【食料危機】2025年度産のコメ不足確定。これからのコメ価格高騰、コメ不足に備えてください。#521

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はじめに

今回のブログも前回に引き続き、コメに関するものとなります。
コメというよりも日本の食料安全保障に関わる重要な情報です。
オールドメディアでは小泉新農水大臣や森山幹事長らによる古米で作ったおにぎりを食べるパフォーマンスや、5キロ2000円台で売られているコメを買うための長蛇の列などの様子が報道されています。
これは小泉新農水大臣の手柄だと言いたいのかわかりませんが、本当の問題はそっちのけの内容に改めて失望と恐怖を覚えてしまいます。

前のブログでもお伝えした通り、2025年産のコメはすでに予約販売が完了していて、今年も100%と言ってもいいと思いますがコメ不足は起きますし、価格も高騰することになります。
もはや個人の力ではどうしようもない流れになっていると思われ、いかに生き残るかを真剣に考えて行動するフェーズに入ってきたと思います。

ぜひこの動画を最後までご覧いただき、大事な人、大事な家族を守るための考察にお役立ていただきたいと思います。

さて、今日本が置かれた危機的状況についてよく理解ができている方にとっては、オールドメディアから流れる報道に憤りや失望感、無力感を感じていることと思います。
2023年以降続いている日本のコメ不足と価格高騰の原因は、単純に農業政策の失敗、生産量不足でしかありません。

ましてやJA農協や中間業者にその責任を持っていくのは筋違いだと思います。
それはコメ不足に陥っている状況においてはということなのですが、結局コメ不足は今年だけに限ったことではなく2度と解消されることはないかもしれません。

もちろん生産量を増やすことに農業政策の舵を切れれば、まだ日本は今現在の2倍の生産能力があるというのは専門家が指摘しているところですが、そんなわかりやすいことも今までやろうとしなかったのは、政府にそのつもりがなかったからです。

先ほど農業政策の失敗と言いましたが、これはあくまでも国民視点での話であり、日本の弱体化を狙っている勢力の片棒を担いでいる政治家と官僚から見れば、思惑通り、計画通りの成功であると言えます。
つまり日本弱体化を計画している勢力というのは、日本という国から食料安全保障を脆弱にさせるだけでなく経済の弱体化、国民の貧困化を加速させることを着実に行なっていると言えます。
そのような理解をするためには、やはり歴史を知らなければ辻褄があってこないということになります。

備蓄米が底をついているという状況がいかに危機的状況なのか

今回はその話は割愛しますが、唯一と言ってもいいほど100%の自給率を誇っていたコメを輸入に頼らなければならないという事態に陥ったことは、かなり危険なフェーズに入ってきたという事実が重要です。

今後のコメ事情は改善されることなくコメ不足が続くということに対して、輸入すればいいと言う方もいますし、オールドメディアも輸入米は美味しいというプロパガンダを始めていますから要注意となります。
それはなぜかと言うと、先日の動画でも触れましたが、CNNの報道で向こう5年間で異常氣象によって命に危険が及ぶほどの熱波が予想されていると報じられているからです。

つまり農業生産にも大きな悪影響があるというわけです。
以前動画を作成したことがあるのですが、私たちが知らないだけで世界の国々は水不足が大きな問題となっています。詳細は下記のリンクからぜひ観て欲しいのですが、日本国内でコメが足りなければ海外から輸入すればいいなどという発想は、情報リテラシーが究極に低くなければできない発想です。

今現在の日本人で食料危機によって飢えに苦しむという経験をした世代はいないわけですから、それがいかに悲惨な状態だったかということは歴史から学ぶしかありません。
当然私も飢えに苦しんだという経験はありませんから、文献からその地獄絵図を知るしかないわけで、それでも充分恐ろしいことだという理解はできています。

