

【編集後記】
突然やってくる地震などの災害は、一瞬にして平穏な日々をも破壊します。
そして能登半島の人たちの様子についての報道をみると、やはり例外なくいつも被災者は物不足に悩まされていることがわかります。
家屋が倒壊してしまった場合は仕方ないとしても、最近の建築物はかなり地震対策が施されており倒壊には至らないと思います。
ということは、食糧備蓄や日用品の備蓄を日頃からおこなっていれば精神的にも肉体的にもストレスを減らすことができると思いますが、なかなか予め取り組むということはできないみたいですね。
そして被災後、真っ先に困っていたのは、やはり水だったようです。
水の準備はしっかりしないといけません。
今年は、元日からとんでもない試練によって幕開けとなりました。
この一年は、相当いろいろなことが起きると思ったほうがいいのかもしれません。
氣を引き締めていきたいものです。
【以下、文字起こし】
みなさんこんにちは。好奇心TVです。
今回の動画は、急遽1月1日に発生した能登半島地震の報道を受け、動画を作成しています。
まずは、今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、 そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
そして1日も早い復興をお祈り申し上げます。
今回の地震についての情報は、災害情報をリアルタイムで確認するほうが正確ですからそちらをお勧めするとして、現地から送られてくる情報から災害時にはどんなことが起きるかについて、今一度災害対策を考える上で参考になると思います。
突然見舞われる災害発生時において被災者が困っていることとはなんなのか。
日本全国でいつ起きてもおかしくない災害について改めて考えてみたいと思います。
我が家の取り組みも紹介しますので、ご自身や家族の身を守るためにも参考にしていただけたらと思います。
ぜひ最後までご視聴ください。
このチャンネルでは、自分や家族の身を守るためにできることや、日本人がこれ以上騙されることがないようにするための情報を発信しています。
チャンネル登録がお済みでない方はぜひチャンネル登録をお願いします。
さて、この動画作成時においては、能登半島地震の被害状況の全貌はまだまだ不明なのですが、あれだけ広範囲に及ぶ被害状況をみると、かなり深刻な状況であることは間違いなさそうです。
私は地震情報について世界中で起きていることを確認していますが、2023年はマグニチュード7以上の地震が例年になく頻発していたので心配はしておりました。
特にフィリピン付近を震源とする地震には注意が必要だと思っています。
地震に関してはバヌアツの法則と言われている理論があり、この地域と日本の地震には関係があると言われてきました。
もちろん、この理論には賛否両論あるわけですが、私にはそんなことはどうでもよくて、地球という一つの生命体が蠢いており、その一部の地殻が今回の地震でストレスを解放したことで必ず他にもその影響は出てくると思っています。
それはいつ起きるかわかりませんが、今回の能登半島地震で起きている被災者の困難な状況を知って防災対策に力を入れていくしかないと思います。
今回の震災は夕方16時頃に起きており、そろそろお腹が空いて晩御飯のことを考えていたようなタイミングでのことだけに、避難している方は寒さと空腹に襲われていることでしょう。
みなさんもすでにご覧になったと思いますが、歴史的な古い街並みが家屋の倒壊と火災に見舞われており壊滅状態になってしまいました。
ところが、比較的新しいと思われる建物には、見た目には被害がないようにも見受けられますが、取材に応じていた被災者たちは口々に物資が足りないと言っていました。
特に水の確保が難しいことになっているようです。
停電が起きているのは当然のことですので、電氣で動くものは全てアウトですし、避難所での生活はプライバシー保護が難しいのと、床の冷えがもろに体を冷やすので段ボールが欲しいと言っていました。
道路も寸断されている様子も報道では確認することができます。
おそらく陸の孤島という状況になっている世帯もあるのではないでしょうか。
印象的だったのは飲料水の補給車に集まって来ている被災者たちの様子でした。
高い確率でいわゆるポリタンクが準備されていない状態だったのです。
それは着の身着の儘で避難したので仕方ないのかもしれませんが、それにしても明らかに水の補給を受けることができる状況ではない人もいました。
こうして被災地の情報をほぼタイムラグなく映像で確認できるというのは本当にすごいことだと思いますし、私たちも非常時に対して準備しておかなければならないことを再確認できますよね。
そこでどんな災害においても共通して困ることを挙げておくと
1)飲料水、生活用水の不足
2)食糧不足
3)トイレ
4)停電による通信機器の充電
5)プライバシーがなくなる
6)安眠できない、寒い
ということになると思います。
普通の生活ができなくなるわけですから、これらのリストはほんの一部に過ぎないのでしょうが、予め危険予知をして対策することでかなり解決できるということも事実です。
ただ、自宅が損壊して避難所にいくことになった場合は、いつ終わるかわからない避難所生活は非常に過酷であり、精神的にも肉体的にもキツイことになると思います。
