

【編集後記】
政府の食糧安全保障に対する認識が大きく変わったことが法改正から窺えます。
政府の公式ページにも書かれていますが、ウクライナ情勢などの戦争や紛争によって思うように食料の買い付けができなくなってきているという事実があっての動きなのだそうです。
国民の安全や危機管理に欠ける現政府においてこのような動きが出てくるというのは、周囲のまともな議員たちの動きによるところが大きいのでしょうが、個人的には緊張感が走る情報でした。
これからどんな世界情勢になっていくのでしょうか。
旧約聖書通りにことが進んできたことを考えると、厳しい時代になることはわかりますが、全く想像できないような世界になるのでしょうか。
日本人の6割が餓死するという説も、食料自給率を支える輸入が途絶えたら限りなくゼロに近くなるという事実から成り立っている理論であり、可能性はゼロではないことは分かりきっていることです。
それなのになんの危機感も感じず、日々の忙しさに振り回されている人が多い現状が恐ろしいと思います。
自ら情報を集めて自ら考えて行動するという人間なら当たり前のことをできるようにしていくことが生き延びるために必要なことだと思います。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、今世界の食糧安全保障を大きく揺るがしている異常氣象から始まる食糧危機対策について触れていきたいと思います。
この動画を最後まで観ることで分かることは、なぜ食料備蓄が必要なのかという圧倒的な理由です。
このチャンネルだけでなくセカンドチャンネルでも触れている食料危機の話題は、今特に重要だと感じていることであり、さすがに危機感を募らせてこれから食料備蓄に励もうとしているかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これから食料備蓄に取り組むために必要となる根本的な話をしていきたいと思います。
それをマインド設定と呼んでもいいのですが、なぜ食料危機は起きているのか。
なぜ世界中から貧困や飢餓がなくならないのかという現実を知ることは、これから先日本に住む私たちの身に食料危機が起きてくる可能性があることを理解することに大いに役に立ちます。
それを知っているか知らないかで、これから先に高い確率で起きる可能性のある大峠を乗り越えることができるかどうかの運命の分かれ道になると思っています。
この動画によってこれから食料危機に取り組む際に必要なマインド設定ができると思いますし、すでに備蓄を始めているかたにとってもその大切さを再認識できると思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、今回の動画でお伝えしたいことは
1)食料危機対策について政府が動き出した事の意味
2)世の中で起きている事の裏にある事実の理解
ということになります。
具体的になにをどれだけ備蓄すればいいのかということについては、過去の動画で説明していますので今回は割愛しますが、なにをどれだけ備蓄するかということも大事ですが、ある意味それ以上大事なことをお伝えしなければならないと考えています。
そのことがわかっていないと、的外れな備蓄をすることになりかねません。
例えば水不足という状況を想定した時に準備する食糧は、炊き込みご飯などの缶詰のほうが、米を洗ってご飯を炊くということが困難な状況ではより現実的だということになります。
そのような観点から仕事柄車移動が多い我が家では、車に乗っている時に被災するなどの状況を想定して、調理をする必要のない缶詰を中心にした非常食を1週間分載せています。
最近では現役農家のかたがSNSで情報を発信してくれているおかげで、農業の現場でなにが起きているかを既存の主要メディアよりも生々しく、そして早く知ることができていますので本当に助かっています。
SNSで流れている情報というのは、すべて鵜呑みにはできないので氣をつけなければいけませんし、一部の意見で全体を判断することも危険だと思いますが、それでも今なにが起きているか、なにが起きそうなのかを感じ取る感性を養うには便利なメディアとなると思っています。
本題にはいりますが、最近農業界で話題になっていることと言えば、政府による食料・農業・農村基本法の改正です。
詳しいことは割愛しますが、この新しく改正された農業の憲法と言われているこの法律では、政府があらかじめ重要だと位置づける食料や必要物資が指定されています。
必要物資とは、コメ、小麦、大豆に加え、肥料や飼料も念頭に置いておき、世界的な不作などでこれらの食料の供給が大きく不足する兆候を確認した段階で、政府は首相をトップとする本部を立ち上げます。