国内ではコメ不足、一方で輸出米は過去最高額を更新

そういえば今回のコメ不足や価格高騰で国内で騒がれていた時に、その裏でコメの輸出が過去最高になっているということが報道されましたが、このことに国民の多くが怒り狂っていたことがSNSの投稿からもわかります。

輸出米には補助金を出して国内向けの主食用米には補助金を出さず、家畜の飼料用米には補助金を出すという減反政策をしてきた理由は、世界の米作状況を調べると見えてくるものがあります。

コメの輸出国はご覧の通りで、一位はインド、2位はタイ、3位はベトナムとなっています。
そして今コメ不足の日本のスーパーに並んでいるカルローズは、アメリカのカリフォルニア米ですが、そのアメリカのランキングは5位です。

先ほど紹介した世界の農作物に悪影響を与えている異常氣象は、すでにこれらのコメ輸出国にも悪影響を与えているのです。
2022年のジェトロの記事によりますと、アメリカのカリフォルニアでは深刻な水不足が問題となっていて、コメの生産量が減少してきているというのです。

少し記事を読み上げますと、カリフォルニア州で作付面積が減少した主な要因としては、州内の水不足が挙げられる。

5月2日に州政府が公表した2022年第1四半期(1~3月)の降雨量の観測データによると、1月、2月、3月はいずれも過去100年の観測史上最も雨と雪の量が少ない月となっており、同州は2020年、2021年に続いて3年連続で深刻な干ばつを伴う年となる見込みだという。

そして、ここからが注目すべきところですが、昨今のサプライチェーン混乱の影響を受け、輸入米には高い物流コストが上乗せされているが、今後、カリフォルニア米の価格は日本から輸入されたコメの価格水準まで上昇する可能性も考えられる。

食品業界の関係者からは、日系小売店舗や日本食レストラン向けに供給されるコメについては、カリフォルニア米との価格差が少なく、供給量を確保できる日本からの輸入米へのシフトを希望する声が上がる一方、物流混乱に伴う安定供給への懸念の声も聞かれた。

カリフォルニア米の供給不足は今後も続く見込みなことから、米価の動向が注視される、ということで日本国内でコメ不足が叫ばれる中、アメリカへの輸出が増えている理由はこのような事情があるようです。

では、輸出額世界第一位のインドについて見てみると、ここにも先行き不透明な問題が出始めています。
記事によると一位のインドでは国土の40%が水不足に陥っており、水の奪い合いが起きて州間で争いが起きていると言いますし、2位のタイでもかつて世界一を誇ったコメの輸出量減少が続いています。

やはり干ばつが発生していて生産量の落ち込みにバーツ高などが重なり、2020年の輸出量は1997年のアジア通貨危機以来、過去最低水準に落ち込んでいます。
3位のベトナムでも同様に水不足に見舞われています。

これらの現状を聞いてみなさんはどのように感じたでしょうか。
水不足による干ばつ被害は、日本でも深刻な問題となってきていますので他人事ではないわけですが、少なくとも日本のコメ不足を輸入に頼ればいいというのはナンセンスだということです。

異常氣象というのは、地球のバイオリズムであって長い地球の歴史の中では定期的に起きてきたことだという説もあります。
ですから避けられるものではないわけで、日本国内で自給できるよう最善を尽くしていくのが正しい道であるような氣がします。

そこには品種改良が必要となると思いますが、今年の新米から始まる重イオンビームを使用した放射線育種米の流通は食の安全を脅かすものだと思います。
これらのことがいかに将来の世代に禍根を残すことになるかということについてはメディアブルにて配信していますので下記のリンクからご覧いただければと思います。

ただメディアブルはYouTubeのように企業広告で成り立っているものではなく、視聴者のサブスク登録費で運営されていますので全編を観るにはワンコインほどかかりますが、情報を検閲されることなくみなさんが知るべき情報を手に入れるためには必要なシステムだと思っています。
ぜひ私の情報発信活動に力を貸していただければありがたく思います。

