

【編集後記】
本当に食糧危機、金融危機や経済破綻が起きそうな様相を呈してきました。
そのようなことが起きるのは、オペック諸国が石油の減産やホルムズ海峡を封鎖すると言った時点から一氣に緊張が走るし、それらの事態が起きたら自分は何をすべきかをあらかじめ考えておく必要があります。
そんなことになってから食糧を買いに行ったのでは遅すぎますので、この時点からさらなる行動を起こした方がいいと思います。
一度懸念されていることが起きたらウクライナとロシアの紛争を見てもわかるように年単位で長引く事が予想されます。
心底なにごともないことを祈りますが、万が一のことに備えなければ後悔することになります。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、中東で起きている紛争についての情報をお送りしたいと思います。
紛争についての情報と言ってもどちらがどのように攻撃してどうなったというような類の話ではありません。
私たち日本人がどんな悪影響を受けるようになってくるかということについての話になります。
このチャンネルでは日本が食糧危機に陥るリスクについて何本かの動画を通して話してきていますが、食糧危機に至る可能性やシナリオは残念ながらいく通りもあります。
考えてみれば人が生きるという原点というのは食事をするということであり、そのために働いています。
だから昔から働かなければおまんまが食べられないというような表現をします。
それができなければご飯が食べられずいきていけないということです。
そうやって考えると日本人というのは、ご飯を食べて生き延びるということについてあまりにいい加減に考えてきたのかもしれません。
つまり農業をやるにも肥料を輸入に頼り、電氣の発電も日本の地形を利用した水力発電ではなく、輸入した化石燃料で発電をし、種子までも輸入に依存しています。
そしてあろうことか政府は日本の農業や畜産業を廃業に追いやるような政策を取っています。
その異常な政治にはほとんどの国民が興味を示してこなかったことも、異常さを助長させていたことになります。
その異常な在り方を清算しなければならない時がきているのかもしれません。
これは日本だけでなく、世界中の国がです。
今回の動画の内容について共感できるかたは速やかに、そして静かに焦らず然るべき行動を取ってください。今中東で起きていることというのは、かなり深刻な状況に向かっており、今までの紛争とは重みが違ってきています。
この期に及んで備蓄の必要性を説いている状況ではありませんので、危機感を感じそれなりの理解と行動を選択できている方に向けて、今一度マインド設定をして対処してほしいと思い動画を作成しています。
ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、少し重いオープニングになってしまいましたが、世界が置かれた状況というのはなかなか深刻であり、私自身もさらなる本氣で有事の際の対策をするようにしています。
早速本題に入りますが、2023年10月7日にハマスによるイスラエル攻撃が始まったわけですが、約1ヶ月間が過ぎた今、事態が収束に向かうどころか加熱してきています。
そんな中、10月10日にあるシンクタンクが発表した最悪のシナリオというものがありまして、今回はそちらの情報をシェアーしていこうと思います。
残念ながら今の状況はそのシナリオ通りに着実に進んでいるように私は感じていまして、さすがに核兵器の使用はないものの、ある意味それよりも残酷な事態が日本でも起きる可能性が出てきたと感じています。
核兵器の使用よりもある意味残酷な事態とは、私が度々動画の中で言っているように飢えによる餓死者が大量に出るという話です。
ただの杞憂で終わってくれればいいのですが、両者がハグしてハッピーエンドを迎えるという可能性はゼロだと言い切れます。
そのシンクタンクとはGnsエコノミックと読むのでしょうか、わかりませんが、そこのCEOであるトゥオーマス・マリネンという経済学者でもあり、フィンランドにあるヘルシンキ大学の経済学の非常勤准教授でもあります。
他にもユーロシンクタンクの副会長も勤めている方で、10月7日の紛争勃発からすぐに今回紹介するシナリオをXで発信しました。
そのスクリーンショットがこれになりますが、最悪へのシナリオは10項目にわかれています。
それを機械翻訳しますと、
