

【編集後記】
最近、火山が地球環境に及ぼす影響について歴史的事実から知ることになりました、本当に恐ろしいことになると思いました。
地球温暖化は、どちらかというと植物や農作物に対して致命傷ではありませんが、火山噴火によって引き起こされる寒冷化は、植物や農作物には100%アウトな現象です。
足元の温暖化現象に振り回されていると、とんでもないことになると思います。
もっともそんな規模で有事が起きたら食糧備蓄で対応できるようなものではありませんが、まさにその時はその時ということで、まずは人為的なことによって引き起こされる食糧危機には対応が可能です。
生き残るためには最善を尽くしていきたいと改めて決意しました。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、迫り来る食糧危機について取り上げていきたいと思います。
食糧危機というテーマは、人間が生き延びるための究極的な話になると思います。
かつて人類は、生き延びて子孫を守るために1日のほぼすべての時間を食糧確保や、エネルギーとしての薪の手配に費やしてきました。
そこから生まれた知恵が保存食であり、それは地球上に存在するほとんどの民族で行われてきた事です。
なんなら食糧備蓄をする鳥さえもいます。
ところが今私たちが生きる環境では、ある日突然食糧がなくなるという事を心配する人は異常で特別な人とレッテルを貼られがちです。
2024年1月1日に能登半島を襲った地震災害で、どれだけの人たちが水や食糧に困ったか、そしていかに今も困っているかの報道がなされているにも関わらず、備蓄の行動を起こした人はどれだけいるのでしょうか。
一部の非日常に直面している人以外は、世界中で正常性バイアスに陥り危機的状況が迫っているという認識がありません。
それでもそれらのリスクを理解している人が常に意識していなければ、その家族が置かれる状況はますます危機的になると思います。
ぜひ最後までご視聴いただき、今後の対策にお役立てください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、人間には生存本能からくる厄介な部分があります。
それは英語ではホメオスタシスと呼ばれ、日本語では恒常性と言われているものです。
人間は、今が安全ならそれを維持しようとする本能を持っているそうです。
だからこそ変化を嫌うと言われています。
それは自己改革が進まない原因と言われています。
一旦変化を試みようとすると精神的な苦痛が生じるために三日坊主になる人が後を断たないというわけです。
これらのことは、だれもが経験上心当たりがあることかもしれません。
これは本能の部分なので仕方のないこととして、問題は危機が迫っているのにも関わらず、それを感知できなくなっている、意識して向き合わなくなってしまっていることにあるのではないでしょうか。
それがまさに今回取り上げているテーマとなります。
産経新聞に出ていた資料が非常にわかりやすいのでご紹介させていただくと、昭和40年には食料自給率73%もあったものが、今現在はたったの38%しかありません。
これだけでも驚かなければいけないのですが、このような統計には必ず前提条件があることを忘れてはいけません。
農林水産省が発表する食料自給率が怪しいことはずいぶん昔から疑問が投げかけられています。
よく言われることは、食料自給率がカロリーベースで行われているということです。
そして牛乳などに見られるように国産が多いものに関してはその飼料を輸入に頼っているからと除外されていたりしています。
疑問だらけになると思いますが、つまり食料自給率を低くしたいという思惑がそこにはあるということです。
目的は農林水産省に分配される予算をより多く獲得したいためであるとされています。
このカロリーベースの計算方法を採用しているのは日本だけであり、多くの国が採用している金額ベースに換算すると日本の食料自給率は66%あると言われています。
しかし、これらのことは私たち日本人が今置かれた危機的状況からするとどうでもいい話となります。
どういうことかというと、先ほど牛乳などの乳製品の話で触れましたが、その飼料のほとんどが海外依存しているという点に注目しなければいけないのです。
これは、比較的野菜の国産率が高いと言われているものの、その肥料のほとんどは海外依存ですし、最近では種子すらも自国で自給できないようになってきています。
なんでそんな馬鹿げた事をするのだろうかという疑問を突き詰めていく事で、私たちはずっと騙されてきているのではなかろうかという素朴な疑問に辿り着くことになります。
そしてさらに好奇心が赴くままに情報を集めていくとおぞましい実態が浮かび上がってくるのです。
少なくともこの動画をこの時点までご覧いただいている視聴者のみなさまは、変化を嫌うという生存本能の落とし穴にハマらず、もっと先にある真の生存本能に目覚めた人だと思います。
