

【編集後記】
改めて今の日本が置かれている状況というのはやばいと思いました。
世界はグローバル化を進めて何年になるのでしょうか。
もう仕掛けはバッチリ終わっているということになっていると思います。
あとはどのタイミングでドミノを倒すかでしょうか。
これはもう誰にも止められないと思います。
こうして大峠は起きるのでしょうが、これを乗り切るには備蓄しかないというのが私の結論です。
または田舎に行って自給自足の生活をするか、ですね。
なんとか生き延びましょう
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、多くの人が関心を寄せている食糧危機について取り上げていきたいと思います。
SNS上では、食糧危機について意見が大きく二つに分かれているだけでなく、対立とも言えるくらいに激しさを増しているように感じます。
このことは2020年に世界を混乱に招いた新型コロナウィルスでのワクチン接種の是非や、マスクをするしないで対立した構造に似ているのではないでしょうか。
なぜ食糧備蓄をすることに関して過剰ともいえる拒絶反応をするのかわかりませんが、今の日本が置かれている状況はいかに危機的な状況に立たされているかを、2008年に起きた食糧危機を振り返りながら、日本の現状とこれからの日本の食糧安全保障を考えていきたいと思います。
ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
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さて、みなさんは今現在世界中でどれだけの人が食糧危機に陥り、飢えに直面しているかご存じでしょうか。
世界から貧困や飢餓を無くそうと国連機関は声高に叫んでいますが、それらは改善されるどころか、史上最悪の状況になってきています。
それは2023年7月に国連機関が発表した数字に現れており、世界の食料安全保障と栄養の現状という報告書で発表されています。
その最新報告書によると新型コロナウィルスの蔓延前の2019年には飢餓人口は6億1300万人であったのに対し、この資料に書かれている最新のデータとは2022年だと思いますが、なんと7億3500万人にまで増えています。
統計によっては8億人以上であるという説もあります。
その増加人数は1億2200万人ということで、ほぼ日本の総人口くらいの人が新たに飢餓に陥っているということになります。
このような数字を並べてもイマイチ自分ごとにはならないし、実感が湧かないと思います。
一方ではフードロスという食べずにそのまま廃棄している食料問題もよく話題になっていますよね。
消費者庁のホームページを見てみると、今現在の日本のフードロスの量が公表されています。
その量は年間523万トンなのだそうです。
この量が多いのか少ないのかわかりませんが、2021年に世界中の飢餓に苦しむ人々に向けて実施された食料支援量と比較してみるとびっくりします。
なんとその食料支援量は年間約440万トンだったそうです。
実に日本のフードロス量はその1.2倍に相当するのだそうです。
国民一人当たりのフードロスを計算すると、一人毎日お茶碗一杯分、約114グラムのごはんを捨てていることに相当するのだそうです。
つまり世界で起きている深刻な食糧危機や飢餓は、地球規模でみたら充分食糧はあるのに必要なところに届けられていないことで起きている、という言い方もできると思います。
その結果起きていることというのは、国連食糧農業機関などの発表によりますと、5歳未満の子供が栄養失調で命を落とす人数は年間約300万人なのだそうです。
ざっくり1日あたり10000人弱が食べるものも食べられず命を落としているのが現状なのです。
先ほど言ったように地球規模で考えると、食糧危機というのは食糧供給のアンバランスで起きていると言えます。
さらに突き詰めれば、世界中から集まる支援金を着服している悪い輩や勢力があるので、問題はより深刻になっているのですが、その話は別の機会にするとして、では日本は安全なのかということになります。
今この瞬間で言えば日本では24時間いつでもコンビニに行けば食べ物を手に入れることができます。