1)紛争は地域戦争にエスカレートし、米国が直接関与するようになる
2)OPECが石油禁輸で対抗する
3)イランはホルムズ海峡を通過するタンカーの航行を停止し、世界の石油とLNGの供給を混乱させる
4) 石油価格が 1 バレルあたり 300 ドルに達する
5)ヨーロッパは本格的なエネルギー危機(LNG不足)に陥る
6)エネルギー価格の高騰はインフレを再活性化し、中央銀行もそれに応じて対応する
7)金融市場と銀行部門が崩壊する
8)債務危機が米国の資本市場を巻き込み、FRBはさらなる救済策の制定を余儀なくされる
9)オイルダラー貿易が崩壊
10)ハイパーインフレが発生する
という流れになります。
少し補足しますと、1について今回の紛争の本丸はイランとアメリカという構図になっていると言われていますが、ユダヤの問題やロシア帝国の話などその背景は複雑に絡んでおり単純なものではないと思いますが、明らかでわかりやすいのはアメリカに対する諸外国の感情だと思います。
そういう意味では過去の動画でも取り上げておりますが、ブリックス経済圏の台頭がその証拠だと思います。
ドル覇権から離脱しようとする動きが起きているのは、それまでにアメリカによる理不尽で無茶苦茶な経済制裁や、暗殺などもあったわけでさまざまな国から恨みを買っているからとも言えます。
2と3は共通していることですが、今の時代一国を滅ぼすのにミサイルは必要ではなく、エネルギーを止めてしまえば経済システムが崩壊し、あとは自滅に至るというわけで、間も無くホルムズ海峡の閉鎖かオペック諸国が石油の減産を強行をする、もしくは両方やってくるかもしれません。
4については、はっきり言って2022年の冬は暖冬でしたからEU諸国はある程度の難を防げましたが、今年の冬がどうなるかによってLNGが不足してあらゆる問題が噴出することになります。
LNGに関しては、EUはその供給をアメリカから50%以上、ロシアと中東から30%を受けており、このシナリオでいくと30%の供給不足に陥ります。
そうなるとEU諸国は国民が飢えと寒さから耐えきれず暴動ということになるでしょう。
いわゆる国内から崩壊が始まるということになります。
ミサイルなど必要がないのです。
あとの項目はもう導火線に火がついたのと同じで次から次へと事態が深刻化していきます。
こうなると誰も止められなくなります。
アメリカは国内の債務問題を抱えており、おそらく政府は機能しなくなり戦争にも踏み込めないという状況になるのではないでしょうか。
今回の紛争は完全にアメリカが劣勢だと思います。
オペックが石油の取引にドルの使用を禁止したらそれだけでアメリカの経済にとどめを刺すことに繋がります。
このことによってドルの需要が突然崩壊します。
これまで石油の購入に使われていたドルがアメリカ国内に入り込み、急速なインフレ、高金利、銀行危機による深刻な不況などが引き起こされ、ハイパーインフレへと突き進みます。
米国経済の崩壊は世界の大混乱を意味します。
私たち庶民に目を向けると、とんでもない物価高になることはもちろんのこと、その時期はあっという間に過ぎて次は物不足に襲われます。
日本は明らかに自滅の道を歩んできたということをこの時点で理解することになりますが、すでに遅すぎます。
ガソリン・軽油がなければ物流が麻痺するので特に都会は悲惨なことになります。
そもそも発電能力も一氣に落ちますから工場の生産もままならないし、作ったものを運ぶための物流が麻痺していますので、明らかに物不足が発生します。
都会の多くの若者は、コンビニを自分の冷蔵庫と考えている節があり、食糧備蓄などほぼ皆無でしょうから、オペックが石油の減産を発表するか、ホルムズ海峡の封鎖を始めた時が地獄のような生存競争のスタートだと思えばよいでしょう。
そのような事態になるまでの時間的猶予は、起きてみないとわかりませんが、政府が備蓄している石油をいつまで一般に解放するのかは、国防のためにどれだけ割くのかということにもよると思います。
ただ国防に関わることなので極秘情報でしょうから私たちは想像するしかありませんが、せいぜい2ヶ月くらいしかガソリンは手に入らないでしょうし、当然給油量の制限もあるし価格もとんでもない高値になることでしょう。
もし、今回の紛争がきっかけでアメリカを始めとした西側諸国の経済システムが崩壊した場合、混乱は長丁場になると言われています。
