編集後記
このチャンネルではよくマインド設定という言葉を使用して、万が一の有事の際にはパニックに陥る事なく身の安全を守るための行動を啓蒙をしてきましたが、そのことを如実に語っているのは東日本大震災の時の津波被害から一命を取り留めた一定数の人たちのことが挙げられます。
地震が来たら一目散にあの高台に登れという先人のアドバイス通りに行動した人たちは助かったそうです。
有事の際はその咄嗟の行動の差が生きるか死ぬかの瀬戸際になるのです。
そういう観点から考えると、今の日本人は炭鉱のカナリアがバタバタと死んでいるにも関わらず、なんの危機感を持っていないというのが心配でなりません。
残念なことに本人が氣がつかなければ周囲の者がなにをいっても無理、ということなのかもしれませんが、一人でも多くの人が危機感を持って身を守るための行動を取って欲しいと切に願って止みません。
以下、文字起こし
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、日々危険度が増している中東情勢の情報が溢れているにも関わらず、なにも反応していない人たちに向けて話をしていこうと思います。
もちろんすでに危機意識を持っているかたにも、再度マインド設定をするために有益な情報を扱っています。
ただ私もかつて世界でなにが起きているかなどまったく氣にしていない時期もあったわけで、そういった人たちを非難する動画にするつもりはないのですが、あまりに無防備である状況には老婆心がマックスになっているわけです。
そこで、この動画がこの先洒落にならないことが起きる可能性が高くなってきておりますが、怯えたり絶望感に陥るとかではなくて、最低限の準備と心積りをするきっかけになってくれればと思います。
この動画にアクセスしているかたというのは、興味があってご視聴していただいていることと思いますが、YouTubeではオススメ機能というのがあって、まったくこのようなジャンルに興味がないかもしれないかたにも表示されることがあります。
その時に、子供を育てている家庭のご夫婦どちらかがこのような内容の動画に触れ、考える機会に繋がってくれればと思っています。
ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
また、YouTubeでは配信できませんが、皆さんの身を守るために重要な情報はメディアブルで配信しておりますので、そちらもご覧いただければと思います。
さて、冒頭でも言った通り今の中東情勢が危機的状況に置かれながら、自分達にどんな影響があるのかについて考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
2024年1月1日に能登半島を襲ったマグニチュード7.6の地震発生がメディアで一斉に報じられ、被災した人たちのリアルな避難生活をみて恐怖を感じたかたも多かったのではないでしょうか。
ところがヤフーサイトの記事をみて唖然としました。
今その記事を探しても出てこないのですが、地震発生から数ヶ月経ったタイミングの記事だったと思いますが、記事の下の方にリアルタイムで行われていたと思われるアンケート結果が表示されていました。
どんな内容のアンケートだったかというと、防災に対しての備蓄状況について、まったくしていない、あまりしていない、準備しているという感じの選択肢で、その結果はなんと、まったくしていない、と、あまりしていない、が全体の6割を占めていたのです。
能登半島地震が起きた後、現地の水道や電氣、ガスなどのインフラが大ダメージを受け、被災者の方々が食糧不足や水不足によって深刻な状況になっているということが報じられていたにも関わらずの結果に唖然としたものでした。
結局人間というのは、対岸の火事的な心理で他人の不幸を見ているのかもしれません。
能登半島地震で被災した方々が、震災前に防災に対してどのくらいの意識があったのかはもはやどうでもいいことなのでしょうが、東日本大震災を始めとして日本では、多くの震災が発生していたわけで、能登半島地震で被災した人たちの多くは先ほどのアンケート同様に、多くのかたが備蓄などはしていなかったのではないかと思います。
というのは能登半島地域は、2020年から30年以内に震度6.5以上が発生する確率はわずか0.1%から3%だと言われていたわけですから尚更でしょうね。
ほぼ直近で地震など起きる事はないと言われていたにも関わらず、輪島朝市の惨状はご覧の通りなわけで、本当にいつどんな悲劇が起きるかまったく予想がつかないということです。
それでも能登半島地域のかたの中には、おそらくですが私のようなプレッパーがいたと予想され、他県で起きている地震災害などをみて、周囲に準備を呼びかけていた人もいたことでしょう。
その時の周囲の反応は、みなさんも体験があると思いますが、そんなの起きるわけがないと言われたでしょうし、変人扱いすらされていたかもしれません。
