

【編集後記】
最近コオロギ食についての話題が忘れられてしまっているので再び取り上げてみます。
昆虫食を好んで選択する人は自由にすればいいのだが、私たちの知らないところでこっそり混入することだけはやめてもらいたい。
特に先人たちが食文化として残してこなかったという事実だけで充分な根拠になると思っています。
コオロギを食べる民族があるから大丈夫?
そんな安易な発想はやめた方がいい。
食文化というのは長い年月をかけて培われたもので、民族によって体質は大きく違います。
日本人が消化できるのに西欧人はできないというものもあり、逆もきっとあるでしょう。
なので、見た目はもちろんのこと、伝統を重視する私としては、コオロギ食などもってのほかです。
本当にやめてもらいたいし、食べたい人は食べ続ければいいだけの話。
他人に強制しないという当たり前のことを言っているだけです。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、コオロギ食についての情報をアップデートしたいと思います。
日本でコオロギ食について喧々囂々となったのは、2022年11月徳島の学校給食に乾燥コオロギ粉末が使用されたことで一氣に話題になりました。
私も過去に数本動画を作成し配信していますが、多くの方の関心が寄せられました。
しかしあれからネット上を騒がすこともなくどうなったか氣になっているかたもいるのではないでしょうか。
少なくとも私は氣になっていたので情報を集めてみました。
そしてネット上に流れるコオロギ食に関しての間違った情報も流れていたので、今回一度整理しながら今時点での状況確認と、改めて昆虫食について考えてみたいと思います。
ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、みなさんは昆虫食について、特にコオロギを世界的な食糧問題に対しての優れた食材だとお考えでしょうか。
この件についてはさまざまな意見に別れると思います。
見た目にアウトだけど、粉末にされていたら有りだと思う人もいるでしょうし、先人たちが食習慣にしてこなかったということが、体にとって良くないものであるというなによりの証拠だという人もいるでしょう。
それともあまり深く考えることはしていないがあの有名人も食べているし、食べてみたいというだけの人もいると思います。
このチャンネルでは過去に作った動画で、先人たちが食習慣として取り入れていないからやめた方がいいという立場で情報を発信してきました。
今現在もそのスタンスはまったく変わっていませんが、今年の初めくらいに流れた多くの情報の中で、正しいものもあれば間違って流布されていたものもありますので確認してみました。
すべてを網羅できませんので特に言われていたこととして
1)コオロギに関する事業に対して補助金が6兆円も使われている
2)コオロギの粉末をアミノ酸等という表示でステルス混入されている
というものがありました。
これらはどうやら間違いのようです。
1については、コオロギに関わるSDGs関連予算6.3兆円などといった画像などがSNS上に流れて話題になったのですが、どうやら実際にSDGs関連予算というものは存在しており、それがコオロギ事業のために6.3兆円も計上されたと間違って広がったのかもしれません。
たしかにコオロギ食が世界の食料問題を解決するものだという触れ込みがあったので、SDGsと結びついたかもしれません。
もう少し深堀してみると、「内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生」というサイトに地方創生に資するSDGs関連予算というページがあり、その予算に関する資料をみても膨大な項目があって確認は難しいのですが、少なくとも食料問題やコオロギというキーワードで検索してもヒットはしません。
ただもしあるとするなら、こちらの項目に食料に関しての記述があるのでこちらの枠で補助金が支払われている可能性はあります。
いずれにしてもコオロギ食推進に関する予算が6兆円というのは間違っていると思います。
ただ今の世界の潮流と、それに沿った日本政府の取り組みからすると民間企業が新たなビジネスとしてコオロギの養殖事業に参入するにあたり、補助金が使われているということは充分ありえますが、それは今の段階では仕方のないことだと思われます。
ほかに情報をお持ちのかたがいらっしゃいましたらぜひコメント欄にてシェアをお願いします。
2に関しては、日本ファクトチェックセンターのサイトを見ると間違っているということが出ています。
このサイトでは、
まる1 消費者庁が「コオロギ由来の成分を食品に添加しても『アミノ酸』と表記されるのみ」と回答している。
まる2 コオロギ由来の成分が全体の5%以下の場合、食品成分表に「その他」と表示できる。
