【ホルムズ海峡封鎖】スエズ運河・バベルマンデブ海峡が実質閉鎖、次はホルムズ海峡封鎖か?#328

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【編集後記】
いよいよ中東情勢が悪い方向へとさらに進行してしまいました。
われわれが思っている以上に状況は悪いことになってきていると思います。

本当にホルムズ海峡の封鎖にまで事態は悪化するのでしょうか。
誰も経験したことのない試練を迎えようとしていますが、全然実感など湧かない人が多いのではないでしょうか。

かく言う私も自分で危機感を高めるためにも想像力をフル稼働させている状態なのですが、起こってみないとわからない部分が多分にあると思います。

飢えだけは経験した事がないということで食糧備蓄に取り組んできましたが、このままでは飢えで苦しむ人を目の当たりにすることになるかもしれないと思うと戦慄が走ります。

とにかく戦争が起きないことを望みます。
後悔しないように準備を怠ることなく生きていきましょう。

【以下、文字起こし】

みなさんこんにちは。好奇心TVです。

今回の動画は、いよいよ中東情勢に危機的状況が発生してきたことについての情報をシェアしていきたいと思います。

ある程度予想されていたことではありますが、バベデブ海峡が実質的に封鎖状態になりました。

封鎖というのは具体的にどういうことかというと、世界2位の海運会社であるデンマークのマースクと、世界2位のイギリス石油企業ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)による自主規制が始まったということになります。

この影響はいつホルホル海峡にも及ぶかわかりませんが、決して楽観視できるものではありません。

そうなった時には日本には甚大な被害が出るわけですが、そうなるまでの過程でも充分ダメージが大きくなる話になると思います。

直近の情報から今どのように考え、なにをしなければならないかの確認をしていきますので、ぜひ最後までご視聴ください。

このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。

チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。

さて、この年の瀬に慌ただしい動きになってきました。

イエメンに陣取るフー部隊による民間船舶への度重なる攻撃に対して、当然ながら航行を自粛する企業が出てきました。

航行を自粛し始めたという背景には、今紅海に集結し始めているアメの国主導の多国籍軍がこの海域に集まりつつあることが原因かも知れません。

しかし一方で、船の航行が軍隊によって保護され、安全が確認できた場合はスエズ運河からバベデブ海峡のルートを再開する可能性もあるとしました。

これらの緊張状態による日本への影響というのはテレビ・新聞では絶対に事が起きるまで報道しないと思いますから、ここから先はそれぞれの判断能力が問われることになると思います。

スエズ運河というのはご存知の通り人工的に作られた航路で、1日平均約50隻もの貨物船、毎月300万個以上のコンテナが運ばれています。

このルートが特に重要であるポイントは、地中海と紅海の間にある約200キロメートルの陸地を切り開くことで海上輸送が一氣にスムーズになったことです。

幅はたったの約200メートルしかなく、もし大型船が座礁などした場合にも海上輸送ルートに支障が出てしまいます。

あの地域の武装部隊がそれを誘発する可能性もないとは言えません。

もしこの航路が使えないとなると、喜望峰経由でアフリカの西側を通るルートを使うしか方法がなくなり、このことは経済面で大きなダメージを庶民に与えることになります。

試算によるとコンテナ一個あたり700ドル以上のコストアップが余儀なくされるわけで、これはそのままあらゆる商品の価格高騰に繋がることは確実です。

当然遠回りになるわけですからそれだけあらゆる物資の入荷が遅くなります。

それだけをとっても経済活動へのブレーキになります。

ヨーロッパ地域と日本を結ぶルートを考えてみてもかなりの影響を受けます。

ご覧の通りスエズ運河とバベデブ海峡ルートを利用できていた場合は、マレーシア付近までのおよそ18500キロメートルを26日間の航行で済んだものが、喜望峰ルートでは、航行距離が一氣に上がり25000キロメートルへと延び、航行期間も34日になってしまいます。