こんなことが人類の歴史では繰り返されてきたのでしょうが、一向に庶民の意識の改善は見られないようです。
それは直近で起きている中東情勢の危機的状況においても同様です。
確かに地理的には日本から遥か遠くに離れたところでの戦争なのですが、このチャンネルで再三言ってきている通り、問題は物理的な距離の問題ではありません。
日本は石油のほぼ100%、天然ガスの約20%以上を中東地域に依存しています。
このことは前の動画で位置情報も含めて説明していますので、いかに危機的状況にあるか理解できると思います。
ぜひ概要欄のリンクからご視聴してください。
このことは多くの方が理解している事だと思いますが、この供給が途絶えた時、もしくは半減した時などには、私たちの日常生活にどんな影響が及ぶのかのイメージができない人がほとんどだと思います。
少なくとも今の日本人のだれも経験したことがないことだから仕方がないのですが、危険予知というのは想像力をフル稼働させなければできないことです。
ところで炭鉱のカナリアという言葉を聞いたことがありますでしょうか。
これは英語表現からできた言葉らしいのですが、まだ起きていない危険や、目では感知できない危険を知らせる人、または状況を意味しています。
由来はその昔、イギリスとアメリカの炭鉱員が地下に降りるとき、行列の先頭がカナリアのカゴを持って炭鉱に入ったそうです。
もし炭鉱内に有毒ガスが発生していた時に、人間よりも先にカナリアが死ぬことで、炭鉱員に迫る危険シグナルになっていたというわけです。
このことは危険予知や危険に対するマインド設定に繋がる話として非常に興味深いと思います。
考えてみれば、東日本大震災の時に多くのかたが被災し、津波被害を受けました。
その中で津波被害から一命を取り留めた人たちも一定数いました。
どうして助かったのかと言うと、炭鉱のカナリアとして地震が来たら一目散にあそこの高台に登れ、ということが言い伝えられていたからでした。
このことは非常に教訓に満ちていると思います。
このチャンネルでよく言っているマインド設定です。
このチャンネルの動画の目的はまさにそれで、視聴者に恐怖を煽ったり、恐怖を与えたりするのが目的ではなく、まさにマインド設定とその準備を啓蒙してきています。
東日本大震災で命拾いした人たちは、普段から地震が来たらどうしたらいいかをDNAに刷り込まれていたわけで、地震の恐怖を植え付けられて来たわけではありません。
有事の際に取るべき行動を明確にシンプルにしていたことで、パニックになることもなく、ひたすら生き延びるために精神エネルギーを集中できたわけです。
自分や家族の身を守るための行動と準備というのはこのことに尽きます。
中東情勢の話に戻しますが、かつてホルムズ海峡の閉鎖の危機というのは何度か騒がれてきましたが、幸いにも一度も現実化していません。
だからこれからも大丈夫という理屈にはならないと思うのですが、専門家によるなぜホルムズ海峡の閉鎖は起きないかという解説を聞いていると、見事に理路整然とその理由を並べられており、多くの人が納得してしまっていると思います。
ところが理屈通りに世界は動いていないという部分の考慮がまったくされていないことに、私などは特に経済学の専門家でもないし、地政学の専門家でもありませんが非常に違和感を覚えています。
それは地震予知と同じだというつもりはありませんが、多くの人にとっての合理性などなんの役にも立たない世界があるということは事実であり、中東情勢の非人道的な攻撃、それに対する報復攻撃のどこに合理性があるのでしょうか。
ホルムズ海峡の封鎖、もしくは船便の減少割合などは誰もわからないでしょうが、石油や天然ガスの供給が全ストップ、もしくは減少することで日本がどうなっていくのかについてははっきりわかっています。
分かりやすく言えば、すべての日常が崩壊します。
私たちは、水道の蛇口をひねれば水が出ますし、シャワーの蛇口を開ければお湯が出ます。
お腹がすけばスーパーやコンビニに行って好きなものを買うことができます。
当然のように車のエンジンをかけて走るわけですが、それらができなくなる世界などだれが実感できるでしょうか。
経済の話で言えば、文句を言いながら勤めていた会社は倒産します。
しかし支払い日は確実に訪れますし、虎の子の老後資金をNISAなどに入れていたものは溶けてなくなります。
こんなことはちょっと思いついたことを並べただけのことで、実際はもっとすごいことが起きてくると思われます。
物流はストップしますし、そもそもエネルギー不足によって企業はなにも生産できません。
食糧も日用品もです。
電氣について考えても同様で、携帯電話はほぼ機能しないでしょう。
個人が持っているソーラーパネルなどである程度の電氣を賄えても、携帯電話の基地局が機能していなければ、スマホはせいぜいカメラ機能や計算機などの利用価値しかなくなります。