その上で事態が悪化して、供給量が2割以上減ったり、実際に価格高騰に至ったりした場合に政府本部が「困難事態」を宣言します。
その宣言を受けて政府は、生産者や事業者に食料の確保に向けた計画の策定を指示することになるわけですが、その際に計画を届け出なければ、20万円以下の罰金を科すことができるようになりました。
政府による指示とは、事態が深刻になって最低限必要な食料の確保が困難となった時に、政府がコメやサツマイモといった熱量が高い品目への生産転換を要請・指示するということです。
これらのことから、日本人が飢えないために必要な食料確保が難しくなってきている現実があるということを知るべきだと思います。
足りなければその他の国から買えばいいという理屈が通らなくなってきたのだと思います。
それらのことはこのチャンネルで前に動画を何本か作成してきたことです。
もちろんこの法律の改正の内容については、罰金まで課せられるならもう農業は辞めるなどの意見もあり賛否両論です。
繰り返しとなりますが、注目すべきは政府が戦争や紛争などの勃発によって、食料危機が起きる可能性を感じその対策に乗り出した点です。
今現在の日本において食料危機など起きないと考えている人が圧倒的に多い中で、政府が地震や台風などの自然災害以外を起因とする長期的な食料危機に対する対策をやり始めたということは、非常によい流れになっていると感じています。
と同時にそれだけ世界情勢が緊迫してきたという証だとも言えます。
ただこれから食料備蓄に取り組むかたにとっては、なにをどのように始めたらいいかがわからないと思います。
手っ取り早くいろいろ詰め合わせられた防災リュックなどの購入をするのも一つの手ですが、どうせお金をかけるなら目的を明確にした上で取り組んだほうがいいと私は考えます。
というのは、ひとくちに食料備蓄と言っても、どんな状況を想定するかによって備蓄品の内容も変わりますし、必要とする期間によってその量も変わって来ますので、想定する状況を明確にすることは重要です。
ちなみにプレッパーと呼ばれる方たちは、終末戦争を想定して核シェルターまで準備し備えている人もいるので、取り組み方においては千差万別です。
そういった意味では政府の取り組みに変化が出てきているというのが冒頭で触れたことになります。
まず政府の緊急時における食料備蓄についてですが、主食である米は100万トンを備蓄しています。
小麦は民間企業の所有の元に倉庫に保管されており、その保管料の一部を政府が負担しています。
その備蓄量は2.3ヶ月分だそうです。
そして輸入先の国から船に乗せられている量が常時2ヶ月分あるということで、計4.3ヶ月分の備蓄がなされています。
主食の米の100万トンとは大体国民一人当たりに換算すると8キロほどと言われており、どのくらいで消費するかは個人差が出ますが、だいたい20日前後ではないでしょうか。
ほかにも資料用の米としての備蓄があって、いざという時には主食用米として使える分が100万トン前後あるそうですから、米の備蓄量は併せて1ヶ月分強という感じです。
そしてその政府の食料備蓄が私たちに届けられるには5日から7日かかることを知っておく必要があり、最低限そのくらいの食料備蓄は各自が準備しなければならない最低限度となります。
国が備蓄する食糧としては、その他にとうもろこしがあります。
そして過去に備蓄していたものの、民主党政権の時に廃止されたものに大豆があります。
備蓄対象から外れた理由が驚きで、備蓄するには当然維持管理費がかかります。
大豆の備蓄は制度発足から36年間使用した実績がないことから、その間に使用した補助金約300億円が無駄になったという判断で廃止が決まったのだそうです。
この理屈は、家庭の中で食料備蓄をお金の無駄だと言っている人と同じ理屈ではないでしょうか。
驚きました。
ここで冒頭で話していたことを思い出して欲しいのですが、政府が食料・農業・農村基本法の改正の背景には、世界中で起き始めている戦争や紛争によって、従来通りに食糧を確保するのが難しくなってきたということがあります。
つまり国内で保有する在庫によって賄える限界が大体2ヶ月であり、それ以降の高カロリーとなる食料の不足が発生する可能性を感じ始めているとも考えられます。
そしてひとつ押さえておかなければならないことがありますが、政府は主要メディアを通じて、食料危機が起きることを国民に伝えることはしないということです。
政府や主要メディア信者が多くいる日本で、平和ボケした状態であったり、現実に対するマインド設定ができていない状態の国民がそんなことを知ったら間違いなくパニックになると思います。
そして政府の備蓄はあくまでも机上の話であって、実際にどのように国民全員に米や小麦を配給するのでしょうか。