日本への悪影響は庶民への影響はもちろんのこと、コストアップによって商売が立ち行かなくなる企業も出てくることは間違いありませんので、2次被害、3次被害も出てきます。

その紅海地域の緊張は、アメの国の国防総省による「オペレーション・プロスペリティ・ガーディアン(繁栄の守護者作戦)」の発動によって高まってきています。

この作戦は、船舶の護衛のためのタスクフォースなのですが、この作戦から離脱し始めている国も出てきています。

今世界中で戦争反対の運動が起きており、それぞれの国の内情を考えると、アメの国の動きには合わせられないということなのでしょう。

その離脱した国とは、フランス、イタリア、スペインなのですが、それらの国は欧州連合またはNATO軍としてである場合にのみ出撃し、アメの国の指揮下の任務には参加しないことを示しているそうです。

これによりアメの国による作戦参加国は、イギリス、ノルウェー、オランダ、ギリシャ、カナダ、オーストラリアなど少なくとも12か国から35か国以上が、24時間以内に海峡に到達できる位置に待機しているといいます。

かなりきな臭いことになってきました。

対するフー部隊というのは、来るなら来い状態で待ち構えているので事態は深刻です。

さらにイスの国の首相も、ガザガザへの攻撃をまったく中止するつもりがないことを宣言しているので、私たちもなにが起きてもいいようなマインド設定をしておく必要があるということになります。

それにしても先ほど述べた今回のオペレーションに参加しない国の意思表示は、それはそれで驚きます。

アメの国の指揮下では動かないということを言っているわけですから、ひと昔前にはそんなことは言えなかったのではないでしょうか。

このようなところからみてもアメの国が覇権国家としての影響力の低下を感じると同時に、各国のお家事情も察する事ができます。

今回のバベデブ海峡の実質的な封鎖によって、寒さの厳しいEU諸国やイギリスの国民は大変なことになっていくと思います。

このことは決して他人事ではなくてホルホル海峡の封鎖まで事態が悪化した時には、その悪影響はEU諸国やイギリスの比ではない事が起きてきます。

繰り返しとなりますが、ホルホル海峡というのは日本にとって石油は90%以上、天然ガスは20%以上の輸入を依存している大事な地域となります。

ここからの輸入が0%なんてことになったら、日本は実質的に終了します。

線を引いたようにスパッと状況が変わります。

毎日貨物船が到着しているわけですが、最終便がホルホル海峡を出発して約20日間かけて日本に到着するわけで、その間は通常通り物自体は届きます。

しかしその価格はとんでもない価格になることは簡単に予想できます。

50年前のオイルショック時には原油価格が4倍になったことを考えると、単純にレギュラーガソリンがリッターあたり700円前後になるということになりますし、給油量の制限も行われるでしょうから経済は一氣にブレーキがかかります。

政府の備蓄量があるといっても無尽蔵にあるわけでもなく、燃料を使う優先順位というものも決められていることでしょうから、私たち庶民がどれだけ使えるかは不明ですが、通常通りには絶対生活はできないでしょう。

2ヶ月とか3ヶ月もの間石油の輸入が途絶えたら日本終了ということになります。

途絶えなくても減っただけでもかなりの影響を受けます。

輸入量がゼロにならなくても、物価高騰や商品を作れなくなったり、発電もできなくなるので庶民の生活は破綻してくると思います。

そうなった時に家賃はどうなるのかとか住宅ローンはどうなるのかなどの心配は当然あると思いますが、そうなったら事が事だけに、さすがに政府の政策で支払い猶予が発動されるなどなにかしらの対策が講じられると思います。

そうなったら開き直るしかないでしょうね。

おそらく出勤ができなくなり給料ももらえなくなる人も出てくる中で生き延びる方法はと言うと、やはり食糧備蓄や日用品の備蓄があるか、ないかによって生死を分けることになると思います。

