

【編集後記】
中国社会は、元々信じられないような事件・事故が多発していましたが、ここ数年は特に経済環境が悪化したことで、ますます自分さえよければいいというマイナスの部分が表立って現れてきていると思います。
その点日本は、バブル崩壊後の経済低調や給料がほぼ上がっていない状況でも暴動が起きないことに海外からは驚きの声が出ているほどです。
それは民度の違いというのか、霊性の違いというのかわかりませんが、基本的に中国人に見られる中華思想的な価値観は日本には根付いていないことが、大きく関係しているのではないかと思います。
そして大変な状況になった時こそ、人々が助け合いの精神で結束するので歴史的に見ても数々の災難を乗り越えていくだけでなく、世界トップクラスへと返り咲くということは本当に自信を持ってよい素晴らしい点だと思います。
騙されやすいという点が欠点として挙げられますが、騙す側でなくてよかったと思いますし、これからの大試練の時代には日本人が持つ特性が活かされるのではないかと思います。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVニュースです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
そして初めての方のアクセスにも感謝です。
このコーナーではトップニュースにこそならないのですが、重要だと思われるニュースを独断と偏見でピックアップしてお送りいたします。
本日の注目ニュースは、
1)何を信じたら良いか、ゴールド資産消滅
2)中国の異常氣象 竜巻と雹による被害が甚大
3)砂漠の国ドバイで記録的大雨 空港が水没
4)世界自然遺産の地で太陽光パネル群出現
5)米国でまた銀行破綻。なにかが起きている
という内容でお送りしたいと思います。
ぜひ最後までご視聴ください。
最初の項目です。
中国においてまた信じられない悲劇が人民を襲っています。
不動産神話が崩壊し経済が壊滅的な事態になってきた中国では、資産をどのように守り増やしていくかということでゴールドの保有がひとつのブームになってきました。
ところが、そのゴールド資産がごっそりと消えてしまったという事件が起きたのです。
なんとそれは中国黄金という国営企業で起きたのですが、国営企業が倒産することは考えられないわけで、そこでわかったことは国営企業の看板を使ったフランチャイズ企業が倒産したということです。
被害者の多くは現物を購入して、それをそのまま地金企業に預けて運用し、多くの利子を得ることができるという金融商品に手を出していました。
被害者がフランチャイズ元の国営企業に補償を求めたところ、それはフランチャイズの店舗が勝手にやっていた金融商品であり、知らないし許可した覚えもないということで、被害者は途方に暮れていると言います。
このチャンネルでは中国で起きていることは、我々にとって反面教師的な存在として貴重な情報であり存在だと言ってきていますが、もう少し付け加えるなら、人が倫理観を失い、自然や先祖への感謝を失った社会はどうなるか、もっと言えば全体主義や共産主義の国家はどうなっていくかのリアルを見せてくれていると思っています。
そしてここが重要ですが、日本を始め世界は確実に全体主義や共産主義の方向に向かっていることを理解することが重要だと思います。
世界経済フォーラムの存在がそのままそうですし、アジェンダ2030の内容もそうです。
そしてその私的会議に参加している各国の政府関係者、企業家たちはその私的団体が掲げる目標に賛同し、各国の政策に大きな影響を及ぼしています。
まるで世界政府のような構造上の実態ができあがりつつあります。
そして政府の不甲斐なさを嘆く者の中からは、強力なリーダーシップを求める傾向が強くなっており、それはいいのですが、なんと全体主義や共産主義を歓迎する意見をたまに見かけます。
しかしそれは大きな勘違いであり、全体主義や共産主義の世界はどのような世界になるのかの理解が足りないように思います。
そんな勘違いをする人が増えるということは、ロクでもない輩たちの思う壺です。
日本社会が中国のような社会になることはあり得ませんが、無防備のままですと近づくことはあり得ます。
事実、自分が儲かればそれでいいという企業や個人が増えていることが懸念されます。
次の項目です。
中国各地で起きている異常氣象に関する報道は日本の主要メディアでもよく取り扱っているのでご存知の方も多いと思いますが、ここ最近広東省で起きた竜巻とその後に降った卵大の大きさの雹は、命の危険にまで及ぶおそろしいことです。
この異常氣象は4月27日に起きたのですが、竜巻は高圧線を分断してあちこちで小規模な爆発が見られます。
当然付近の停電も起きておりますし、なにより卵ほどの大きさの雹が街を襲うわけですからかなり危機的な状態だということが映像からもわかります。
車などへの被害もかなり出ていることがわかりますが、報道からはこの雹による人的被害の報告はありませんが、命を落とした人もいるのではないかと思います。
中国からの異常氣象情報では、頻繁に洪水についての情報が取り上げられていますが、洪水の場合そのほとんどが人災です。
どういうことかというと、大雨によって増水したダムを守るため、もしくは下流にある重要な都市や軍施設を洪水から守るためにダムを予告なく放水し、さらにはその上流で堤防を人為的に決壊させて民家のある地域に向かって水を逃しているのです。
ですから映像のように鉄砲水で襲われたような光景が見られるということになります。
こういうところからも人命の尊重がなされていない国の庶民の悲劇が生まれることになります。
次の項目です。
また異常氣象に関する報道ですが、今度は砂漠の国ドバイを襲った大雨の件です。
ドバイはご存知の通り中東地域にある国で、アラブ首長国連邦を構成する国の一つです。
本当に砂漠の中にある国だなと思うのは、高層ビルが立ち並ぶ一角に更地になっているところを見ると、土ではなくて砂場になっていることに驚かされます。