それをもって食糧安全保障など考える必要はないと言えるのでしょうか。
わたしはまったくそのような考え方は理解できません。
突き詰めればどのように考えるかは個人の自由なので勝手にすればいいと思いますが、家族を守るべき立場の人の考え方によって、その家族や子供なども運命を共にすることになってしまいます。
食糧危機など起きて欲しいと願う人などはほとんどいないと思いますが、今の世界情勢、今の日本の食糧事情、日本は自然災害国であることなど諸々を考えた時に、絶対に食糧危機など起きないと言えるのだろうかと思います。
このチャンネルでは一貫して自分や家族の身を守るために真実を知って対策するというスタンスを取っており、多くの動画を作成してきました。
その中でグローバリズムという概念やグローバリストという国際金融資本家たちの思考や、今リアルに取り組んでいることなどの情報を提供してきましたが、食糧危機とグローバル化を併せて考えた時に、改めて日本が置かれている状況に危機感を覚えると思います。
どういうことかと言いますと、そもそもグローバル化というのは「人・モノ・金・情報が国や地域を超えて世界規模で結びつき、世界の一体化が進むこと」を表しています。
グローバリスト達はこのように世界を一つにして世界平和を実現するというようなプロパガンダを行い、世界中がその渦に巻き込まれています。
この状況がいかに恐ろしいことになるかということに氣が付いた人たちが増えてきたことは多少の救いだと思いますが、すでに時遅しという感も否めません。
少し例を挙げてみます。
記憶に新しいものでいうと、マクドナルドのポテトの販売休止ということがありました。
これは新型コロナウィルス蔓延の影響で世界的に物流網が混乱したことに加えて、ジャガイモの輸送経由地となっているカナダの港の近くで、大規模な水害が発生したために輸入が遅れたことが原因で起きました。
このようにひとつ、もしくは複数のマイナス要因によって、海外で起こったトラブルが間接的に日本にも影響を及ぼすようになりました。
これがグローバル化による恐ろしい側面なのです。
そしてさらに恐ろしいことに食糧安全保障において日本は、世界でもトップクラスのグローバル化を成し遂げた国だと言うことができます。
これがなにを意味しているのかということをよく理解しておく必要がありそうです。
そのことを考える上で良い実例があります。
それは2008年に世界中を襲った食糧危機についてです。
これはアメリカが主導して進めた、食のグローバル化によって引き起こされたと言っていいものでした。
なにが起きたのかというと、アメリカはご存知の通り自国の農作物の関税を他国に対して下げるよう圧力をかけてきますが、それは日本だけでなく世界中に対してと言っていいほど行っています。
関税を下げさせ貿易障壁をなきものにするというのは、グローバル化そのものとなります。
そんなことをすると、自国の産業はかなり厳しい競争にさらされ崩壊しかねないためどの国も慎重になります。
それでもゴリ押しすることでアメリカの言いなりにさせるわけですが、農作物に至ってはその国の主食である米などの生産減少に繋がった国も出ていました。
2008年の世界的な食糧危機にまで発展した原因は、アメリカが自国の輸出品であるトウモロコシをより高く売りつけようと考えた時に、当時頻発していた国際的なテロ事件や原油高騰が相次いでいたところに目をつけ、アメリカは原油の中東依存を低くしてエネルギー自給率を向上させる必要があると騒ぎ出し、トウモロコシをはじめとするバイオ燃料推進政策を開始したのです。
そうなるとトウモロコシの需要が一氣に高まることになり、結果的に穀物価格の吊り上げに成功したということがありました。
ところが、そのトウモロコシ価格の高騰によって、日本の畜産業も飼料の原価が上がってしまい厳しいことになりましたが、トウモロコシを主食とするメキシコなどでは、庶民が買いたくても買えないというくらいに物価が上がってしまい、暴動が起きるほどの非常事態にまで発展したのでした。
そしてこの影響は、他の穀物価格にも影響を及ぼしていきました。
それは米、小麦、大豆にも及び、本来はコメの有数の生産国でありながら、アメリカが強行した関税削減を進めて輸入を促進したために、コメ生産が縮小してしまっていたハイチやフィリピンなどの発展途上国では、主食が手に入らなくなり、命を落とす者が出るような騒ぎが起きたのです。