特にこれからの日本は冬本番となりますので、寒さ対策を講じていない人は飢えと寒さという拷問のような日々を過ごすことになってしまいます。

ですから今この瞬間にできることは対策しておかなければならないでしょう。

そんな事態は今の時代に生きている人たちの中でだれも経験した事がないわけですから想像力をフル稼働させるしかありません。

そして治安も悪化してカオス状態になってしまいます。

特に都心部に住んでいる人たちは深刻な状況になりますので、飢えによって人は凶暴化することは間違いありません。

物流が止まってしまった都心部というのは、砂漠に住んでいる状態とほぼ同じになります。

電車は動かないし、バスも当然ダメですから田舎に向けて脱出するにもできませんし、なにより物資が入ってきません。

これが局地的な自然災害であった場合はまだ救いがあります。

被災していない地域からの援助物資が届くからです。

燃料が枯渇するというのはそれすら期待できないし、他国からの援助も期待できません。

考えれば考えるほど尋常ではない事が起きる可能性が出てきていますので、今一度意識を高める事が必要です。

こうして私たちはまだ普段通りの生活を送る事ができている人は比較的多いのですが、ウとロの紛争によって食糧危機になって飢えで命を落としている国や地域があることを忘れてはいけません。

ガザガザの地域の人たちの中には妊婦が5000人ほどいると聞いています。

生まれてくる赤ちゃんの何割かは残念な結果になっているのです。

自分の国だけ安全とは思わない方がいいと思います。

そんな中、中東戦争勃発どころか世界に戦火が広がることを望んでいる者も現実としている以上、警戒を強めなくてはいけません。

まさか今起きていることは軍需産業やエネルギー大手の収益をあげるための茶番ではないでしょうが、どっちに転んでも私たち庶民に皺寄せがくることは確実です。

いかがだったでしょうか。

本当に緊張度も危機度も高い状況になってきました。

仮に世界中の紛争が収まり、すべての国に平和が訪れていた状況で食糧危機などを心配する人は異常にみられても仕方ないとして、これだけ危機的な状況にあってなにも対策しないと判断することはあり得ません。

下手すると考えもしていないわけですから終わっていると思います。

いつも言う通り、食糧備蓄や日用品の備蓄をしてなにか損があるのでしょうか。

何事もなかったらそれはそれで食べればいいし、使えばいいではないですか。

万が一を考えて勧められた通りにお金使ってなにも起こらなかったら文句を言う人も出てくるかもしれませんが、そのような人とは距離をとった方がいいと思います。

距離を置くと言うのは縁を切るというのとはわけが違います。

万が一のために自動車保険も生命保険も入っているわけで、なにも起きなかったら文句を言うのと同じ次元の話ですから、もはやお付き合いするに値しないと思います。

それが身内という場合は厄介ですが、少なくともそうでない場合の対処は明白だと思います。

いずれにしても水面下ではわたしたちが知らないだけで危機的状況の連続だと思います。

紛争を望んでいる者は確実にいるわけで、挑発行為は日常茶飯事でしょうし、指揮官レベルでは制御ができていても、第一線にいる者が暴発したら事が始まってしまいます。

今回のバベデブ海峡の封鎖によって、物価が上がる可能性は高いと思いますので、それぞれがどんな状況になるかの検討をして、考えられる物資の購入を急いだ方がいいと思います。

大難を小難に変える事ができるのは準備しかないと思います。

周囲の人たちとの意見の食い違いで孤独感を感じる必要はありません。

平和を強く望み、万が一の準備の大切さを理解している人はかなりの数がいます。

ぜひ共にこの難局を乗り越えて生き延びていきましょう。

最後までお付き合いありがとうございました。

以上で今回の話は終わりとしますが、

皆さんの応援が次の動画作成の力になりますので、いいねボタン、チャンネル登録、通知設定をオンにしていただけると嬉しいです。

また、コメント欄へのご意見、ご感想の書き込みもいただけたら励みになります。

最後までご視聴ありがとうございました。

好奇心TVでした。

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