

【編集後記】
世界的な異常氣象により農作物の被害が拡大する中で、食糧関係のほぼ100%を輸入に依存している日本は本当に危険と背中合わせになっていると思います。
なぜこのような食糧安全保障に欠けるような政策を取り続けているのでしょうか。
国民を危険に追い込む政治家は国家反逆罪として裁いていただきたいと思います。
各国は自国ファーストで世界各国と付き合っているので、インドなどが輸出規制、輸出禁止措置をとることは仕方なしと思います。
もしくは、いつ戦争に巻き込まれるかわからない状況下においては兵糧攻めをされる恐れもあるということで、日頃から食糧備蓄は必須だと思います。
缶詰は実質的に賞味期限はありませんので計画的に食糧備蓄をしなければならないと思います。
でもそんなこと考えている人というのはごく一部なんでしょうね。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画では、食糧危機の可能性について情報をシェアしていこうと思います。
というのは、インドの米の輸出禁止措置の情報について、日本政府はあまり重要視していないのか主要メディアでも取り扱っていませんが、私は警戒すべきだと思いましたので、どんな状況なのかを動画にしてみようと思いました。
たしかに日本はインドから米、小麦を輸入していないので、大した影響はないだろうとの判断になっていても仕方ないと思います。
そして実際2022年も同様にインドは米の輸出規制を行っていましたが、その悪影響も特になかったので警戒していないのは当然かもしれません。
ところが今年のインドの状況、世界の食糧事情は去年とは大きく違うものになっており、この違いを理解しないと大変なことになるという動画内容となります。
仮に間接的な悪影響を受けることにでもなったら、その皺寄せは私たちに来るわけです。
リスク管理に関心がある方にとっては有益な情報となると思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
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さて、インドの穀物輸出禁止措置というのは冒頭でも言った通り2022年にも行なわれておりましたが、詳細を見ていくと破砕米の輸出規制を行っていたことがわかります。
ちなみに破砕米とは、精米したコメを、主食への転用を防ぐため荒く破砕して焼酎製造の麹原料として、またコメ焼酎の主原料として広く使用されています。
過去にはタイやビルマの外米を使用してきましたが、昭和45酒造年度から外米輸入が制限され、沖縄県を除き国内産に切り替わっています。
また最近では、破砕米はライスレジンと呼称が代わりプラスチック原料に利用され、子供向けのおもちゃであるダイヤブロックにも利用されています。
たしかにそんな謳い文句の宣伝を耳にしたことがありましたよね。
2022年に行なわれたインドの輸出規制というのは、その破砕米が対象であったのに対し、2023年7月20日に発表された輸出規制というのは、バスマティ米を除く80%の主食用米に対して行われるもので明らかに2022年とは違うものです。
そこで私が警戒した方が良いと考える理由を挙げておくと
1)インドの輸出禁止措置を受けて他の米輸出国が同様の措置を取り始めた
2)ロシアがウクライナ産の穀物を黒海経由で輸出する国際協定の延長を拒否
というのが主な理由です。
今年のインドの輸出規制というのは、国内の米の価格が異常なほどに高騰しているため国内経済を安定させる目的であるとしています。
つまり世界的に見ると、異常気象やウとロの戦争によって影響を受けた食糧輸入国からの需要が高くなっていることが影響していると思われます。
なので今年は破砕米ではなく食用米の輸出禁止措置が行われており、この輸出規制によって影響を受ける国はどこかと言えばかなりの広範囲となります。
インドは、ご覧の図のようにアジアおよびサブサハラ・アフリカのいくつかの重要な市場への米の主要な供給国であり、米市場の混乱によっていきなり食糧危機に直面してしまう状況にあります。
そういった意味では、日本は小麦のほとんどを輸入に依存しているわけで他人事ではないと思います。