2008年の食料危機が起きた背景には旱魃による不作もあるのですが、それよりも大きな影響を及ぼしたのはアメリカの食糧戦略によるものとする分析が主流となっているそうです。
自国の農業が衰退させられた後の、穀物価格の上昇で庶民は主食の米や小麦が買えない状態になったのですが、その時に穀物の輸出をしていた国が取った行動が重要です。
価格高騰に巻き込まれると自国の物価も上がってしまうということで食糧の輸出規制をする国が出たのです。
これは新型コロナウィルス蔓延時にも起きたことは記憶に新しいところです。
つまり、グローバル化が進んでいる今の状況で、なにかの原因によって穀物価格が上がった場合、他の輸出国は輸出制限を行って自国経済を守る動きに出ます。
食糧を輸入に頼っていた国は、高くて買えないというパターンの食糧危機が起きるということになります。
そして今、EV電氣自動車が世界を席巻する勢いに翳りが出ていることはご存知だと思いますが、EUは2035年以降はガソリンエンジン車の販売を禁止するという方針を出していたにも関わらず、つい先日それを事実上撤廃しました。
そしてバイオエネルギーを導入する方向に舵を切ったことが発表されました。
バイオエネルギーはいろいろ種類がありますが、その一つにトウモロコシを主原料としたものもあり、また穀物価格が上がる可能性があるのではないかとゾッとしてしまいました。
このように、グローバル化の恐ろしさというのはドミノ倒しになるという危険を含んでいるのです。
しかも一度始まったらあっという間に世界中に広がります。
金融セクターでも同様です。
今回取り上げた食糧安全保障に関してのグローバル化の恐ろしいところは、異常氣象が引き金となっても起きてしまうところにあるのです。
実はそれがグローバリスト、つまりロクでもない輩達の狙いでもありますから、問題の本質を見抜く必要があると思います。
そうでないと、エネルギーだけでなく食糧までも兵器として利用できるということになってしまうのです。
そういう意味で今現在の日本はかなり危機的状況にあるという意識をより一層強く自覚する必要があります。
いかがだったでしょうか。
食糧危機というのは、地球上から無くなってしまうことで起きるわけではなく、目の前にあっても高くて買えないことでも起きますし、物流危機などで食糧が運ばれなくても起きます。
もちろん、地球上のどこかで異常氣象によって不作になっても起きてしまうのです。
そのように考えると、自分の目の前から食糧が無くなるという状況がどのように起きるかを自分の住んでいる環境で考えなければ、意味のある対策にはならないと思います。
高層タワマンにお住まいの人と郊外の戸建に住んでいる人とでは、向き合わなければならないリスクは全くと言っていいほど違います。
老婆心ながら思うのは、都市部のタワマンに住んでいる人は、かなり徹底した対策をしておかないと取り返しがつかないことになると思います。
今頻繁に震度5クラスの地震が起きていますが、想定される大地震が起きた時には道路の損傷が激しく、トラックなどの運送車両が通行できなくなることが予想されます。
ですから都市部には水や食糧が入ってこないと覚悟した方がいいと思います。
物流が麻痺する期間はどのくらいなのかはまったく予想できませんが、能登半島地震で発生から4ヶ月経っても水道が復旧していない地域もあると聞いております。
山間部の被災地においては、まったく手付かずのままのところもあるといいます。
だれかが自分の希望通りにお膳立てしてくれるという甘い考えは捨てなければいけません。
国民が万が一の備えをすることで、国や自治体も復旧活動に力を注げるというものです。
食糧備蓄のことや高層マンションに関する情報は、以前の動画でも何本かに渡って言及していますのでぜひご覧ください。
この動画をこの時点までご視聴いただいた方は意識の高い方だと思います。
だれがなんと言おうと、万が一の備えはしておかなければいけないと思います。
ぜひ共に大事な人を守るため、すべきことをしていきましょう。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。