

【編集後記】
アメリカが覇権国家としての地位を頑なに守ってきたその方法というのは、考えられないような非道なことでした。
そういった事実を公にしてきた人をCIAが陰謀論という言葉を作ってレッテル貼りをして変人扱いしてきたわけですが、さすがにもう一定数の人たちには周知の事実となっており、ブリックス経済圏のような脱ドルの動きが激しくなってきました。
情報を集めれば集めるほど、大きな大惨事が起きることを確信してしまうのですが、個人的にどのように生き延びればいいか結構考え込んでしまいます。
当たり前であったお金がただの紙切れになるということは、まったくの妄想でもなくなってきたということは、とんでもない時代になったということです。
せっせと倹約して老後の資金を貯めてきた人もいるでしょう。
すべての財産が無になるなんて事になったら氣が触れる人も出るに違いない。
もちろん、そんなことは望みませんが、残念ながらいつ起きてもおかしくない状況になっています。
そしてアメリカを奈落の底に落とそうと怨念に近い感情を持って対峙している国々があるわけですから、現実として備えておかなければならないでしょう。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、加熱する中東紛争から始まるグレート・リセットについてその可能性を考える情報をシェアしていこうと思います。
中東情勢は、ご存知の通り昨日今日始まった争いではありません。
だからといっていつものことだとは済まされない状況になってきていることを理解する必要がありそうです。
中東関係の動画は何本か作成してきていますが、隠語だらけで聞きづらくなっている点についてお詫びしておきたいのですが、このプラットフォームではNGワードを明確に示してくれないことや、検閲強度も流動的であるため過剰に注意して言葉を選択しております。
ご理解いただければと思います。
今回の内容は、ホルホル海峡やバベデブ海峡の封鎖などから発生する日本の苦境についてではなく、この紛争が世界経済の崩壊に繋がる可能性について触れていこうと思います。
そのような仮説を立てて考えると、日本国内でもそれらの準備をしているのかと思われる動きがあることに氣が付きます。
危機意識を高め、危険予知をして対策を講じたいかたは、ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、まもなく2023年が終わろうとしていますが、今年起き始めたことが来年になってどのような展開になっていくのでしょうか。
大きく見ると世界の動きというのは良い方向に向かっていると考えています。
その根拠というのは、ロクでもない輩によって全体主義・共産主義による世界統一政府を作るという目論見に対して、世界中のまともな人たちが立ち上がり、組織を作ってその動きを阻止する勢力が広がっているということ、そして流行り病蔓延時に予防と称して半強制的に射たされたアレの実被害が明確になってきており、その悪巧みに関わる者たちからの内部告発や内部文書流出などが相次いだことで、多くの人たちがその異常さに氣が付き始めていることなどが挙げられます。
そういった世界的な流れの中で日本の状況というのは嘆かわしい部分もありますが、世界的な流れと同様に大きな動きがあることも事実です。
残念ながら彼らの悪巧みによって犠牲となる人たちが後を断たないのですが、本格的な被害はこれからだと私は思っています。
現時点でもご視聴の皆さんも感じていることかも知れませんが、1日の中で救急車のサイレンを聞かない日はないのではないでしょうか。
調べてみると総務省による「令和4年中の救急出動件数等(速報値)」の公表があったので紹介しておきますと、なんと令和4年中の救急自動車による救急出動件数は722万9838件ありまして、これは対前年比で103万6257件の増加となっており、増加率は 16.7%となっています。
これは救急出動件数、搬送人員ともに対前年比で大幅に増加するとともに、集計開始以来で最多となったそうです。
もちろん原因ははっきりしていませんが、なにかが起きているのではないかという仮説が立ちますよね。
私は統計の重要さを認識した上で、統計上出てこないそういった肌感覚というものも大切にするように心がけています。
話が外れてしまいました。
話を戻しますと、今緊張度がどんどん高くなっている中東情勢について、このチャンネルではいつもの中東情勢とは違うということを言ってきたのですが、それはいくつかある中で、特にフォーカスしたいのがアメの国の凋落ぶりです。