避難所生活での心身に与える影響は大きく、毎回避難所で命を落としているかたも出ています。
避難所生活というのは、仮に自分がどんなに食糧備蓄していても周りは空腹でいるわけですから、頻繁になにか食べていることを周囲に氣付かれたりすると、なかなかやっかいなことになりそうです。
ですから自宅での避難生活ができることが一番ですよね。
そこは運に任せることにして、我が家の取り組みについて情報をシェアーしていこうと思います。参考になるところがあれば取り入れてみてください。
我が家で使用する製品情報は概要欄に詳細リンクを貼っておくので、後ほど確認してみてください。
まず1の水についてですが、単純に水のペットボトルを購入しています。
量は、我が家は大人3人暮らしなので、一人1日3リットル必要と設定して3週間分、本数にして96本、約200リットルを備蓄しています。
イメージしやすくドラム缶にするとちょうど一本分という感じです。
その水ですが、特に長期保存用の物を用意しているわけではありません。
ペットボトルの水というのは通常で2年間の賞味期限が示されていますが、空氣に触れなければ5年も大丈夫だそうです。
長期保存用とはなにが違うかというと、容器に差があるようで、通常のペットボトルは若干の水の蒸発は避けられず規定量2リットルを保持できるのが2年間ということになっているだけですから、防災用の高いものを買う必要はないと思います。
そして、水は命を保つためには絶対欠かせない物で、仮に1週間食事を摂れなかったとしてもなんとか生き延びることはできますが、水を3日間飲むことができない場合は高い確率で命を落とすことになります。
ですから水に関しては特にお金を使ったほうがいいと思います。
そして、もしかすると外出先で被災する場合とか、家を放棄して避難を余儀なくされることもあると思います。
その際に大量のペットボトルを持って避難できるわけではありませんので、携帯浄水器というものを家族分購入し、避難用リュックに入れてあります。
特に問題なのは、ちょうど自宅にいる時に被災するなら備蓄も役に立ちますが、出先で被災する場合です。
そこで我が家では車の移動が多いため、車に避難リュックを載せています。
それだけではなくて、折りたたみ式のポリ缶や、本格的な浄水器も載せてあります。
携帯用浄水器は、長年の歴史もあり、その品質は軍隊でも使用されているという信頼のカタダインの物を購入しています。
携帯用のものは、仮に川の水などを汲んでもフィルターによって飲料水になるという優れものなのですが、都会に流れる洗剤などの化学物質を含んだ水を浄水できるかというと、それは難しいと思います。
しかし、水に存在する99.9%の微生物、バクテリアはこれで除去できるので安心だと思います。
浄水能力は1000リットルですからドラム缶5本分ということで緊急時には心強い製品だと思います。
仮に1000リットルとペットボトルで準備したら4万円になりますからコスパも抜群です。
そして、併せて車に載せているのは同じくカタダインのコンビという製品で、本格的な浄水能力を発揮します。
これは、軍隊でも使用している超優れもので、5万リットルの浄水機能を持ち、戦場でも使われているということで泥水やたまり水も飲料水に変えられます。
なので自宅で雨水を貯めておき、この浄水器によって飲料水に変えられますので心強いと思っています。
コスパは50000リットルもの浄水を可能とするので、ペットボトル換算で200万円分以上の水を作り出すことができますから優れていますし、なにより安心です。
そして生活水の確保については、水中ポンプも購入しています。
我が家の生活圏では、川のところにまで降りることができないように柵が設けられておりますから、8.5メートルの高さまで吸い上げることができるポンプを購入してあります。
橋の上から繋いだロープで降ろして吸い上げるというわけです。
まだ試していませんが、水中に含まれる混入物を沈殿させて飲料水に変えることができるパウダーも購入しており、なんと5000リットル分が数千円で購入できます。
これは大阪の会社が発売しておりまして、アフリカの水事情をよくするために貢献しており、日本国内よりも海外からの需要の方があると言われているものです。
このパウダーによって分離された上水を浄水器にかければ飲用にできるようになるというわけです。
水に関してはかなり力をいれています。
そして2の食糧備蓄ですが、水と同じで不足すると命の危機に遭遇します。
食糧備蓄というのは、地震などの自然災害に対してだけでなく、輸入大国日本は世界で戦争が起きたりした時にも致命的な影響を受けます。
今加熱する中東情勢は、石油や天然ガスなどの輸入が途絶える危機に面しており、もしそんなことになったら文字通り生きるか死ぬかの状況になります。
にも関わらず食糧備蓄をしないことを決断している人の感覚はわかりませんが、起きる時は起きます。
私はご覧のようなリストをエクセルを使って管理しています。
1日に必要な米の量やおかずの量。
1週間のメニューを考えて、どれだけの期間用意をするかということをわかりやすく管理しています。
備蓄というのは経済的な都合もありますので、毎月計画的に購入しているのですが、今現在は1年半くらい家族3人が食べることができるようにしています。
米は玄米、白米、無洗米を織り交ぜながら約300キロ備蓄しているのですが、長期保存ができるように真空パック器を使って、約1.5キロずつ分けて保存しています。
