編集後記
中東情勢は非常に緊張感が高まってきました。
このまま何事もなく収まって平和が訪れるというシナリオが実現する可能性ははっきり言ってゼロです。
いつもの中東紛争と違うのは、あらゆる政治的背景の変化や世界征服を狙うイルミナティの勢力の衰退などもあると思いますし、なにより世界中の人々が真実に目覚めてきたことにあると思います。
しかし旧約聖書の預言によると、それでも事は起きると言われており、その中で生き残れる者とそうでない者がいることは間違いなさそうです。
人類は創造主との契約に背き、やっていはならないということの限りを尽くしてきたという事実によって裁かれる日が訪れるというわけです。
これは決してロクでもない輩たちだけではなく、今だけ、金だけ、自分だけという価値観で生きてきた者は庶民の中にも大勢いるわけで、それらの人としての間違った生き方を悔い改めなければならないようです。
では自分が生き残れるかはわかりませんが、できる限りのことを尽くしていくしかないでしょう。
以下、文字起こし
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画も中東情勢について情報をシェアしていこうと思います。
今現在、中東情勢に関する情報は目まぐるしく変化しており、予断を許さない状況になってきました。
イスラエルとイランの間で繰り広げられている報復攻撃は激しさを増しており、このままいけば最悪の結末を迎えることになりそうです。
その最悪のシナリオとは、核の使用ということになりそうですが、イスラエルもイランもその所持を明確にしておらず様々な憶測が飛び交っています。
度々勃発してきた中東情勢の不穏な動きが今までと違うのは、パレスチナ人の4万人を超すおびただしい犠牲者の数と、残された遺族の深い悲しみと激しい憎悪のエネルギーを報道される映像から感じられることです。
それがアラブ人やペルシャ人にも飛び火し、中東地域だけでなく世界中に伝播していることがわかります。
この動画を最後まで観ることで、ここから私たちがとるべき行動とマインド設定の必要性について理解することができると思います。
どうやら私たちには躊躇している時間はなさそうですが、恐怖に駆られることなく、事態を真正面から受け止めて立ち向かっていきましょう。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
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さて、冒頭でお話しした最悪のシナリオは着々と進んでいると思われます。
この動画は恐怖を煽るのが目的ではありませんし、特に過激な内容ではありませんが、心配性のかたはこの動画から離脱することをお勧めします。
今世界で起きている異常事態というのは中東地域だけではなく、アメリカや中国、ドイツでも起きており、こちらは金融ショックと言えるもので、こちらも臨界点を超えようとしており、もしそうなった時にはとんでもない衝撃が世界中を駆け巡ります。
あれもこれもそのほとんどがロクでもない輩たちの謀略によるもので、長年かけて罠を張り巡らせてきたものなので、今更止めることなどできる者はいないと思います。
つまり、その衝撃に備えるための準備をするしかないわけですが、どの程度すごいことが起きるかはある程度知っておかなければならないと思います。
10月に入ってからイランによるイスラエルに向けた約200発のミサイルは、どの程度イスラエルにダメージを与えたかということに関しての情報が錯綜しているのでなんとも言えませんが、イスラエルの被害は全くなかったとは言えない状況になっていることは確かだと思われます。
そしてイスラエルによるレバノンのヒズボラの軍関連施設への攻撃は、かなりのダメージを負わせてヒズボラの弱体化を招いているとも言われていますが、このことは確かにポケットベルやトランシーバーの爆発などで通信手段に混乱が起きていることに加え、ナスララ師への空爆は後継者候補と言われていたサフィエディン師も標的となっていた事が判明し、4日以降連絡が取れなくなっていると報道されています。
イスラエルによるデジタル機器への工作は、ポケットベルやトランシーバーだけでなく、パソコンや指紋認証機器の爆発にまで及んでいるということで、ヒズボラの戦力を削ぐ効果は確かに出ているのではないでしょうか。
