【災害時の食料備蓄】食糧備蓄は必要だとわかっちゃいるけど金がない!

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編集後記

お金がなくて食糧備蓄だなんてとてもできないと悲観している人は意外と多いので、その方達が前向きに備えができるようにと動画を作成してみました。
経済的に困難な状況というのはとにかく理屈抜きで前向きになれないものです。

少し頑張り始めた途端、予想外の出費が襲ってきたり、事故や怪我に遭ったりと途方に暮れることもおきますが、それでも氣丈に前を向いていかなければならないと思います。

私もまだ完全に苦境から脱したわけではありませんが、通ってきた道だけに、今その真っ只中にいる人にエールを送りたいと思います。
とにかく一歩を踏み出せばなにかが起きるものですし、なんとかなります。
きっとよい方向に向かいますのでがんばりましょう!

以下、文字起こし

 みなさんこんにちは。好奇心TVです。

今回の動画は、時折コメント欄に書き込まれる、食糧備蓄の必要性はわかっているけど、金もなければ収納スペースもない、という嘆きにも似たコメントに答える形の動画を作成しました。

自分が置かれた状況を嘆いて、出来ない理由を探しても一向に事態は好転しないわけですが、具体的に目標を明確にして、どのように取り組むかが明確になることで一氣に事態は好転します。

私にも備蓄をしていない時期があり、満を持して始めた時があったわけです。

その時に行なった手法を紹介していきます。

週ごとのメニューと予算を明確にすることで、1ヶ月、1年のイメージがはっきりしてきます。

そして予算が足りない時はどうするかなどの対策もお伝えしていきます。

私も経済的弱者に陥っている状態から食糧備蓄を始めています。

経済状況は多少改善されたものの、今現在も余裕などほぼない状態なのですが、生き延びる為の対策に優先順位を置いて生活しています。

私が実際に行なってきた方法をご紹介するのでかなり有益な情報になると言えると思います。

ぜひ最後までご視聴ください。

このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。

チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。

また、YouTubeでは配信できませんが、皆さんの身を守るために重要な情報はメディアブルで配信しておりますので、そちらもご覧いただければと思います。

さて、今回のテーマは経済的に問題があるかただけでなく、多くのかたの参考になると思います。

ひと口に食糧備蓄と言っても、なにを前提とした食糧備蓄なのかによって購入するものも予算も全く異なると思います。

国が推奨している備蓄もそうですし、主婦のかたが発信しているYouTube動画でもそうですが、台風被害を想定した1週間程度の備蓄もあれば、世の中にはプレッパーという言葉があるように核戦争を見据えた対策で地下シェルターを備えたり、銃を備えたりと本格的なものまで幅広くあります。

このチャンネルで紹介する食糧備蓄は、世界情勢の混乱をある程度意識した設定で行なっていこうと思います。

ただ今回の対象者は、経済的にも余裕がなく、収納スペースもないという方向けとなりますのでかなりの限定条件を踏まえての情報となります。

本題に入る前に重要事項を確認しておきます。

それは今私たちが置かれている状況を理解しなければならないということです。

これらのことは過去動画で再生リストも作成していますので、そちらも是非ご覧いただきたいのですが、私たちが食糧危機に陥る原因はいくつかあります。

それは、

1)自然災害によるもの

2)金融ショックによるもの

3)シーレーンの支障によるもの

4)戦争に巻き込まれる状況によるもの

5)2024年問題によるもの

などがあります。

今の世界情勢がいかに危機的状況にあるかというのは、これらのリスクがすべて同時進行していることにあると思います。

一旦なにかが起きた時には一氣に食糧危機が訪れます。

食糧危機について、結構認識が甘いかたが多いのですが、人間が飢えに直面した時にどんな行動をするのかを理解しておいた方が良いと思います。

人が極度の飢えに遭遇した時に取る行動は尋常ではありません。

もちろん私はそんな経験などありませんが、歴史を振り返った時に史実からそれは窺い知れます。

かつて日本においても飢饉というものが発生していましたが、その際には人を食べるということも行われましたし、末期には排泄物まで食べていたそうです。

このように生きるか死ぬかという状況下は、文字通り地獄絵図となります。

そんな極端なこと起きるわけないとお考えでしょうか。

なんと世界を見渡せば現実的に起きています。

先の大戦では、日本人もそのような状況に陥っています。

もちろん国内では最悪な状況にはなっていないと思いますが、東南アジアに出兵していた兵隊さんなどはそのような状況に遭遇しています。

先の大戦での戦死者は民間人と軍人を併せて約350万人ほどだったと思いますが、その約20%が餓死しているという事実があります。

戦地では先ほど言ったような地獄絵図が起きていたのです。

例えばもし今政府がしきりに警告している南海トラフ地震や首都直下型地震が起きた際は、相当な飢えに直面する人が続出することを覚悟した方がいいです。

今までの震災では近隣の自治体が援助することができましたが、広範囲に渡る地震被害が出た場合は、主要道路が広範囲でダメージを受けて使い物にならなくなるわけですが、このことが意味することは、例えば東京には一切食糧は入って来なくなるということです。