それも過去動画を参考にしていただきたいと思うのですが、100年近くも続いてきた基軸通貨としてのドルの地位が大きく揺らぐ出来事が頻発しています。
その基軸通貨としての地位はなにによってもたらされてきたかというと、ペトロダラーシステムというものです。
つい先日キッシンジャーが亡くなりましたよね。
このタイミングでというのもなにか因縁を感じるのですが、キッシンジャーといえばニクソン大統領時代の補佐官としてニクソン・ショックという出鱈目な政策を打ち出しました。
ニクソン・ショックとは1971年8月15日に、当時アメリカ大統領であったリチャード・ニクソンが、金とアメリカ・ドルの交換停止を突然発表したことによって世界経済が混乱したことを指しており「ドル・ショック」とも呼ばれています。
きっかけはフランスの当時のド・ゴール大統領から溜まりに溜まったドルを金と交換して欲しいと依頼があったところから始まりました。
当時は金本位制であったので、金との交換依頼があればすぐに対応できるはずでしたがそうしなかったのです。
しなかったのではなく、正確にはできなかったのです。
それは泥沼化したベトナム戦争で財政が悪化し、すでに金はアメリカにはなかったからです。
そこであってはならないことなのですが、金とは交換しないと宣言したというわけです。
出鱈目過ぎます。
そしてこの出鱈目さは、ますますひどくなってペトロダラーシステムを強要することになります。
誰に強要したかというと、石油産油国に対してということになるのですが、その中でも特にサウの国に対してでした。
中東紛争は当時からあって、サウの国はその紛争の真っ只中にあり軍事的な協力要請はありがたかったのではないかと思います。
そこに付け込んでなにかあったら俺が守ってやるからという脅しとともに、原油の取引をドルで行なわせ、そこから得た利益でアメリカ国債を買わせるということをやり始めたのです。
この合意というか、強要によって強いアメの国が生まれたということになります。
つまりこういうことです。
必要な原油は、必要なだけドル紙幣を印刷してただ同然で購入し、購入先の産油国には払ったドル紙幣でアメの国の国債を買わせることで、ドルがまた戻ってくるという悪魔の錬金術を作り出したというわけです。
これを普通のまともな社会では反社会行為と言いますよね。
だからアメという国は、物を作るという技術など不要でお金がジャブジャブと儲かるしくみになっていましたし、世界中に紛争を仕掛け兵器を売って儲けてGDP世界第一位の座を得て来たというわけです。
当然こんなバカげたことを許せない者や国が出てくるわけで、それらを黙らせるためにしてきたことが経済制裁や爆撃です。
経済制裁を受けた国をざっと挙げると、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、ジンバブエ、ベラルーシ、イエメン、ソマリア、リビア、コンゴ民主共和国、ロシア、ベネズエラ、レバノンなどがありますが、その中でも特に脱ペトロダラーシステムを宣言し実行しようとした国に対して軍事力を行使してきた国もあるのです。
その代表がイラのクの国です。
大量破壊兵器を持っているとか難癖をつけてフセなんとか大統領を抹殺してしまいましたよね。
世論も国連もだんまり状態だったわけです。
ジャイアンには文句が言えないというわけです。
他にもありますがここでは割愛します。
こうしてざっと説明しただけでもアメの国は、まるで水戸黄門のオープニングでよく見られるパターンの、茶店で暴れるならず者と同じことをしているわけです。
そんなことがいつまでも続くと思いますでしょうか。
その終わりが今こうしてこの時代に生きている私たちの目の前で進行しているのです。
専門家という人たちはドルの底力を力説していますが、本当にそう思っているのでしょうか。
メディアではそう言っておいて、その実自分は資産の保全に必死なのかもしれません。
そして、ペトロダラーシステムの崩壊が加速していると思うのは、このチャンネルでも動画を作っていますがブリックス経済圏の台頭があります。
ブリックスが独自通貨を作る可能性について否定する専門家もいますが、本当にそうなのでしょうか。
確かにブリックス参加国にもそれぞれ国家間の問題もあったりしますが、現実としてブリックスの参加国の中では、ロの国、隣の赤い国、アフリカ諸国などがアメの国の国債を売却しているケースが増えてきており、中東の国々の中でも特にサウの国の動きが目立っています。
その流れは数年前からあったのですが、2023年に入ってからもその動きは顕著で、特に今年8月にはブリックスへの参加も決定しましたし、アメの国の国債を大量売却しています。
