

【編集後記】
今の世の中は経済的弱者にはすごい厳しいしくみになっています。
厳密にいうと高所得者でも生活困窮に陥っているわけですが、経済的弱者はクレジットカードを使い支払いの先延ばし、そしてリボ払い、足りないのでサラ金に駆け込むというストーリーで地獄に落ちていきます。
自己破産をすればある意味合法的に債務はなくなりますが、税金は免れません。
なので歯をくいしばって現金主義になるしかありません。
その自己破産も今後あまりに多くの人が申請する事になったらどこまで認められるかわかりません。
本当に嫌な世の中になりましたが、それでも何とか知恵を振り絞って乗り切るしかありませんね。
大企業が庶民を借金地獄にしていくという見方はいけないかもしれませんが、こういったお金の教育は子供の頃からしていかないといけないのではないかと思います。
お金などこの世からなくなってしまったらいいのに、と半ば本氣で考えてしまいます。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は視聴者様からのコメント返しに近いかもしれません。
私は視聴者様からのコメントから多くの氣付きや閃きをいただくことがあります。
いつも本当にありがとうございます。
間違いなくすべて拝読させていただいておりますので、これからもコメントよろしくお願いします。
このチャンネルでは、ますます加熱する物価高に対しての警告や食糧備蓄の勧めなど自分や家族の身を守るために必要だと思われる情報を、独断と偏見で配信させていただいておりますが、食糧備蓄について結構多く寄せられるコメントが食糧備蓄に回すお金がないという嘆きにも似た内容です。
確かに程度の差はありますが、この手の問題を抱えた人は多いかと思います。
節約と言っても本人なりにすでにやってるでしょうし、これ以上は無理ということでしょうか。
そこで生活困窮から抜け出すことができるヒントをシェアしようと動画を作成しました。
そこでこの動画では、
1)貧乏に陥ると抜け出せないスパイラルとは
2)生活習慣の見直しで乗り切るしかない
3)まとめ
という流れで話を進めていきたいと思います。
かくいう私も結構な辛酸を舐めてきていますので、実体験で語ってみたいと思います。
大前提として、この世の中は一旦負のスパイラルに陥るとなかなか抜け出せなくなってしまいます。
次から次へと請求書が舞い込んできます。
そこへきて現在の物価高はまだ序の口といいますから、今後どうすればいいのかと途方に暮れてしまう氣持ちはよくわかります。
そうはいっても生き抜かなければなりませんからなんとかするしかありません。
この動画が、今生活困窮真っ只中で生きている方の発想の切り替えにお役に立てることを祈っています。
ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
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さて、私のチャンネルを訪問してくださっている方は、比較的40歳以上の方が多く、20歳代の若者は少ない傾向なのですが、冒頭で述べたようなコメントが時々書き込まれています。
収入が少ないのならダブルワークでもトリプルワークでもやって収入を増やすことをするしかないとしかアドバイスしてこなかったのですが、私だったらこうする、という視点で情報をシェアしていきたいと思います。
あくまでも私の価値観での話ですので、それによってそのアイディアを取り入れるか入れないかはご自身で決めてもらえればと思います。
まず収入が足りないと漠然と言ってもこれはお金の使い方を間違うと、月収100万円あっても足りないという現象が起きてきます。
前の動画で高所得貧乏について触れましたがこれは真実です。
なので現在生活困窮状態に陥っている人というのは収入が低い人だとは限りません。
実際今まで生きてきてそんな人はいくらでも見てきました。
所得が高くても低くても生活に困窮している人に共通して言えることは、
1)見栄っ張り
2)クレジットカードを数枚持っており使い回している
3)カードのリボ払いを常用している
という感じだと思います。
これは私自身が経験したことだからわかります。
今はどうかというと、決して経済的ゆとりを手に入れた訳ではありませんが、改善を重ね毎日を生きられる事に感謝しながら生きることができています。
これらの項目については、当たり前すぎてそれぞれ詳細説明はする必要はないと思いますが、クレジットカードのリボ払いの件については触れておきます。
まず、生活困窮から脱出するには現金主義になることです。
クレジットカードのリボ払いにどっぷりと浸かってしまった状態では現金主義に戻ることは難しいと思いますが、それでもこれをやらないとどんどん地獄にはまっていきます。
なぜかというと利子が高すぎるからです。