政府の食糧備蓄量はたったの20日分しかありませんので確実に飢えます。

そしてさらに重要なこととして、これらのどれが起きても物流システムに問題が発生し、あっという間に物不足が発生してしまうということです。

同時に物の値段が高騰します。

この部分だけでも経済的弱者こそ今この瞬間から取り組まなければ、買いたくても買えないという状態が発生してしまいます。

だから動画内で再三言っていることとは、経済弱者こそ早く準備をした方がいいということです。

本題に入りますが、これから食糧備蓄の計画を立てるにあたって前提条件を確認しておきます。

1)一人暮らしである

2)非正規労働者である

3)都会暮らしをしている

4)水や電氣、ガスは通常通り使える

5)推奨されるカロリー、栄養バランスは一旦除外する

という設定で話をしていきます。

たとえば実家暮らしでしたら経済的負担はかなり減ると思いますので、今回のシミュレーション対象から外して考えます。

ただ食糧備蓄などの対策を全くしていなかった場合は、上記のリスクが発生した時に普通に飢えに苦しむことになります。

今回の食糧備蓄計画は、経済的に余裕がない人を対象としており、とにかく食い繋いで生き延びることに重点を置いていますから、1日3食腹一杯食べるということは諦めてください。

そして栄養学的な観点からするととても褒められるような内容ではありません。

政府が推奨する栄養バランス、カロリーを考慮していたら予算がどれだけあっても足りません。

あくまでも食い繋いで生き延びるというのが大前提で話を進めます。

この表が私が実際に使用した計算表となりますが、今回のテーマに合わせて一人暮らしを前提にしています。

ご覧の通り、朝食を抜いた1日2食になっています。

そして1週間でなにを食べるかは左端にリストされており、一食あたりの摂取量は右端の方に記載があります。

個人的には毎日味噌汁は欠かせないのでリストには入っていますが、必要なければ除外して考えてください。

エネルギー源となる炭水化物はお米とパスタやうどんなどを考えており、おかずとなるものは調理するというより缶詰などを多用しています。

このパターンで1週間過ごすことができれば、あとは目指す備蓄期間で必要な量が出てきます。

缶詰はお好みのものを準備すればいいと思いますが、私が買い揃えた物の一部を紹介しますと、焼き鳥缶詰、大根と豚肉、おかず缶、鯖、さんま、いわし、ほっけなどが一般的ではないでしょうか。