まる3 昆虫食は「アレルギー表示対象品目」の中に含まれていないため、食品パッケージに“注意喚起”を記載する必要がない。
については、消費者庁への確認がなされており、すべてをここで取り上げませんが、結論としては、
まる1は、消費者庁では言説のような回答を確認できなかった。
また、コオロギを加工して添加物として用いた場合は食品衛生法違反に抵触する可能性がある。そのため不正確と判定した。
まる2は、複合原材料のうち、条件を満たした場合は「その他」と表示できる。
しかし言説では説明が不十分なため、不正確(ミスリード)と判定した。
まる3は、コオロギ由来のものについてアレルギー表示義務はないため正確。
ということで、正確な部分もあれば不正確であるということになっています。
詳細については、このサイトのリンク先を概要欄に貼っておきますので全文を確認していただければいいかなと思います。
ただ、私はこれらのことを鵜呑みにしてはいけないと考えるへそ曲がりなので信用しません。ファクトチェックの見解も微妙な感じがします。
といいますか、複合原材料ならある条件のもとで表示義務がないわけですからダメではないでしょうか。
この日本ファクトチェックセンターという企業のことを全く知りませんが、少なくともアメリカにおけるファクトチェック会社のトップには世界経済フォーラムの関係者がいるということなので、むしろその会社がフェイクと結論付けたものは真実であるという証拠だなんていう見方をする人がいるくらいです。
政府が行う政策には、裏があるという発想と同じでしょうか。
ここまでが一時期加熱した情報の嘘、ホントの話です。
冒頭でもお話しした通り、私はコオロギ食を導入することは明確に反対の立場です。
もしも体にとって有害であったとしても、それを理解した上で大人が選択して食べる分には、どうそご自由にと思うのですが、選択する自由がない子供たちの口に入るようなことは絶対反対だと思っています。
漢方医学大辞典の世界では微毒とされ、妊婦には避けるようにとの記述があるわけですから注目に値すると思っています。
これについては、漢方医学大辞典で載っているコオロギと養殖コオロギでは種類が違うというような反論記事も見たことがありますが、同じ種ですから危険がないわけではないと思います。
あくまでも素人考えかもしれませんがそのように思います。
また「2018年9月に内閣府の食品安全委員会のホームページで『欧州安全機関、新食品としてのヨーロッパイエコオロギについてリスクプロファイルを公表』という情報が出されています。
そこには動物衛生と食品安全において、著しいデータギャップが存在していて様々な懸念点が挙げられていました。
それは『総計して、好気性細菌数が高い』『昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある』『重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある』などです。
この件については様々な議論がされているようですが、少しでもリスクがあるのなら、わざわざコオロギを食べる必要がないのではないでしょうか。
さらに言わせてもらうと、コオロギ食を強く推奨することの一つとして栄養価が高いというものがあります。
株式会社グリラスのホームページによると、餌、水、温室ガスという項目に対していかにコオロギが優れているかということが紹介されています。
これはこれでなるほどと理解はできますが、まず温室ガスについてはそもそも世界的な詐欺とも言えることが行われていると思います。
温室ガスに関する世界の常識と言われていることについて、過去に動画を作っていますのでそちらもご視聴いただきたいのですが、世界経済フォーラムでは温室ガスがかなりの悪者になっており、反対意見は抹殺状態になっています。
温室ガスについては諸説あるにも関わらず反対意見を忙殺し、利益優先で事が進んでいるようにしか私には感じられません。
栄養価においては、確かに100gあたり約60gがタンパク質ということで肉や野菜よりも優れているようにも見えますが、学者によってはそうでもない研究発表がなされています。
情報ソースは概要欄に貼っておくので確認いただきたいのですが、コオロギ食にも優れた点はもちろんありますが、まだ人体への影響を慎重に検討する必要があると書かれています。
とくに腸内細菌叢といわれる腸内フローラに悪影響が出てくるという実験結果が得られているそうです。
さらにラットによる実験では、BCAAの血中濃度を調べると従来通りの肉食をした場合の時よりも高くなる事がわかっており、つまりこれは将来的に2型糖尿病になる可能性が高くなるというものです。