投資をしている人たちが利回りで年間8%とか10%とかといった案件で財産を増やしている中、リボ払いしている人たちは14%前後の利子を払っているのです。
つまり年収をより低くしているのです。
これだけ考えても経済的に苦しくなるのは当たり前です。
もっとひどい状態になると、カード払いをするためにアイフルやアコムなどの利用も始めるというのがお決まりのパターンになります。
お金を貸す方は、返せる訳ないとわかってて貸している一面もあります。
担保まで取られている訳ではないのでいいかもしれませんが、通常14%前後の利子がついた借金はなかなか返せるものではありません。
減ったと思ってもまた借りますからエンドレスです。
なのでここは踏ん張ってダブルワークをしてでも経済状態を改善するしかないのです。
どのように見直せばいいかというと、普段何に金を使っているかを知ることです。
ギャンブルやパチンコ、ブランドものばかりにお金を使って経済的に苦しいという人は言語同断であり、どうしようもないです。きっと止められないでしょうからお手上げかもしれません。
考えてみてほしいのですが、一生懸命働いていても経済的に苦しいという人は、普段コンビニで買い物をしていることが多いのではないでしょうか。
自分の生活習慣というのは、自分ではすっかり当たり前になっておりその異常さに氣が付かないものです。ところが他人から見ればお金がなくなって当たり前に見えるというのはよくある話です。
私が強く言いたいのはコンビニで買い物していては間違いなく経済的に苦しくなるということです。
コンビニ関係の方が聞いていたらごめんなさい。
コンビニが悪い訳ではありませんので誤解なきようお願いします。
ではそれを証明してみます。
まずコンビニ利用についての大変興味深い調査結果があるので紹介します。
日本マーケティングリサーチ機構の調査によると、
利用頻度の内訳は、「月に1回程度」(14.36%)、「週に1回程度」(21.16%)、「週に2回から3回程度(34.29%)、「ほぼ毎日」(23.63%)、「ほとんど利用しない(6.56%)という結果です。
ほぼ毎日利用している人が23.63%もいることに驚いてしまいます。
そして、コンビニに行く目的については、「食料系の購入」45.25%が最も多く、「飲食系の購入」21.7%、「日用品の購入」12.59%と続いています。
やはり私たちもよく目にする光景は弁当の購入シーンでしょう。
次にコンビニを利用する際に1回で使う金額についての結果は、「500円から1000円」42.63%が最も多く、「500円以下」25.71%、「1000円から3000円」16.68%という結果になっています。
最後にコンビニをどのように選んでいるかという質問に対しては、1位が「家が近いから」56.6%で、2位が「欲しいものがそろっている」16.6%、3位が「早さが魅力」15.21%ということで、仕事帰りに自宅近くで食事を購入するというのが習慣になっており、まさに便利だからというわけでしょう。
ではよく購入されていると思われる品をあげてみます。
弁当 600円
お茶 160円
コーヒー 130円
お菓子 150円
計1040円
という感じでしょうか。
これをコンビニヘビーユーザーの場合、1日2回買い物をするかもしれません。
そうなると1ヶ月にコンビニでいくら使う事になるのでしょうか。
1日1000円でも月で考えれば3万円になりますし、
昼食、晩御飯の利用で考えると月に6万円になっているかもしれません。
それを自炊したらどうなるでしょうか。
面倒臭いというツッコミがきそうですが、経済的に追い込まれていく方がどれだけめんどくさい事になるかわかっていないかもしれません。
そのくらい覚悟決めてやらないと、今年11月からは電氣・ガス料金が異常なほど値上がりますし、それに伴ってその他の物価も上がりますから、一氣にあらゆるものの滞納生活が始まってしまいます。
家賃の滞納にまで事態が悪化したら、家を追い出されるという事も現実的に起きてきます。
ちなみに滞納が始まると水道・電気・ガスは何も言われず止められます。
家賃やカードの滞納・未払いが始まると督促の電話のしつこさは半端ではありません。
こうなると精神的にかなり参ってしまう事になりますので、冷静なうちに真剣に考えた方が良いと思います。
例えば自炊でしたら、主食の米で言えばコシヒカリ10キロで3500円くらい出せば購入できます。古米ならもっと安く買うことができます。
男性ならコメ一食分は約250グラムですから、1日2回で500グラム。
30日で15キロ必要になります。
ということは1ヶ月5000円くらいで済むでしょう。
朝はトーストにするとして一食50円ほどでしょうか。
コーヒーはドリップタイプで考えても一杯40円くらいです。
おかずはスーパーで食材を購入して簡単なものを作れば良いと思います。
こういう努力をすれば月2万円から3万円くらいは残ると思います。