価格帯は一個あたり150円から300円ほどとなっており、この価格は上昇傾向にありますので、買いたいものを明確にしておいて早めに買い足していくことが賢明です。

次に予算はどのくらいかかるかという話に移りますが、これが1週間分のメニューを元に、一年の備蓄に必要な量とおおよその金額です。

お米は最近高くなってきていますから、グラムあたり0.7円ほどになっており、年間にすると2万円超えとなっています。

でもどうでしょう、一年分の食費は21万円ほどであり、月当たりに換算すると、17000円ほどです。

食糧備蓄に対して今の経済状況からすると絶対無理だと結論付けているかたの多くは、なんとなく漠然と考えているからではないでしょうか。

しかし、この月17000円の金額を備蓄に回せないというかたの話もしてみたいと思います。

この時点で食糧備蓄に取り組めると思った方はすぐ行動したほうがいいと思います。

価格は常に上がっていますから、後に伸ばせば伸ばすほど状況は悪化します。

さきほどの前提条件に該当する方の経済状況をざっくり挙げてみます。

非正規労働者の平均月収は約20万円程度ではないでしょうか。

そうすると手取りは約16万円程度になると考えられます。

もちろんこの金額は職種や雇用形態、勤務時間によって大きく変動する可能性がありますので、あくまでも目安です。

支出をみますとご覧のようになり、住居費が約7万6000円。

これは都市部での一人暮らしを想定しており、地方では3万円から5万円程度で済むこともあります。

食費は約3万5000円で、自炊と外食を組み合わせた場合の平均的な支出です。

生活スタイルによって変動します。

光熱費は約8000円となり、電氣・ガス・水道代を含みます。

季節によって変動する可能性があります。

通信費は約5000円で、スマートフォンやインターネットの料金です。

格安プランを利用することでコスト削減が可能です。

交通費は約5000円となり、通勤や日常的な移動にかかる費用です。

娯楽・交際費は約1万5000円で、友人との外食や趣味に使う金額です。

個人のライフスタイルによって大きく変動する部分ですが、突然の出費のことを考えて貯金が必要でしょう。

雑費は約5000円で日用品や予期せぬ出費に備えた予算です。

これらを合計すると14万9000円となります。

手取り16万円から残る金額は、11000円となります。

どうでしょうか。

1ヶ月の収入は人それぞれですし、使っている金額も内容もまちまちだと思いますが、一つの目安になると思います。

先ほどの一年分の備蓄量に対して必要な金額をみた時に、なんとかなりそうな氣がしてこないでしょうか。

人によっては借金払いがあって毎月月末には残金がゼロになるというかたもいることでしょう。

わたしなどはこのパターンでしたが、それで諦めたら有事の際はかなりの飢えと向き合うことになってしまいますので、ここは知恵を絞るしかありません。

まずテッパンでやらなければならないことは無駄遣いの見直しです。

まさかお金がないと言いつつも飲みに歩いていたり、パチンコなどのギャンブルをしているとかしていたら問題外です。

それを言うとそこまでして備蓄などしたくないという返答が来そうですが、そう思うならそれで良い話です。

そもそも食糧備蓄というのは万が一の時に困らないようにするためのものであって、パチンコなどのギャンブルと比較してそちらが大事だと思うならそれでよいと思います。

困るのは自分だという意識があるかないかですし、その責任を負うのはあくまでも自分ですから全くの自由です。

今回の動画は、食糧備蓄の必要性を感じつつも、なにをどうやって考えて始めたら良いかわからない人に向けて、考えるきっかけになってくれたらよいと思って作成しています。

まさに自分の子供にはこうやってアドバイスしています。

もし、切り詰めても備蓄に回せるお金がない場合はどうしたらよいでしょうか。

私なら手っ取り早くWワークをします。

月に2回ほどバイトをやれば備蓄量一年分に必要な予算は稼ぐ目処が立ちます。

その上で無駄遣いを見直して予算を作り出せば1年分の備蓄を3ヶ月や半年で実現できる可能性が高くなります。

私もそうやって稼いできました。

ここで注意して欲しいのは、決して楽して短期間で稼げるなどという情報には飛びつかないことです。

そんなものを他人に教えるお人好しはいません。

お金に困っている者をカモにする罠です。

体験することも人生においては重要ですが、経済的弱者はちょっとした過ちが致命傷となって5年とか10年の時間を負債に追われることになりますので、避けて通るべき案件です。

今回の考察はあくまでも一つの目安としてください。

まったくなんの叩き台もないまま考えることは難しいし、予算が限られている人ほど戦略を立てて計画を実行していく必要があると思います。

最後に収納スペースの問題ですが、都会の一人暮らしでは収納スペースなどほぼないというのは理解できますが、それでもなんとかしなければいけません。

使っていないものはどんどん断捨離していくことは絶対必要です。

そして意外に思うかもしれませんが、今回の1年分の食糧備蓄量は、意外と容量が少ないことに驚くと思います。

食糧備蓄のどれだけのスペースが必要か、どんなイメージをしているかわかりませんが、私は意外と少ないと思いました。

前の動画でも言いましたが、私は仕事柄車での移動が多いため、外出時に被災することも想定して車の中に1週間分の食糧と水を二人分積載しています。

車は普通自動車でありワゴンなどの容量が大きい車ではないのですが、それが可能となっています。

まずは、やってみて問題はそこで考えるということが前に進むコツだと思います。

いかがだったでしょうか。

繰り返しとなりますが、今回の設定は栄養学的に正しいとは言えない内容になっているかもしれません。

しかし有事の際には、栄養バランスを考えた食事など考えている場合ではなくなります。

さらに添加物が入った食品だとか、農薬を使用した米だとかということも言っている場合ではないと思います。

先の大戦では毎日芋ばかりを食べていたという話は頻繁に聞くと思いますが、なんとか生き延びることはできたわけです。

よってとにかく食い繋いで生き延びることに集中した作戦を考えました。

私が取った作戦は、まずは3ヶ月の最低限の食糧を確保したあとに、あまりに殺伐とした食事内容なのでフルーツ缶詰やお菓子類の補充などをしていきました。

そしてそこから今度は半年分の最低限の食糧備蓄をしていきます。

この繰り返しをしていけば良いと思います。

そして徐々になにを想定した食糧備蓄かという前提条件も厳しいものに設定を変えていき、電氣がない場合のことを考えてソーラーパネルやポータブルバッテリーなどの購入を考えていきます。

さらにこれからの季節なら暖房はどうしようか、などを考えたりして幅を広げていけば良いと思います。

一氣にあれもこれも手を広げると、どれも中途半端になると思いますので、まずは最低限食い繋いで生き延びることを考えていけば良いと思います。

ちなみに金融ショックが世界を襲った場合、多くの方が失業のリスクと向き合うことになります。

そのような状況では非正規労働者から職を失うことになるわけですが、その際でも食糧備蓄が命を救うと思います。

もちろん家賃の支払いとか困ることは間違いありませんが、その上で空腹に襲われることになったらかなり危険な状態になってしまいます。

脅すわけではありませんが、世界経済もかなりの危機的状況になりつつありますので考えることばかりでキツイですが、今の時代を生きる私たちの置かれた立場であると開き直って受け入れて、対策していくしかありません。

ぜひ諦めることなく取り組んでください。

この動画が、これから食糧備蓄に取り組んでいこうとしている方のお役に立てればと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。

以上で今回の話は終わりとしますが、

皆さんの応援が次の動画作成の力になりますので、いいねボタン、チャンネル登録、通知設定をオンにしていただけると嬉しいです。

また、コメント欄へのご意見、ご感想の書き込みもいただけたら励みになります。

最後までご視聴ありがとうございました。

好奇心TVでした。

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