農家も燃料がなければ農作物の生産もできないでしょう。
一氣に縄文時代へと逆戻りします。
そうなると私がもっとも恐れている食糧危機が起きます。
わたしも極端な飢えに直面した経験などはありませんが、ファスティングしている最中に経験しているあの感覚が、ずっと続くことになるなんてあり得ないと思うわけです。
食糧危機を通り越して飢餓が人を襲った時には、文字通り地獄絵図になります。
今回はその詳細は触れずにおきますが、そんなばかな、ということが起きてもおかしくないことが遠く離れた中東で起き始めているのであり、収束の目処が立たない状況になってきているのです。
そんなことが起きるわけがないだろうとか、極端すぎるというツッコミが聞こえてきそうですが、再三言ってきているホルムズ海峡危機がなにを意味しているのかを真剣に考えなければならないタイミングにきていると思います。
忘れてはならないのは、ウクライナとロシアの戦争が勃発した時に、ウクライナとロシアの小麦に依存していた中東やアフリカの貧困な国の国民はまさに食糧危機に襲われ餓死者が出ていたのです。
具体的には、エジプト、レバノン、チュニジア、ソマリアなどは、ウクライナとロシアからの小麦輸入に大きく依存していて、これらの国々では食糧不足が深刻化し、飢餓のリスクが高まっているという報道記事があります。
餓死者の人数については統計が出ていませんが、それは常に起きています。
ちなみにこれらの国がウクライナとロシアの小麦に依存していた割合は90%以上です。
日本が石油のほぼ100%を中東に依存していることと状況は似ていると思います。
アフリカの国々にとっては、あの日突然日常が失われ、最悪の事態になっていったわけです。
日本は幸いにもウクライナの小麦への依存度はほぼなかったので、ちょっと値段が高騰したくらいで済みましたが、今回の中東戦争からの悪影響はそんなわけにはいきません。
中東情勢の加熱によって影響を受ける日本にとっての炭鉱のカナリアは、まさにホルムズ海峡の閉鎖ということになりますが、ホルムズ海峡封鎖に対しての炭鉱のカナリアはもう死んでしまったのか、それともまだ大丈夫だと考えるかどうかは、個人の判断によるところになると思います。
いかがだったでしょうか。
今回は炭鉱のカナリアを例にとって話をしましたが、東日本大震災によって発生した津波被害から一命を取り留めた人たちが一定数いたことについて、その理由は明らかにマインド設定が明確だったことだと思いますし、炭鉱のカナリアはなにかをよく理解していたことが勝因だと思います。
これも先人たちが子供や孫などの安全や幸せを願う想いが強かっただけでなく、それを語り継いでいたことが功を奏した良い例だと思います。
重ねて言いますが、危険予知は恐怖を感じながら生きるためのものではありません。
有事の際にパニックになることなく反射的に行動に移すことができるようにするためのものだと思います。
炭鉱のカナリアはあらゆるシーンに存在しています。
前の動画でも言いましたが、私は建築業界で長く安全管理、危険予知について教育を受けており実践してきました。
その経験から言えることは、日々の心がけで救われる命というのは確実に存在します。
そして人類が誕生して以来ずっとと言ってもいいのではないかと思いますが、ロクでもない輩たちというのは確かに存在していて、世界中のほとんどの人が平和をひたすら願う中にあって、諸説ありますが約6000人ほどの世界を混乱と恐怖に陥れて世界を支配しようと画策する勢力が存在しています。
そのことを巷では陰謀論と言っているようですが、それが本当にトンデモ話の類のものなのかどうかは、ご自身で判断するしかありません。
悪いことを考えている勢力があるか、ないかは身を守るためにあたって必須のことになると思いますし、それらの存在を否定している投資の専門家や危機管理の専門家の言うことはどれだけ正しくそのリスクを考えられているか疑問に感じたりもします。
いずれにしましても、懸念されていることが起きなかったらそれはそれで備蓄した水や食糧はそのまま食べればいいことです。
このチャンネルでは、冒頭でも言った通り自分や家族の身を守るために必要な情報を発信しており、再生リストで一氣見できるようにしてありますので、ぜひ概要欄のリンクからアクセスして聞き流していただければと思います。
また最近ではYouTubeでは扱えない情報をメディアブルという日本企業が運営しているプラットフォームで配信しています。
概要欄にリンクがありますので、そちらもぜひ確認してみてください。
この動画が、身を守るための行動をしてこなかった方々の、そして大切な方々の身を守るために障害を抱えて取り組んでいる方々のお役に立っていることを祈りつつ終えたいと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。