主食を輸入に依存するということがいかに恐ろしいことか

話を戻しますが、今後日本国内でのコメ不足対策として農業政策を大変換するのではなく、輸入米を増やすということの恐ろしさは今言ってきた通りですが、実は危険なのはそれだけではありません。
なんとコメの輸出国がコメ輸出を禁止するというケースがあることも考慮しなくてはいけないのです。

事実インドが2023年に白米の輸出禁止を行いました。
この背景にはコメの世界市場価格が急騰したことで、自国内の経済を守るために行なったことです。

今後異常氣象や戦争の拡大などによって、世界市場で需要に対してコメの供給が低かった場合は文字通り奪い合いになるわけで、価格上昇は必至となります。

そうなるとコメの輸出規制や禁止が始まり、日本国内ではいくら金を積んでも物が手に入らないという本格的な食料危機が始まっていきます。
そんなことが起きる条件がどんどん整ってきたことを感じて欲しいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

前回のインドによるコメの輸出禁止措置によって、日本にはなんの影響もなかったと思います。
それは日本がコメの自給率100%を保っていたからですが、これからはまったく事情が変わってくると思います。
食料を輸入に依存していることのリスクというのはかなりヤバい状況にあるということを知るべきです。

このような情報というのは、特殊ルートからの情報ではなく、誰でも普通にアクセスできる情報なわけですから、政府関係者や官僚が知らないはずがないわけです。
にもかかわらず今現在の農業政策を一向に改めないというのはなぜなのでしょうか。
明らかに何かの意図を持っていると考えるのがまともな考え方ではないかと思います。

特に今小泉新農水大臣が登場したというのは偶然ではなく、今後JAを解体して150兆円以上の資金を海外に吸い取らせたいのではないかという憶測もまことしやかに流れ始めています。
父親が郵政民営化をして同様のことを行いましたから、憶測ではなく確定的なシナリオだと思います。

いつも同じ手口で国民を騙して私腹を肥やしてきたやり方は、もうそろそろ通用しないということを知らしめる必要があると思います。
それには一人でも多くの国民がこのような詐欺行為、売国行為を認知して追い込んでいくしかありません。

私などは小泉進次郎大臣に対してその雰囲氣も決して爽やかであると感じませんし好印象など全くありませんが、一定数の人たちには好感が持たれているようです。
しかし人の本質を見抜くには見た目ではなく、その人物がなにをしてきたかを見ていかないと判断を誤ることになります。

今年起きる最悪のシナリオは、今回述べてきたように食料危機が加速することだけでなく、緊急事態条項の成立が実現した場合、今年の夏が最後の民主主義による選挙になるかもしれません。
世界が緊急事態に陥れば、議員の任期が延長されるからです。

2020年に起きたパンデミックは、今トランプ政権によって、偶然起きたことではないということがほぼ確定的になりました。
いったいどれだけの被害者を出したというのでしょうか。

それを仕掛けたロクでもない輩たちというのは、そんなことも平氣でやってしまうような倫理観をもっているわけですからなんでもやると思います。
そうは言っても明日になればいつもの朝を迎え会社に出勤するという日常が待っていると思いますが、そのような日常はあっという間に失われるということは世界で起きている紛争や戦争の始まり方を見ればわかることです。

最後にいつも言っていることとなりますが、今私たちにできることは、食料備蓄と食料の自給を考え実行することです
そして周囲の人と政治の話をして関心を持たせることが必要ですし、自民、公明、立憲、維新の議員に投票しないことを伝えていくことが大切です。

私は今までこのチャンネルでこのようなことは言ってこなかったのですが、もう私たちには残された時間はないと感じていますし、この夏の選挙がいかに重要かと理解しているからです。
もう少し言えば、起きて欲しくはないのですが、夏の選挙前にそれどころではないような大きな出来事が起きる可能性も否定できない状況になっています。
次の世代に素晴らしい文化を育んできた日本を繋いでいけるよう力を合わせていきましょう。

最後までお付き合いありがとうございました。

 

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