更には、アメの国の大手金融シティグループの株売却も実行しています。
これらの動きの背景にはアメの国への感情だけではなく、サウの国の台所事情というのもあるのかもしれませんが、ペトロダラーシステムを最初に容認したのはサウの国でしたし、キッシンジャーがこの世を去ったことと連動しているような氣がします。
もしそのような事態になった時には、世界一アメの国の国債を保有している日本はどうなるのでしょうか。
出鱈目なことというのはいつか破綻するに決まっていますので、私たちはその歴史的瞬間を目の当たりにするのかもしれません。
日に日に加熱する中東情勢の背景には、アメの国対ブリックス加盟国という構図とも見ることができるので、高い確率で金融経済セクターでなにかが起きると感じます。
そういえば、世界経済フォーラムのアジェンダでは、2030年には所有するという概念が無くなるということを言っています。
なんでもレンタルされる時代がくるから便利になる、というくらいの認識でいたら大変です。
せっせと貯めて来た財産を失うことになる、もしかして没収されるということを意味しているかもしれないのです。
まさかそんなことするわけないし、できないでしょうという認識は直近の歴史を見れば甘いということがわかりますし、騙され続けてきたことに氣が付かず後悔しないようにして欲しいと思います。
いかがだったでしょうか。
改めてペトロダラーシステムの事を振り返ると、いかに出鱈目なことが当たり前のようにまかり通っていたことに驚くのではないでしょうか。
このことは後世の人たちが驚きをもって歴史を学ぶのではないかと思います。
今はそれが常識であり、正しいとまで言わないまでも、殆どの庶民が働いても働いても楽にならないと違和感を感じながら、世の中はこんなものさという感覚で生きているのではないでしょうか。
かつてグローバリストであり、隣の赤い国と利益共同体をガッツリ組んでいたキッシンジャーの生前の言葉から、あちら側の人たちの価値観を窺い知ることができます。
その言葉とは、
「石油を支配できればその国を支配できる。
だが、食糧を支配できればその国民を支配できる」
というものです。
この言葉通り庶民の生き血を吸うシステムを構築し、世界中の不幸を生み出していると思います。
しかし、キッシンジャーの死という出来事は、これからの時代は変わるという節目に差し掛かっていると強く感じます。
ただその変化の狭間では、明らかに犠牲者は生まれます。
歴史的に見てもそれはわかりますが、直近では流行り病蔓延時に体内に入れたアレひとつとっても、大切な家族を失った人がいるわけです。
この傾向は今後ますます顕著になるのでしょうが、これは情報を持つ者と持たない者との差であるとも言えます。
今後のアメの国が凋落していく最中でなにが起きてくるかということについては、各自判断して動く必要が高くなることでしょう。
最近の日本の銀行の動きにも有事の際を前提とした動きであると考えられることが見受けられます。
それは一日の振込限度額を100万円とする方針がまもなく始まるのもその一つではないかと思います。
特殊詐欺対策という事もあるとは思いますが、それは口実なのではないでしょうか。
アメの国の銀行破綻が今年に入ってから立て続けにあった原因のひとつは、不安に駆られた国民が預金を引き出したからです。
いわゆる取り付け騒ぎです。
前の動画でも触れましたが、今の経済システムでは常識となっている信用創造というのは、一旦紙幣に疑惑が出始めたら脆くも崩れますし、経済的に困窮した人たち、企業が債務を実行できなくなっても起きます。
そういったことは、専門家たちの方がよく知っているわけですから、先手を打っていると考えられるのではないでしょうか。
大丈夫と考える人はそれはそれとして、なにか感じる方は情報を集める必要があります。
しかし、あまり大きく騒がないようにしてほしいと思います。
騒ぐとそのなにかの実現が早まってしまいますので注意が必要です。
テレビや新聞ではそんなことは言っていない、また陰謀論じゃないのかと考える人もいるでしょうが、メディアでそんなこと匂わせたら本当に日本が終わってしまいますので、最後の最後まで報じないのではないでしょうか。
いづれにしても危険予知を行って対策をするタイプの方にとって、今回の動画の内容が今後の対応策を検討するのにお役立てできればと思います。
とにかく食糧備蓄と日用品の備蓄は、急ピッチで行なうことをお勧めします。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。