話を戻しますが、一時期卵ショックと言われることが起きました。
市場から卵が消えたとこまではいきませんでしたが、品薄になったり高騰したりしました。
この時は近くに鶏卵場があるかないかなどの差によって影響がなかった地域もあったそうですが、そのヒナのほぼ100%は輸入に頼っている事をご存じでしょうか。
世界に供給されるヒナは、ドイツのEWグループ、アメリカのコップ・パントレス社、オランダのヘンドリクス・ジェネティック社が独占しています。
これらのことは他にもあって種子においても同様の構造になっています。
先ほど食料自給率に関しての実態について話をしましたが、予算を取るためとかそんな低次元の話などよりも、問題は輸入がストップした時には日本はどうなるのかということを考える方が重要です。
ウとロの紛争勃発によって、小麦の供給バランスが世界的に崩れて壊滅的になった国もありますし、日本は間接的に悪影響を受けています。
あの地域から小麦を調達していた国は大打撃を被ったわけで、代替えとして他の国からの調達をすることになりました。
それによって小麦価格が高騰して、結局は世界中で物価が上がるということになりました。
今日本だけでなく、世界が同時に食糧危機の意識が高まっているのはなぜかというと、
1)2020年に起きたアレの蔓延による物流危機
2)隣の赤い国による大量買い占め
3)ウとロの紛争などの影響
4)異常氣象による農作物への打撃
などによって、世界各国の認識は変化しつつあります。
どのように変化してきているかというと、それまでの食糧安全保障の考え方は、さまざまな輸入先を確保し食料を購入できる体制を整えておくというものです。
ところがそのような考えかたのみに頼っていては限界があるという現実を突きつけられたことになりました。
これらの項目にすこし補足をしておきますと、1では現実に多くの人や企業がその悪影響にさらされたので記憶に新しいと思いますが、物流の危機は国内外で起きています。
国外の事情では中東情勢が危機的状況になっています。
中東情勢の混乱に関しての根本的な原因は、歴史を学ばないと理解できないことですが、深刻な状況になりつつあることは間違いなく、この地域が戦争になったら日本への影響は計り知れないものがあります。
国内においては、いよいよ今年の4月から猶予期間を終えた運送関係などに働き方改革が実施されます。
一見消費者にどんな影響が出るか理解できない方もいると思いますが、物流は私たちの体で例えるなら血液であり血管です。
血管が詰まったり血流が悪くなれば病氣になるのと同じで、私たちの生活は経済的にもかなりのダメージが出てくると予想されています。
そしてその業界の対策はあまり進んでいないというのが実態なので、私たちもその分野での情報を集めて、考えられる悪影響への対策を考えなくてはいけません。
2については、私の中ではかなり注目している点です。
あの国による出鱈目な政策が、自国内だけでなく世界中にその弊害をばらまくようなことになっているので、今現在あの国の国内でなにが起きているかの情報は絶対掴んでおかなければならないと思います。
あの国による食糧の買い占めは今後ますます加速すると思います。
なぜそう言えるのかというと、まず人災とも言えるような環境破壊によって、農作物は壊滅的なダメージを受けています。
そして戦争準備とも考えられるような行動も見られます。
自国民に食糧備蓄をするよう指示が出ている情報もあります。
3は先ほどすでに述べましたので4について話すと、
世界的に異常氣象が起きていることは報道の通りですが、本当の危機は寒冷化だと言われています。
ただ足元においては、旱魃などが起きて農作物へのダメージが世界的に起きていますので、需要と供給のバランスが一氣に狂い出しています。
問題は、今回挙げた原因によって農作物の輸出国が自国を守るために輸出制限という行動に出始めているということです。
というのは自国分の確保を優先する食料保護主義が加速しており、世界2位の小麦生産国であるインドを始めとして約20カ国が防衛的に食料の輸出規制に動き出しました。
輸出国にとって農作物の輸出は収入源であり、まったく輸出しなくなるということはあり得ないことだと思いますが、仮に10%減っただけでも物価高騰に繋がり、家計に与える影響は明白であり、経済的弱者にとっては目の前に食べ物があっても買うことができないというパターンの食糧危機が起きることになります。
このことは、2020年に蔓延したアレによって米余りが起きているという政府の理解は間違っており、食べたくても我慢している世帯が増えたことを理解していないことが原因で、さらに米作り農家が減るような政策を加速することになっています。