こうして世界地図にてその影響をみるとすごいことだと思いますが、42か国がインドからの米の総輸入の50%以上を占めています。
なのでこれらの影響は計り知れないほど大きく、他の米輸出国であるベトナム、タイなどの供給量だけでは代用できないのが実情になってくると思います。
この図の中でも80%以上依存している国というのは、パキスタンやアフリカ諸国となりますが、インドからの米が輸入できないから、はいそうですかというわけにはいかないわけで、それを他の国からの輸入に頼ることは当然の成り行きとなりますよね。
ここで米の輸出国の概要を見てみますと、インドは世界一の米の輸出国となっています。
今回の報道を受け、輸出量世界第2位のベトナムと第3位のタイでは国内の米確保の指示が出ています。
つまりインドの輸出禁止措置を受け、インドの米に依存していた多くの国が他の国からの調達をすることになります。
そうなると、ベトナムやタイの米の需要が一氣に高まり、国内の物価高を引き起こす、つまり国内経済がインフレで混乱を招くということになりますから先手を打っているわけです。
ちなみにこの表からわかるのは中国は米の生産高は世界一位ですが、なんと米の輸入高も世界一位です。
この状況をどう考えるか、ですが、中国あるあるで生産高を誤魔化しているのかもしれません。
輸入高は相手があるわけなので数字の誤魔化しはできませんが、やるとしたら生産高である可能性もあります。
または、国内の需要を満たすことができないので輸入しているという見方もありますが、現在の中国が異常気象の影響を相当受けていることから農作物の影響は計り知れません。
どのくらい異常かというと、今リアルタイムで内陸部の北京全体と言って良いほど水没している状態になっているのです。
SNSの情報では北京が5メートルほど水没しているということで、こんなことは過去になかったといいます。
この傾向は中国全土の農村部にも起きていますので、食糧の輸入量はさらに増える可能性があります。
ここ数年中国は食糧備蓄を強力に推し進めており、一時期は世界の備蓄量の半分を占めていた時もありますので、安泰ではないかと多くの人は思うかもしれません。
ところが、そんなうまく事は運びません。
というのは、案の定中国の食糧保存庫の爆発が起き始めているのです。
これは毎年恒例なのですが、あの国は官僚や役人の腐敗が相当進んでおり、というか長い歴史上まともであったことがないので、これが正常といえるかもしれませんが、横流しして倉庫内の食糧は瓦礫にすり替えられています。
その発覚を恐れ、火の気がないところでも火災が起きているのです。
ここまでの情報でみなさんは何を感じましたでしょうか。
インド、ベトナム、タイなどは国の政策で国内経済の安定を図って、輸出規制をかけてくるというまともな政策をしておりますが、日本はどうでしょうか。
日本の農業政策というのは、国内の米価を維持するために、農家に補助金を出して米を作らせないようにしているということをしています。
その補助金はもちろん税金ですから、また支出が増え財政赤字が増えたということで増税ということに繋がっていますし、米価が高く保たれているということは、庶民は自分達の税金で高くなった米を買って生活が苦しくなっていくという馬鹿げたことをしていることになります。
もちろん、米農家には適正価格で買ってあげなければ持ちつ持たれつが成り立たないわけですが、どうせ税金使うなら国がもっと世界に日本の米が高品質であることをアピールして、輸出を増やすことをすればいいと私などは素人ながら思うわけです。
輸出を増やしておけば、いざという時にインドなどのような食糧安全補償にも繋がると思うのですが、みなさんはどのように思いますでしょうか。
こうして世界で何が起きているかの情報を集めてみると、なんだか恐ろしいことが起きる氣配がしてきてしまいます。
日本の食糧自給率はご存知の通り37%とまた1%下がりましたが、これはカロリーベースの計算であって、生産高ベースで考えると60%以上はあると言われていますが、その生産に必要な家畜でいえば飼料や、農業で言えば化学肥料の海外依存率はほぼ100%です。