今危機的状況に向かっていると思われる理由は、イスラエルがイランの原子力発電所への攻撃などいくつかのシナリオが存在するという点です。
その中でも普通に考えられているのは、イランの石油精製所や原油の輸出港の攻撃です。
どの選択肢も相手国にダメージを与えることが目的だけに、かなり重要な結果をもたらします。
もしそうなった時に追い詰められたイランがどのような挙動に出るのかというところが恐ろしく、はっきりと明言していませんが核の使用があるのではないかと言われています。
表向きの話としてはイスラエルもイランも核を保有していないということになっていますが、両国ともそのことについては明言していません。
私は両国とも保有していると思っていますが、今後の展開は両国が持つ信条の違いがどんどん露になっていくと思います。
つまりイスラエルの信条とは、タルムードに根ざしたユダヤ教であり、ユダヤ教が他のキリスト教やイスラム教徒と軋轢が絶えないのは、ユダヤ教のタルムードでは、自分たちが世界を支配すべき人間であり、その他は獣だという認識を持っているからだと言われています。
一方イランのイスラム教、特にシーア派はその信条が過激で、自分たちが信じる救世主は最終戦争後の混乱の後に現れると信じているようです。
つまり混乱上等という立ち位置なので、今後の状況は最悪なことになる可能性を否定できないというわけです。
もちろんイスラエルにもイランにも穏健派はいて、最悪の事態にならないよう尽力していることは想像できますが、果たして時代の流れを変えられるのかどうかです。
これらのことから経済学者や有識者たちが言っている楽観論などは、この際まったくあてにならないということになるのかもしれません。
大切なのは究極な話として、私達がどのように考えて行動するか、自己責任の世界だということです。
ここからが私たち日本人にとって重要なことになるのですが、核の使用は最悪な状況になることは間違いありませんが、その過程で起きることこそが日本に住む我々にとっても別のシナリオとしての最悪な状況になります。
それはこのチャンネルで再三言ってきているホルムズ海峡の封鎖勃発です。
これはイランによる封鎖であったり、海運会社がタンカーの航行の安全確保が困難であると判断したことによる自粛も可能性に含まれます。
今懸念事項となっているのは、イランの原子力発電所への攻撃とイランの製油所、輸出基地である港湾施設の攻撃です。
これらの結果によって起きるのがホルムズ海峡封鎖となります。
地図上でこれらの施設の位置関係を確認してみます。
まず、イランのペルシャ湾エリアは、ご覧の通り赤がガス田、緑が油田ということでかなり多くの天然資源に恵まれていることがわかります。
これらの豊富な資源を輸出するためにイランには複数の主要な製油所が存在し、その中でもアバダン製油所、イマーム・ホメイニ製油所、ペルシャ湾スター製油所、イスファハン製油所が知られています。
またイランにはいくつかの原子力発電所が存在します。
特に有名なのは、イラン南部のブシェールに位置するブシェール原子力発電所です。
この発電所は、イランの原子力エネルギーの中心的な役割を果たしています。
そしてイランの原油輸出基地は大きく二つあり、カーグ島とラバン島になります。
非常に小さな島なのですが、こちらから世界に向けて原油が輸出されていくことになります。
これらの施設が今イスラエルからの攻撃の危機に晒されているわけで、イスラエルが言っているところのイラン攻撃のシナリオがいくつかある、という根拠になっているのではないかと思います。
こうして具体的にその攻撃対象の位置関係を確認してみるとペルシャ湾に集中していることがわかります。
そしてそのペルシャ湾の出口になっているのがホルムズ海峡となっており、日本の原油輸入相手国はご覧の通りで、ほぼ全てがペルシャ湾内からホルムズ海峡を通って日本に輸入されるということになっているわけで、このホルムズ海峡に封鎖の危機が高まっているというのはいかに深刻かわかるのではないでしょうか。
たまに陸路のパイプラインを使って迂回すれば問題ないというかたがいますが、2019年に同じようにホルムズ海峡の危機が叫ばれた時に、その迂回路として東西パイプラインがイエメンのフーシ派によってドローン攻撃を受けておりますので、東西パイプラインが迂回路としての機能は果たさないと思います。