しかし世界的な食糧危機が懸念される状況になってきたことで、次なる悪政は農作物の増産命令が出された時に、それに従わなかった農家に対して罰金刑を課すことができる法案の成立が予定されているらしいのです。
今までの政策のミスを農家になすりつけているとも解釈できる政策に呆れるしかないのですが、私が常に隣の赤い国は反面教師のような存在だと言っているのは、違った言い方をするならこれらの馬鹿げた政策がいかに赤い国化しているかという見方にも繋がるのです。
いずれにしても、私たちの食糧安全保障というのは危機的状況にあることは間違いなく、それが中東戦争に発展したことでも起きるし、台湾有事でも起きます。
さらには農作物の輸出国で起きる旱魃や洪水などの異常氣象でも簡単に起きますし、隣の赤い国の買い占め加速でも起きてきます。
ぜひ今一度食糧備蓄の必要性を再認識すると共に、家庭菜園などの取り組みや農家と直接繋がって購入するルートを確保するということもお勧めします。
いかがだったでしょうか。
今私たちが生きる時代というのは、戦国時代のような厳しさはないものの、また違ったリスクを抱えて生きています。
江戸時代に天明の大飢饉という大惨事があって、浅間山の噴火がその原因とされてきましたが、現代になってわかったことは、アイスランドのラカギガル火山の噴火によって世界の氣候に影響を与えたことで起きたことなのだそうです。
今世界中で地震や火山の活動が活発になってきておりますが、今回の話にあった通り日本が食糧、種子、肥料を依存している国がそれらの自然現象によって受ける影響も直接日本にも影響が出るような時代になってきています。
併せて政治リスクも大きくなってきましたので、広範囲の情報収集とその解決策についてはより一層注意を払う必要があると思います。
今回も食糧危機に関係する情報をお届けしましたが、ちょうどいいタイミングなので以前コメント欄に寄せられたことをシェアしておきます。
どういう内容だったかというと、食糧危機を煽るYouTuberはなぜアフィリエイトをしているのだろうか、というご意見なのか批判なのか判断できませんが、そういうコメントがありました。
まず食糧危機について語ると、よく言われるのが不安を煽るというものです。
こればかりは本人がどのように感じるかによって違うのでどうしようもありませんが、そのコメントを書いてくださった方は、食糧備蓄の必要性を言っている事を、売れたら手数料がもらえるアフィリエイト目的だと言いたいのだと思います。
アフィリエイトについては、よく聞く言葉ではあるけどよくわからないという人のために簡単に説明しますと、商品が売れることで広告料金・販売手数料が発生するシステムのことです。
ブログに貼られている広告や、このYouTubeにおいても広告が流れることでその動画作成者に支払われる広告なども大きく言えば同じです。
民放テレビの収益もそうですし、このYouTubeを運営するGoogleも同じです。
そもそも仕事というのは人のお役に立てることでお金をいただけるということが基本であると思います。
お役に立てることができない、別の言い方をするとニーズがないということで、企業の盛衰がかかっています。
ブログをやっている方も私などのように動画にて情報を発信している方も、その活動は決して無料でできているわけではありません。
その活動を続けるためにはある程度の収入が必要になると思います。
なので私もなにか購入する時にネットで調べる事をしますが、商品レビューなどをしているかたのサイトに載っているリンクから商品を購入することをしています。
そのサイトから購入する事で私に起きる不利益は一切なく、むしろ情報提供をありがたく思いますし、購入先のサイト運営者にも多少の利益が生まれ活動費になります。
そんなわけで私も動画の概要欄には、私が購入して使っているアイテムの紹介をしていることになります。
決して商品を売るために不安を煽るような動画を作成しているわけではありませんので、この機会にご理解いただければと思います。
最近新たな試みで好奇心TVニュースというコーナーを始めてみました。
このチャンネルのテーマである、自分や家族の身を守るための情報を発信するということに関連した情報というのは数多くありますが、それらをすべて動画作成することは現実的ではありません。
そこで動画作成に漏れてしまったけども重要と思われることを取り上げていきますので、そちらもぜひご覧いただけたらありがたいです。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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また、コメント欄へのご意見、ご感想の書き込みもいただけたら励みになります。
最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。