません。

そのリスクは当時よりも今の方が明らかに大きくなってきていることも再認識する方がよさそうです。

いかがだったでしょうか。

歴史を紐解くと、非人道的な手段で多くの人命が失われてきたわけで、歴史は繰り返されています。

今はそのリスクが最も高くなってきた状態にあると思います。

特に日本政府の政策は、日本のシーレーンが脆弱であるといいながら、食糧自給率をどんどん下げる政策を続け、それでいて食糧危機に備えるためにコオロギやゴキブリを食べようなどという世界経済フォーラムの方針を容認しているわけで、そこには国民の幸福を守るなどという気概はまったく感じられません。

日本が今置かれている状況を理解しようともせず、能天気な人たちから淘汰されていく可能性が高いのだと強く感じています。

こればかりは個人がそれまでどんな情報に触れてきて、なにを考えてきたかによって大きく左右されるのでどうしようもないことだと思います。

野生の動物は生き延びるために、異常なまでに警戒心が強くなっていますよね。

生き延びるとはそういうものだと思います。

鳥の中でも食糧備蓄をする種類がいますが、子孫を残す、生き延びるために勝ち取った本能なのでしょう。

もし今起きている紛争が世界大戦に発展し、食糧危機が起きた場合、世界人口の3分の1しか生き残れないという説もあります。

ざっと50億人がこの世からいなくなる計算です。

またこういう時に懸念されている大地震も起きるかもしれないわけであり、万が一の備えは本当に必要です。

いつも言っていることですが、餓死ほど残酷な最期はありません。

備蓄できない理由を考えるよりも、どのようにしたらできるかに全身全霊を傾けて取り組んでいただきたいと思います。

重ねていいますが、恐怖と不安は大敵です。

しかるべき事を淡々とこなして、平常時だからこそ言える事ですが、サバイバルゲームをしている氣持ちになって楽しみながら取り組む事が大切です。

共に難局を乗り越えて生き延びていきましょう。

最後までご視聴ありがとうございました。

以上で今回の話は終わりとしますが、

皆さんの応援が次の動画作成の力になりますので、いいねボタン、チャンネル登録、通知設定をオンにしていただけると嬉しいです。

また、コメント欄へのご意見、ご感想の書き込みもいただけたら励みになります。

最後までご視聴ありがとうございました。

好奇心TVでした。

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