農林水産省など政府機関のホームページを確認しますと、私たちの受け取り場所は避難所単位になっているようです。
このところはもっと深掘りする必要はありますが、今回は割愛します。
つまり、政府や主要メディアが迫り来る危機についてなにも言ってないから大丈夫だとは決して考えないことです。
ここからのことが今回の動画でお伝えしたいことの二つ目のポイントとなります。
今私たちが置かれている状況というのは、確実に危機的な状況になってきているということの認識が重要です。
そしてもう一つは、食料危機というのは意図的に作り出されている側面があるという事実です。
世界全体の食料生産量から考えると9億人以上いる飢餓人口は存在しないはずなのですが、現実としては一向になくなることはないどころか、飢餓人口は増え続けています。
俄には信じられないことかもしれませんが、ほとんどの善良な人たちからすると、あり得ない倫理観で世界は動いています。
今この瞬間においても餓死している子供たちがいる中で、世界から送られてくる人道支援によるお金を着服している者達が、全部とは言いませんが確かに存在しているのです。
さらに貧しい国でよく見られる、障害を抱えた子供とその親が物乞いをしているシーンがありますが、その中にはわざと障害を持たせて人々の同情を呼びお金を稼ぐという、レンタルチャイルドというビジネスモデルまであります。
そして馬鹿げた話だと言う人が多い話のひとつとして、増えすぎた世界人口を減らす計画があるという説です。
このチャンネルにアクセスしている古参の視聴者様の中ではもはや常識となっていることだと思いますが、初めてこの動画にアクセスしている方は驚くかもしれません。
そんなことが許されるわけがないということだと思いますが、人の命などなんの価値もないと考えている人たちがいるというだけでなく、実際にとんでもないことをしてきたし、しているという事実を早いうちに理解した方がいいと思います。
日本は先の大戦で広島・長崎に投下された原爆によって、一瞬にして25万人の命が奪われました。
戦争だからやむを得ないとされてきたことが、時間の経過と共に次から次へと当時の機密文書が公開され驚くべき事実が明らかになっています。
ご存知だと思いますが、今まで通説になっていた、あの原爆投下は戦争を終わらせるためには必要だったということが大嘘でした。
なんと2種類の原爆を落としたのは、原爆による実際の被害データを取りたくて実行したことがわかっています。
ショッキングなことですが、これが今現在の世界を牛耳る勢力が持っている倫理観です。
今イスラエルによって、ガザ地区での非人道的な攻撃が行われていますが、世界から非難を浴びているイスラエルは全く意に介さず攻撃を継続しています。
血も涙も無い所業に恐怖すら感じますが、その背景にある信じられない事実に目を向ける事で、この先日本に起きてくるかもしれない災難を知ることができます。
純真無垢なかたや正義感旺盛なかたには受け入れ難いことがそこにはありますが、現実を知ることは自分や家族の身を守るためには必要なこととなります。
いかがだったでしょうか。
いよいよ政府の食糧安全保障に対しての姿勢に変化が出てきたという事実とその意味を考えてきましたが、この変化点は大きなものだと個人的には思っています。
あらたに改正された法律の内容について云々というよりも、今まで国内備蓄だけで問題ないと思っていたことを改めたことになっているからです。
戦争や紛争によって食料の輸入が困難になりつつある状況を認識したのだと思います。
さらには世界各地の農作物の生産地で起きている異常氣象による不作は、私たちの想像以上のことなのかもしれません。
日本の農業政策というのは食糧安全保障の面から、専門家たちの指摘を多く受けてきたにも関わらず改める様子もなく現在に至っていますが、ここにきて慌てて法改正をして、政府の指定する農作物の増産命令に従わなければ罰金だというやり方には、多くの非難が出ていますが、それだけ事態は深刻だと受け止めた方がいいと思います。
一人ひとりが最低限の食料備蓄をするということは、それだけ悲惨な結果を減らすことに繋がりますので絶対に必要だと思います。
家族の中で、食料備蓄にお金を使うことに反対している人がいることでご苦労なさっているかたもいるかと思いますが、決して間違ったことをしているわけではありませんし、家族の命を救うことに繋がることですので挫けることなく押し通して欲しいと思います。
この動画がみなさんの食料備蓄に対するマインド設定の第一歩として、または見直しにお役に立つことを祈っております。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。