その輸入に問題が起きたら日本の食糧自給率は限りなくゼロに近づきますし、首都圏に住む1400万人以上の国民は飢えに向き合うことになります。
特に東京にお住まいの方は、どれだけこのような現状を理解しているのでしょうか。
こんな状況で、今現在日本政府は、ウとロの戦いに首を突っ込みすぎていると思います。
そして日本は石油や天然ガスの資源国、小麦や米などの農業国で作っているブリックスという経済圏にも属しておらず、この経済圏は反アメリカ同盟国と言って良いほどのものであり、日本はもしアメリカから梯子外されたら一氣に食糧危機と直面することになります。
この件についての動画も作っておりますのでぜひご視聴いただきたいのですが、知れば知るほど背筋が凍る想いがいたします。
歴史から見ても、直近で見てもアメリカは日本を利用するだけ利用してきているので警戒しなければならないのですが、今の政府には全くと言って良いほど期待できないと思います。
だとしたら、個人でできる限りの対策をしていくしかないと考えるのは普通のことと思います。
こういった情報を積み重ねていくと、日本国民というのは相当な危機的状況にあると思います。
話は少し逸れますが、ついに日本が超過死亡者数で世界一位になりました。
熱波によって引き起こされた連日の猛暑によって、多くの熱中症にかかった方の尊い命が断たれています。
本当にお氣の毒な話なのですが、こういったこともいろいろと情報を集めていくとひとつの仮説が成立します。
あまり詳しくは言えないのですが、当事者になってからでは遅いわけで、必要な情報は手を伸ばせば手に入ります。
仮説と言っても世界の情報を集めていくと論文が発表されているのですが、その論文は論文であるために査読されますから、全く根拠がない話ではありません。
本当に各自が自分の身や家族の身の安全を考えることをしないと、まさに自己責任になっているのが今の社会となっています。
話を戻しますと、今回のインドの輸出規制は、今までの状況と次元が違うと思いますので食糧備蓄を強化する必要がありそうです。
食糧備蓄については、このチャンネルでも結構取り扱っており、再生リストも作っていますので、なにかやりながらでも聞き流していただけたらと思います。
私の食糧備蓄に対する考え方は、食品添加物を避ける食材であったり、無農薬米を使った備蓄を心がけてはいません。
もちろん、健康のことを考えたら体に良い食材を選ぶ事は必要かと思いますが、はっきりいってひとつひとつが高価です。
万が一の事態になって、生きるか死ぬかの時に食品添加物が多いから食べないという選択はないと思っていますので、まずは生き延びるということを第一優先で備蓄品の選択をしています。できれば体に優しい食材で備蓄したいのですが、私の経済力では限界があります。
なので、経済的にゆとりがある方はより体に良いものを選ぶようにしていただければと思います。
参考までに有機農法の食材を選んだりすると、大体通常の2倍から3倍以上のコストがかかりますので選択は各自考えて決めれば良いと思います。
いかがだったでしょうか。
インドの輸出規制とその影響について情報をシェアしてきましたが、中東方面の人々は直近で食糧危機に直面していくと思います。
そうなると、再びアラブの春が起きるかもしれません。
実際、日本の主要メディアではあまり取り上げられていませんが、暴動が起き始めています。
いま世界で起きている紛争の根本的原因の一つはグローバリストとの戦いであると言えます。
彼らの手口は世界に混乱を招き、人々を貧困にさせた上で手を差し伸べる、つまり支配することを画策していますので、そうやって物事を見ていくと見えなかったものが見えてきたりするものです。
足元の災難を回避するための行動と、日本の政府が狂っていることに対して危機感を持ち、政治に関心を持つこと、各自の意見をしっかり持つことが急務であるように思います。
今後も私たちに降りかかる災難、試練に関する情報を発信していきますが、中には一見自分とは関係なさそうな動画でも、一応私の中では意図や意味があって動画を作成しておりますので、ぜひご視聴いただけたらと思います。
暑い日が続きますので、ぜひご自愛くださいませ。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。