その効果が出た分を食糧備蓄に回すもよし、借金を返していくもよしです。
とにかく現金で購入することを心がけることがポイントです。
最初はきついと思います。
例えば食材を購入する現金がないとなるとどうしてもカード払いになってしまいますよね。
そういう時は収入を増やすことを考えないとどんどん地獄に落ちていきます。
生活を立て直すにはリボ払いや借金を減らしながら、新たにそれらを増やさないことに尽きます。
それで足りなければ副業をする。
自炊を心掛け無駄な出費は抑える事に集中するということが大切です。
そして買い物はコンビニではなくスーパーにすることです。
そうすれば見る見るうちに経済状況はよくなってきます。
結果が目に見えてくると楽しくなるはずです。
今の世の中は残念な事に、お金持ちはお金がお金を生むしくみを作り上げているのに対して、経済的弱者というのは、なにをやるにしても高い金利で暮らさないといけない状況になっているということは紛れもない事実です。
金如きに振り回される人生から脱却するためにも現金主義、自炊が必要です。
今の時代クレジットカードなしではネットでサービスを受けられませんから、デビットカードを使うようにすれば良いと思います。
現金払いと同じなので。
他にも日中スタバのコーヒーを飲むことも止めた方がいいです。
そういうときは保温が効く水筒に自宅で入れたコーヒーを持って出れば良いと思います。
そんなこと楽しくないというかもしれませんが、変にストレスがたまらないように調整しながらやれば良いと思います。
ちなみにスタバは利用しないとしても普段何氣に購入しているペットボトルについて面白い記事があったので紹介します。
ペットボトル飲料を購入せずに自分で飲み物を準備した場合はどのくらいの金額になるのでしょうか。ステンレスボトルとお茶パックを購入して月20日間、自分で飲み物を準備すると仮定した金額のシミュレーションはこのようになります。
・ステンレスボトル購入費が3600円。
・パッキンを年1回交換するとして330円。
・お茶パックは54袋入り、1袋で1リットルのお茶が作れるものが330円。
そうすると1リットルあたり約6円。なので1リットルは2日分ということになります。
そんな前提のもとどうなるかというと、
初月では、3円かける20日は60円、そこにボトル代3600円が初期投資することになるので合計3660円となります。
それを1年間通すと
60円かける12ヶ月は720円、そこにボトル代3600円、そして年に一度交換のパッキン代330円を足した合計は4650円。
では3年間では
720円かける3年は2160円にボトル代3600円、そしてパッキン代330円が3年分ということで6750円。
最後に5年間では
720円かける5年は3600円にボトル代3600円、そしてパッキン代330円が5年分ということで合計8850円になります。
自分で飲み物を準備する場合は、お茶を作る、ボトルに入れる、ボトルを洗うなどの手間はかかりますが、5年間で8850円というのはすごいですよね。
一方で缶コーヒーを1日3回飲んでいるケースと比較すると、150円かける3回は1日450円。
これが1ヶ月では13500円。
一年ではなんと162000円にもなります。
そして5年では810000円にもなります。
その差は実に約100倍です。
これをやるかどうか、です。
これからまだまだ世の中の経済状況は厳しくなることは間違いありません。
節約節約とキリキリするのも精神衛生上よくありませんので、途中で効果が出てきたら自分にご褒美を与えるという意味で美味しいものを食べにいくのも良いかもしれません。
繰り返しになりますが、滞納などの督促電話の方がよっぽど精神的にこたえます。
こうして足元から経済状況を見直して改善していけば、その効果によって楽しくもなります。
そして、収入を増やす事に全身全霊を傾ければ違った景色が見えたり、他に知恵が湧いたりするものです。これから本当に大変な時代になりますので、食糧備蓄は絶対しなければならないし、お金に追われる事がないように知恵を出す事が必要です。
ぜひチャレンジしてみてください。ともに厳しい時代を生き抜いていきましょう。
最後までお付き合いありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
少し長い動画になってしまいましたが、これでも言い足りないことはまだまだあります。
今の社会で生き延びていくためには、さまざまな仕組みを知っておかないとまんまとその罠にはまっていってしまいます。
やはり自分や家族の身を守るためには世の中の綺麗事ではなく、リアルを知る必要があると思います。
これからも私たちが厳しい時代を生き延びるための情報を発信していこうと思っていますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。