

はじめに
今イスラエルとパレスチナ問題が激化してきていますが、この問題はウクライナとロシア問題と根っこの部分は繋がっていますし、日本国内の移民問題などにも通じるところもあることから決して他人事では済まされないことだと思います。
そんな中、9月12日の報道記事で目を引くタイトルがありました。
それはご覧の記事となりますが、イスラエルのネタニヤフ首相が改めてパレスチナ国家など存在しないし、将来にわたっても同様であるということを強調しただけでなく、パレスチナ領土にユダヤ人入植地の建設も推し進めています。

また9月12日にニューヨークで開かれた国連総会では、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を支持する「ニューヨーク宣言」を日本や英仏など142カ国の賛成多数で採択しましたが、イスラエルや米国など10カ国が反対し、12カ国が棄権しています。


このことではっきりしたのは、イスラエルはパレスチナという存在を消滅させる動きを強化するということであり、中東は今後さらに混乱を極める可能性が高いということだと思います。
この混乱の影響は日本にも及ぶ事は確実だと思われますが、ぜひ最後までご覧いただき、不測の事態に即対応ができるよう情報のアップデートにお役立てください。
さて、冒頭で取り上げたメディア記事について皆さんはどのように感じましたでしょうか?
私たちは世界では一般常識になっている旧約聖書に関連する歴史を学ぶ機会を奪われてきました。
その歴史とは、謀略の歴史であり、陰謀の歴史です。
その結果が今現在の外国勢力に乗っ取られた日本ということになります。
イスラエル関係の問題は決して日本とは無関係であるということはありません。
少なくともイスラエルとパレスチナ問題によって世界の多くの国の内部でその賛否による分断が起きているという事実は注目に値することだと思います。
SNSやネットの書き込みからわかる多くの方が感じた異常
SNSやネット上の書き込みなどを確認しますと、多くの方がこの事態に対して異常だと感じているようです。
非常に参考になりますので少しだけ紹介しておきますと、
1) 経緯や理由はともかく、侵略的外来種が入り込んだ結果。 パレスチナ人の土地に話し合える、わかち合える、共存できるなど根拠のない綺麗事で意図的な異物混入が強行された。結果は在来種を脅かすだけだった。パレスチナ人にとって何の付加価値も無い。これは将来の日本だと思う。
2) ネタニヤフは何かと理由をつけてるが、結局は侵略行為を正当化したいだけの言い訳でしかない。 ネタニヤフという存在はイスラエルとユダヤを滅亡させたいのだろうか。私にとっては既にネタニヤフはキリストをローマに売り渡した者や、ラビン首相を暗殺した者と同様の存在だ。 これを放置しておけば、イスラエルとユダヤにとって必ず害になる。というか、もうそうなっている。 ネタニヤフの所為で高まった、反ユダヤ感情の所為で行われた迫害・事件はどんどん増えている。 もちろんそれはそれを実行した加害者側が悪いのだが、ネタニヤフは加害者側達に「イスラエル・ユダヤは悪だから何をしてもいい」という考えを持たせた元凶でもある。 そんな連中が起こした事件の被害者になんて私はなりたくないね。
3) またもやヨルダン川西岸トゥールカリムで、パレスチナ男性が大勢拐われていったようです。 建物の上部から撮影された映像では、夜間に男性達が一列に並ばされ、前の人の両肩に手を乗せた状態でざっと50人程が歩かされていました。 別の写真は昼間のもので、武装して銃を持った兵士が連行しているものでした。 それには「昼から始まり1500人の男性達が、家から、店から、工場から、そして道から連れ去られた」とあります。 こういった、西岸での蛮行、東エルサレムでの家屋破壊などがメディアで報道されないのは何故でしょう。 ガザで北へ南へと避難させられるパレスチナ人の写真の中には、大勢の男性が両手を挙げ、うち片手には身分証を掲げて歩いている、まるで80年前のドイツやポーランドかと思うような物もあります。 何故かこれらの写真も日本のニュースでは目にする事がない。
4) 現代における国家の定義とは、国際社会の信託によって承認されたものを言います。 イスラエル建国当時は確かにそれがありましたが、建国直後から今に至るまで国際法を破って平然としています。 故にイスラエルは既に「国家ではありません」
5) 本性が出たかと思う。 イラン始め、他国からのミサイルを悉く迎撃する武力を持ち、他国で潜伏するハマス幹部をピンポイントで攻撃する能力を持つイスラエルの武力及び諜報力を持ってなお、何故に防げなかった音楽祭でのハマスの侵攻。 全てはこの言葉に現れているのではありませんか? つまりは、ヨルダン川西岸もガザも手中に収め、全てをイスラエルのものにするために、わざと傍観したと。 やられたからやり返す。 この構図を生み出したいがための、イスラエルの策略だと思わざるを得ない。
というところが主だった意見のようです。
イスラエルとパレスチナ問題が複雑に見える理由