そしてコオロギにはエビや蟹に含まれるアナフィラキシーショックが起きる成分が入っており、これはかなり注意が必要ということになりますし、実際発症が起きています。
さらには寄生虫がいることも明白になっており、熱処理しても残るということも言われています。
まとめると、私たちが普段食べているものは、長い時間をかけて経験に基づいて形成されてきたものであり食習慣となっています。
そして、誰もが否定できない事実として私たちの体は食べたものだけでできています。
だからなにを食べ続けるかによって健康にもなれば病氣にもなります。
わかりやすい話です。
そしてその長きにわたる食生活によって、民族ごとに食べ物に対する反応も違います。
日本人と西洋人では小腸の長さひとつとっても大きな違いがありますし、腸内細菌の状況も違います。
そういった当たり前の結果は、長い時間をかけて生活する環境に合わせて体が進化してきた結果です。
そのわかりやすい証拠として、外国人に焼き海苔を食べさせても問題ありませんが、生海苔を食べさせた場合消化不良を起こします。
他にもごぼうも同じだったと記憶しています。他にもきっとあるでしょう。
なんと生海苔を食べて消化できるのは日本人だけです。
そうやって昆虫食について見てみると地方によっては蜂の子やイナゴを食べる食文化がありますが、コオロギを食べる文化は日本にはありません。
海外のどこそこの民族はコオロギを食べている、というのはそのように進化してきたからです。
トカゲが寄生虫のいるコオロギを食べても問題ないのは、共存できる体を得ているからです。
こういった理屈でもコオロギ食は少なくとも日本人には不要ですし、他の食材でも高蛋白質で優秀な野菜や魚の肉など数多くあるわけで、なぜ今まで言ってきたような諸事情があるにも関わらずコオロギ食をゴリ押しするのか。
そこには、グローバル企業が狙う利権があるようにしか思えません。
みなさんはどのようにお考えでしょうか。
世界経済フォーラムは世界統一政府の樹立を狙っています。
その方法は全体主義に基づくものです。
全体主義では個人の自由などありません。
とにかく強制です。
我が国には我が国の食文化がありますし、戦後西洋の食文化が入ってきてから今までにない病氣が一氣に増えました。
もう一度原点に戻って日本人の体質に合った食文化を取り戻していきたいものです。
いかがだったでしょうか。
コオロギ食について多くのかたが拒否反応を示しているのは、私は生存本能だと思っています。
私たちのDNAには先人たちの知恵や体験・経験が記録されていると思っています。
科学が発達したと言ってもまだまだ科学では説明のつかないことのほうが多いと言います。
子孫を残すという本能はどこに記録されているのかすら分かっていないと思います。
だとしたら、初めて見たものに対して拒否感が湧くというのも先人たちの経験則が影響しているのかもしれません。
このような生存本能というもの、直感というものは大切にしていかなければ、有名人も食べてるとか科学的根拠というものだけに振り回され、最悪の場合淘汰されてしまうかもしれません。
最近いろいろな情報に触れる機会が多くなったことで、このチャンネルを始めた当初とはまた違う感覚が芽生え始めてきました。
そんな大そうなことではないのですが、今の世の中はなにからなにまで狂っているということを確信しています。
狂っているというのは嘘だらけということです。
先ほど生存本能ということにも触れましたが、元々人間がもっている感性、能力を潰す教育、洗脳がおこなわれてきたのではないかと感じています。
それはまた動画にする機会がありましたら配信しますが、今回コオロギ食の騒動が落ち着いてきたことを受け、追加情報をシェアさせて頂きました。
最後に繰り返しとなりますが、コオロギ食について、まだその安全性が担保されていない状況を認識した上で食べるのは自己責任だと思いますし、好きにしたら良いのですが、まだ自分で判断できないような子供たちにまで食べさせるということはやめてほしいと思います。
今のところ合法であるので、どの企業がコオロギ食の普及に関わっているということの言及は避けましたが、ググれば簡単にわかりますので、食品を購入する際には成分表示などを確認して購入することをおすすめします。
今回取り上げたコオロギ食については、正しい理解を多くのかたが認識して学校給食で言えばPTA、教育委員会、文部科学省への働きかけをして、少なくとも日本においては使用禁止にしていきたいと強く願っています。
世の中の混乱に乗じて、非常に重大な法案が可決されないよう注意深く政治を見ていかなければいけませんね。
この動画がご視聴のみなさんの健康維持や生存本能を健全に保てることにお役立ていただけたらと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。