状況によっては水の入手が困難になる可能性もあるでしょうから、炊き込みご飯や赤飯、牛丼などの缶詰も用意しており、これらは車にも1週間分常に載せてあるという感じです。
3に関してもかなり重要なことで、下水に流せないことも考えて糞尿を固める製品を用意しています。
それと共に簡易便座と、一人用のワンタッチ組み立てテントもあります。
これも車に載せてありますので結構な物量になりますが、何か起きた時に慌てたくはありませんから仕方のないことです。
4の停電対策については、かなり困ることになりますからしっかり準備しなくてはいけません。
停電対策として考える時に、どのような状況で使用するかはそれぞれ違います。
例えば医療機器を使用しなければならない家族がいる場合などはその典型で、その電氣機器の使用電力量を把握した上で準備が必要です。
というのは、ポータブル電源にも使用できるワット数に応じて種類があるからです。
私は700Wのものを2台用意しています。
発電するには太陽光を利用して発電するソーラーパネルというものがありますが、私は100Wの物を2枚持っています。
ただし曇りの日などではほぼ発電はできないということと、100Wのソーラーパネルと言っても100W発電してくれるわけではありません。
経験上50から60ワット位発電してくれればいいところだと思います。
そうなると700Wのポータブル電源を満充電するのに必要な時間は、10時間ちょっとかかります。
ということは実質的な日照時間を考えると3日ほどかかることになります。
なので私は発電機も準備しています。
燃料となるガソリンや軽油は保管に危険が伴うし保存可能期間も短いので、カセットガスボンベを燃料とするタイプを準備しています。
ついでに言うと、暖房器具としてのストーブもカセットガスボンベを使うタイプのものにしていますので、その備蓄量は150缶ほど持っています。
最後に5と6については、避難所での生活をしなければならないことを想定して、大人3人が横になれるワンタッチ組み立て可能なテントも用意しています。
当然寝袋もありますし電氣毛布もあります。
寒さと飢えというのは、精神的なダメージが計り知れないと思いますので、困らないように日頃から想像力をフル稼働させて考えて準備しています。
ぜひ参考にしてください。
あと最後に被災地で致命的な怪我のひとつに足の怪我があります。
これは、金属片やガラスなどで靴底を突き破り怪我をするというものです。
靴底などは釘など尖ったものによってあっという間に突き抜けてしまいます。
仮に足を怪我したら避難をするためには致命的です。
そこで我が家では、踏み抜き防止ソールを普段履いている靴に入れています。
金属板が入ったものは重くて硬いので、特殊繊維で作られたものが実用的だと思います。
予備も含めて購入検討アイテムに入れるとよいのではないでしょうか。
我が家の使用アイテムは、概要欄に製品リンクがありますので詳細を確認するのにお役立てください。
ブログにも一部の製品について詳細説明を加えたものを掲載していますので、そちらもご利用いただけたらと思います。
いかがだったでしょうか。
まだまだご紹介したいことは山ほどありますが、また別の機会に譲るとして、しっかりと理解しなければならないことは、平穏な日々というのはある時一瞬で失われてしまうということです。
今回の能登半島地震の報道を見ていてもそれは窺い知ることができます。
ついさっきまで居間でコタツに入ってテレビを観ていたのに、一瞬で帰らぬ人となってしまうわけです。
どんなに準備をしていてもダメな時はダメなのですが、やらなかった後悔ほど辛いものはないと思います。
世界情勢は今後ますます混沌としていきますので、起きることは物価高です。
値上がりするということは経済的負担も大きくなるわけで、必要なことにお金を使うことを迷っている場合ではないと思います。
値段が高くなるのもキツイですが、物があるだけまだましで、そのあとすぐに起こってくるのは品不足ですし、品切れです。
そうなった時はどんなにお金を積もうともないものはないのです。
究極の状況では、お金がどれだけあっても飢えで苦しんだ挙句、命を落とすことになります。
万が一の時には政府の備蓄米や、自治体の非常用食糧の支給をあてにすることはできませんし、自分や家族の命を他人任せにすることはナンセンスです。
特に政府の備蓄米をどのように国民に支給するかの方法が明確になっていないと思います。
戦後の時の配給通帳のようなものを配ることもしていませんし、国民全員に行き渡る量はないと理解しておいたほうが現実的だと思います。
多くの人が少なくとも自分や家族の食糧と水の備蓄をしていれば、奪い合いなどのカオス状態になることはないと思います。
毎月無駄なお金の出費を抑えて買い足していくことが重要です。
ぜひ大難を小難に変えて生き延びていきましょう。
この動画が、今一度備蓄の見直しをすることにお役立ていただけたらと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。
以上で今回の話は終わりとしますが、
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最後までご視聴ありがとうございました。
好奇心TVでした。