今現在のイスラエルとパレスチナ、ガザの状況を理解しようとしてもあまりに複雑で難解ではないでしょうか。
おそらく正義と悪の二元論で理解しようとしても無理なのではないかと思います。
というのも、どちらも非人道的なことを一般市民に行っているからです。
もちろん、イスラエルの方が圧倒的にその量が多いということはあるかもしれませんが、どちらかが一方的に悪いということは言いづらい状況になっていることが、この問題の難しいところだと思います。
私個人の意見としては、先住民であるパレスチナ人を迫害と言ってしまいますが、していることに問題があると思います。
重要な事実として現在のイスラエルは、ユダヤ人国家というよりもシオニスト国家であることに注目しなければならないと思います。
そしてそのシオニストというのはそのままグローバリストであると言っても大きく外したことにはならないとも思っています。
だからウクライナに侵攻したロシアには経済制裁をしますが、イスラエルにはしないということがまかり通っているのだと思います。
イスラエルとイランの不仲はご存じだと思いますが、イランはイスラエルを国家承認しておらず、シオニスト政権と呼んでいることは有名です。
もっと言えば、グローバリストというのは世界経済フォーラムや国連などの重要なポストを埋めており、世界統一政府を樹立することを考えています。
そのアプローチはさまざまなセクターで行われており、WHOがパンデミック条約を締結しようとしていることも、健康セクターにおいて各国の主権を奪おうとしているという背景があります。
そのパンデミックは、プランデミックと揶揄されているように、自然発生していることではありませんから、マッチポンプでありながらそれを大義名分に支配力を強化していると考えた方がよいと思います。
こうしてちょっと視点を広げてみると、複数の問題が繋がって一つの絵になることがわかります。
冒頭でこのイスラエルとパレスチナ問題で世界全体が分断と混乱が生じ始めていると言いましたが、純粋にパレスチナで起きている飢餓によって、幼い子供がやせ細っている事態を改善しようとデモを行っている人たちに対して、国家権力である警察が老人や障害者を拘束逮捕している映像がSNSで流れています。
当然暴力的な抗議をしているわけではないのですが、民主主義国家の中では当然の権利を行使していたにも関わらず拘束逮捕されるというのは、まるで共産主義国家のような状況になっていることに戦慄が走る思いがしました。
パレスチナに関するデモの中には暴徒化しているという問題もありますので、多くの人がパレスチナの人々に同情を寄せている反面、パレスチナ解放運動家などによって自国の社会が混乱し始めていることもありますので、この事態の理解をより複雑にしているのではないでしょうか。
この傾向は日本国内でも見られていて、選挙妨害で見られるしばき隊も高い確率で社会秩序を乱すための工作だと思います。
日本だけでなく世界中の国々で見られる移民問題も同様で、戦争や紛争によって発生してしまった難民を人道的にも受け入れなければならないという口実を掲げ、その実工作員がターゲット国に紛れ込んで多くの問題を引き起こしているということです。
いつの世も庶民が踊らされて自らの首を締めるという結果に繋がるということの繰り返しなのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
いづれにしても日本だけでなく世界的に貧富の差が激しくなってきていますし、その不満のエネルギーは爆発寸前となっています。
それは社会主義も自由主義も結果として、自分さえよければいいというマインドを持った者たちが支配層に多くいることが原因のひとつであると思います。
日本においては普通にまじめに働いていても生活に余裕などなく、かといってWワークしようにも企業によっては就業希望者の本業の労働時間も把握し、働き方改革で決められた枠内であるかの確認をしているところもあります。
自分の生活を改善しようと働こうにも法律がそれを阻止するということが起きており、この制度の弊害は今後ますます顕著になることは現場の状況から感じることです。
いつも言っていることですが、日本は実質的な食料自給率は数パーセントほどしかない中で、他国の混乱がそのまま日本のリスクになるということをよく理解して、食料備蓄などの対策をしておく必要があります。
ぜひ今一度世界で何が起きているのかという点について情報をアップデートして、生き延びるための対策に力を入れて欲しいと思います。
中国国内の状況は、今後ますます抜き差しならぬ展開になってくると思われますので、治安悪化や経済ショックに備えた準備も必要になると思います。
日本においては政局が動きますが、これは国民の意識が良い方向に向いている結果だと思いますし、日本の底力を発揮するには国民の意識の繋がりをますます強めていく必要があります。
この動画が微力ながらお役に立っていることを願いつつ終わりにしたいと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