ところでホルムズ海峡から日本に向けて出発するタンカーはどのくらいあるのでしょうか。
リアルタイムでタンカーの現在地を調べることができるサイトがありますが、ご覧の通り無数にあって、これが日々消費される原油を賄うためにひっきりなしに運行しているわけです。
ホルムズ海峡から出航する大型タンカーはVLCCと呼ばれ全長は約330m、幅は約60m、深さは約29mもの巨大な船であり、これらの大型タンカーが積載できる原油の量は約200万バレルです。
そして日本で一日に消費される原油量は約300万バレルと言いますから、一日の必要量を届けるには1.5隻必要ということになります。
ということは常にホルムズ海峡から満載して出発しないと供給が足りないということになることはイメージできるかと思いますが、ホルムズ海峡が封鎖された場合、最終の船便が日本に到着するには45日後となり、それ以降は日本への原油供給は途絶えるということになります。
では海上輸送中の大型タンカーVLCCは何隻いるのでしょうか。
それは調べてみましたがはっきりとわかりませんでした。
おそらく調べ方が不足していたと思いますが、そこはご容赦いただくとして、あとは日本国内の備蓄量がいかほどかということになります。
これは資源エネルギー庁から公表されており、ご覧のように国家備蓄用で138日分 、民間備蓄用で93日分 、産油国共同備蓄が9日分の、合 計240日分しかないようです。
そして非常時にはこれらのうち国家防衛の燃料が優先されるでしょうし、我々庶民には購入制限がかかると思われます。
発電に回す燃料にも制限がかかることから、計画停電も余儀なくされるでしょう。
こうなると企業活動は制限されるというか、麻痺と言ってもいい状態になると思いますが、これはつまり食糧生産や日用品の生産にも大きな悪影響が出るということです。
そうなると、物流システムはほぼ麻痺することから物資不足や物価高騰は避けられないでしょうし、このチャンネルで前から言っている通り都市部にお住いの人たちは特に、相当な修羅場と向き合うことにならざるを得ないと思います。
いかがだったでしょうか。
今の中東情勢が如何に緊張状態にあるかということが伝わったでしょうか。
この動画を作っている最中にも、イスラエルによるガザ地区への攻撃があったことが報じられていますが、なんと学校やモスクへの攻撃も過熱化してきているようです。
モスクとはご存じの通り、イスラム教徒が神へのお祈りをする神聖な場所であるにも関わらず攻撃を仕掛けるというのは、かなりド級な冒涜行為ですから、これまた火に油を注ぐ行為だと思います。
このことはイスラエルが最近ガザのパレスチナ人をすべて殲滅するということを宣言しているので、まだまだ序の口だと思います。
先ほども言いましたが、日本に住む私たちに降りかかる試練は食糧安全保障とエネルギー安全保障が崩壊する可能性だけでなく、金融セクター、そしてもしかすると朝鮮半島の有事も起きる可能性も考慮に入れなければならない状況になってきました。
台湾有事に関しては、今現在の中国国内の権力闘争や経済状況を考えると微妙になるかもしれませんが、私たちは相当な覚悟を持って事に当たる必要があると思います。
ここ最近の中東情勢に関する動画に対するコメント欄を拝見するに、食糧備蓄に掛けるお金の余裕がないというものが見られますが、悩んでいる場合ではなく腹を括るしかないと思います。
重ね重ね言わせてもらいますが、この状況はイスラエルとイランが平和に向けて和睦するという可能性はほとんどないと思いますので、私達もシビアにマインド設定を見直す必要があるのではないでしょうか。
まもなくアメリカ大統領選も始まりますし、トランプ前大統領はイランの核施設の爆破を推奨しているコメントが出ていると報道されていますが、その真意とはどこにあるのかも非常に興味深いところであります。
私たちにできることというのは限られますが、それでもあらゆるシナリオに対しての対策を全力で取り組むしかないでしょう。
また別の動画でその点について触れていこうと思います。
是非ともにできる限りの準備を整えて生き延びる策を講じていきましょう。
静かに慌てず必要な行動をとってください。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。