それが2年なのか5年なのかわかりませんが、その間紙屑になった現金がどれほどの信用を残しているのかわかりません。
多くの人々が食糧が手に入らずカオス状態になると思います。
いわゆる最新テクノロジーによって便利になったライフスタイルを築いている国、都市ほど文明的と言われるような生活を送っていたわけで、その文明的な生活というのは、食糧自給率はほぼゼロ状態であり、すべてを電氣の力によって生活が成り立っているので被害は尋常ではなく、飢えのあまりになんでも食べることになります。
なんでもたべるのです。くりかえしますが、なんでも食べるのです。
これは脅しているわけではなくて、歴史的にも繰り返されてきたことであり、今でも世界のどこかで紛争によって混乱している地域では生きるために起きていることです。
皮肉なことに非文明的と言われているようなところで生活をしている人たちは、遠く離れたところでなにが起きているかも知ることなく、日常を送っていることになるかもしれません。
まとめると、日本に住む私たちが生きるか死ぬかの瀬戸際になるシナリオとしては、今まで述べてきたことになるわけですが、特に
1)中東のエネルギー供給がストップもしくは減産される
2)台湾有事が起きる
3)南海トラフ、首都直下型地震が起きる
のどれが起きても日本はとんでもない食糧危機に陥ります。
そうなるともはやお金などなんの意味もなくなり、水と食糧の奪い合いということになることでしょう。
こんなことは本当に起きて欲しくないことですが、中東諸国とアメリカの確執だけをみても充分あり得る話です。
日本においては、アメリカがいかに中東諸国に対して理不尽なことをしてきたかということを決して報道しませんが、人を人と思わないような非道を行ってきたのです。
それは一言で言えば覇権国家としてのアメリカの地位を守るために手段を選んでこなかったということです。
これらの事情は表面的にわかりやすい話なのですが、真相をどこまで掘り下げるかによってもっと複雑化していきますが、今回は触れません。
大事なことは、これから起きる可能性に対して、私たちがどんな準備をして望むかです。
どうするかは自分自身が考えて結論を出して行動するしかありません。
特に今回紹介したシナリオ通りに事が進み始めるとインターネットからの情報取得が難しくなる可能性が高いので、そうなるとすべて自分で考えて結論を出していくしかなくなります。
そうなるとほとんどの人がパニックになり、右往左往することになるでしょう。
そんな時取る行動は静かに家に籠城する事だと思います。
慌てて外に出て食糧調達に出れば災難に巻き込まれますので、その前に万全の準備を整えておく事が重要です。
私の取り組みについて順次ブログでも紹介しておりますのでよろしかったら参考にしてみてください。URLは概要欄に貼っておきます。
ぜひさらなるマインド設定をして生き残るために全身全霊をかけて臨んでください。
いかがだったでしょうか。
世界情勢に精通している人たちほど、今中東で起きている状況の深刻さを理解しているのですが、日本国内の状況は悲しすぎるほど平和ボケしております。
本当に何事もないことを望みますが、残念ながら現地ではどんどんヒートアップしている状況です。
一旦世界の秩序が乱れると落ち着くまでに何年かかるか想像もできませんが、2年の食糧備蓄でも足りないかもしれません。
なので家で作る野菜、しかも周囲からわからないようにこっそりと実行する工夫も必要ですし、いかに目立たないように暮らすかが鍵となるかもしれません。
飢えた大衆に狙われたら終了です。
家が襲われ食糧を強奪される可能性も考え、食糧は分散しておくこともポイントです。
私は床下収納庫のケースを外してその奥に米、缶詰、水のセットを隠しておいてますし、同じように車にも分散しています。
海外旅行に行った時に財布を分けて持つというのと同じ考え方です。
重ね重ねなにごともなく平和が訪れることを望みますが、一旦事が起きたら生きるか死ぬかの状況になるということだけは理解しておく必要があると思います。
せめてなにかの縁があってこのチャンネルに訪問してくださった方々だけでも、万全な準備を整えていただけたらと思います。
世の中には平和を臨んでいない者たちもいるという現実を受け入れ、生き残る方法を考え行動していきましょう。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。