砂漠の上に大都会を作り出していることがわかる光景を見た時に、人間の建築技術には感心してしまうわけですが、今回のように過去に見た都市が水没しているのを見ると自然の脅威を感じてしまいます。
記事によると4月16日にドバイを襲った大雨は観測を始めた1949年以来初めてのことだったそうです。
道路が冠水したのはもちろんのこと、空港も同様に水浸しになり交通が麻痺するということが起きています。
今はこのような報道にはあまりびっくりしなくなったかたも多いと思いますが、やはりこれは地球のバイオリズムといってもいいポールシフトが起きている最中なのではと思います。
ポールシフトによって地球上でどんなことが起きるかということは具体的にはわかっていないと思いますが、エジプトのピラミッドに見られるように、かなり高度な文明が栄えた地域もかつては砂漠ではなく緑に覆われ果物などの木々が豊富にあったと言われています。
そして当時も大きな自然の変化があったのではないかと思います。
このような大規模な自然環境の変化は今も起きており、地球の砂漠化に関して言えば、クブチ砂漠の広がりは北京に迫る勢いになっています。
これらの異常と言われる変化は地球的視点で見れば普通の流れなのかもしれません。
お住まいの地域でも、大雨や爆風によって危機が迫ることがあるかもしれません。
今までは大丈夫だったという視点で物事を見ると災難に遭うかもしれませんのでご注意ください。
次の項目です。
信じられないことが起きています。
北海道知床岬と言えば、あの知床旅情の歌詞でもあるように自然が豊富な地域というイメージを持っていましたし、実際平成17年に世界遺産にも登録されています。
ちなみにその内容は、知床は北半球において流氷が接岸する南限であり、この流氷の影響を受けた海と陸の生態系の豊かなつながりが高く評価されて、世界自然遺産に登録されました。
4月25日の報道で明らかになった知床岬の太陽光パネルの設置について少しその背景を調べてみますと、工事開始はすでに決まっており2024年5月から始まるそうです。
その太陽光パネルの規模は、サッカー場一つ分ほどの大きさになるとされ、発電された電氣はなにに使われるのかというと、携帯電話の基地局のためだとされています。
その背景には、2年前の小型旅客船「カズワン」の沈没事故の影響があるようです。
この時に船長の携帯電話は圏外になっており、海難事故を知らせる118番通報が遅れたということがあり、その対策のために行政が動き出したということになります。
携帯電話の通信については、イーロンマスクが提供しているスターリンクを利用することはできないのでしょうか。
安全はすべてにおいて優先されるべきだと思いますが、取り返しのつかない環境破壊に絡むことには慎重になるべきですし、衛星を使用した選択肢も検討すべきだと思いました。
背景を知ると太陽光パネルが自然破壊を促進しているというイメージとは少々違う印象を受けるのと同時に、改めて難しい問題だと感じますし、衛星通信という選択肢があるにも関わらずその可能性を除外することにも疑惑を感じます。
この件に関して情報をお持ちのかたがいらっしゃいましたら、コメント欄にシェアしていただければ助かります。
他にも同時進行で問題化している釧路湿原は、海外資本によるメガソーラー計画が進行しており、すでに東京ドーム45個分の面積の自然が破壊されていますし、さらに大規模な計画があるそうです。
太陽光パネル事業は、プロパガンダによって多くの人はクリーンなイメージを植え付けられていますが、その反面自然破壊は取り返しのつかない状況になっており、人類以外はどうなってもいいという罰当たりなことをしています。
それにしても、携帯電話の基地局の供給に必要な電氣の発電に、サッカー場一個分の太陽光パネルが必要という事実には正直驚きです。
都市部の電力を太陽光パネルからの発電で賄うためには、日本中の山にパネルを敷き詰めなければならないのではないでしょうか。
最後の項目です。
アメリカでまた銀行破綻が起きました。
4月26日のロイターの報道によりますと、米連邦預金保険公社(FDIC)は26日、経営不振の米地銀リパブリック・ファースト・バンコープを公的管理下に置き、資産を同業フルトン・バンクに売却することが発表されました。
アメリカの地銀の破綻は2023年に5件発生しており、専門家が発信する情報を集めてみますと、アメリカの銀行経営はかなり怪しいものとなっており、ただ今年の大統領選を踏まえ銀行破綻が頻発することは、現政権にとって絶対避けなければならないという背景もあり、いろいろ隠蔽された情報があるのではないかという説も出ています。
アメリカの雇用状況に関しての報道では、力強く上向いているという情報が流れているわけですが、その統計の影にはとんでもない数の違法移民の就職が絡んでいたり、残業代が切り詰められたサラリーマンがダブルワークしている雇用状況をダブルカウントして数字をよく見せているなどの実態があるそうです。
2023年3月に破綻した地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープは、2023年12月までの3ヶ月間の決算が370億円の赤字決算となり、ニューヨーク株式市場では37%の株価急落になっています。
こうなると共倒れ状態になる可能性も出てきており、今回の銀行破綻が綱渡り状態と言われてきたアメリカ経済が経済ショックに陥るトリガーになるのかどうかが注目されているようです。
金融経済と実体経済の乖離はすさまじく、なにかが起きれば弾け飛びます。
そうなった時には投資には無関係な人も他人事ではないので情報収集と試練に耐える準備も必要になってくると思われます。
本日の動画はここまでとなります。
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以上、好奇心TVニュースでした。